ジョゼ•ジョバンニ 「ラ•スクムーン」 (1972) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【moviecollectionjpチャンネル 「ジャン=ポール•ベルモンド傑作選3」 2022/6/23公開:2分18秒】





【 ROBAGGIO 10 チャンネル 2007/9/15 仏語予告編:3分41秒】




【作品紹介:「Wikipedia」より引用】 


1972年のフランスの暗黒映画(フィルム・ノワール)。 監督はジョゼ・ジョヴァンニ、出演はジャン=ポール・ベルモンドとクラウディア・カルディナーレなど。 ジョゼ・ジョヴァンニの1958年の小説『ひとり狼(原題:L’Excommunié)』をジョヴァンニ自らの脚色・監督で映画化した作品である。

またジャン・ベッケル監督の1961年公開の『勝負をつけろ』も『ひとり狼』を原作とした作品であり、ジョヴァンニ自身がベッケルと共に脚本を担当しており、主演も同じくジャン=ポール・ベルモンドである。 

なお、原作小説はジョヴァンニ監督が、若い時にペルピニヤン・サンテ監獄で知り合った実在の一匹狼をモデルにした作品である。



【あらすじ:「Movie Walker Press」より抜粋引用】 


1943年南仏の港町マルセイユ。ギャング組織の力は政界や警察にまで及び、ビアノバというボスが支配していた。ザビエ(ミシェル・コンスタンタン)はその組織でも有数の勢力を誇っていたが、それを快く思わぬビアノバは彼を罠に陥れ、投獄させた。

ザビエの妹ジョルジア(クラウディア・カルディナーレ)は、暗黒街“ラ・スクムーン”と呼ばれている、兄の弟分ロベルト(ジャン=ポール・ベルモンド)に相談した。これを知ったビアノバは殺し屋をさし向けたが、失敗し、新たにロベルト暗殺を計り、逆に裏をかかれ倒され、縄張りのカジノを奪われてしまう。

ザビエの無実を主張して、ロベルトの活動が始まったが、判決は強制労働20年と決定した。ザビエを救うには最早脱獄計画しかなかった。

ある日カジノでのトラブルからの凄絶な拳銃の応酬が開始され、その結果、ロベルトはザビエと同じ監獄に送られ、強制労働20年を言い渡された。入獄後、彼はザビエの消息を知ると自ら罪を重ねて独房入りし、やつれ果てたザビエとめぐり逢った。……


【結末までのネタバレありのあらすじ:「Movie Walker Press」(上矢印)をご参照下さい。】




【感想】

ベルモンドのギャングものの代表作だろう。ロベール·アンリコ監督の「オー!」(1968 下矢印)も名作なのだが、あれはチンピラの話。ギャングの大物の話としては、これだろうか。ただアラン·ドロンと共演した「ボルサリーノ」(1970) は未見なので、ギャングもの暫定1位というところだ(笑)
ギャングものだが、ベルモンドが演じると極悪非道というより、人間味溢れるギャング。何しろ親友ザビエとの友情物語でもある。
本作は「大盗賊」(1962) に続いてのクラウデイア·カルディナーレとの共演。クラウデイア·カルディナーレは両親はイタリア人🇮🇹だが、当時フランスの保護領だったチュニジア🇹🇳生まれ。従って、イタリア語だけでなく、フランス語🇫🇷も堪能だったに違いない。それでベルモンドと共演という訳なのだろう。



【スタッフ·キャスト·上映時間•公開日:「Wikipedia」(上矢印)より引用】
スタッフ
監督·脚本:ジョゼ·ジョバンニ
撮影:アンドレア·ウィンディング
音楽:フランソワ·ド·ルーベ

キャスト
「ラ·スクムーン」ことロベルト:ジャン=ポール·ベルモンド
ザビエ:ミシェル·コンスタンタン
ジョルジア (ザビエの妹):クラウデイア·カルディナーレ
上映時間·公開日
上映時間:1時間48分
フランス公開日🇫🇷:1972年12月12日
日本公開日🇯🇵:1973年6月16日
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鑑賞日:2022年9月7日
場所:新宿武蔵野館



【ジャン=ポール•ベルモンド代表作】

ジャン=リュック•ゴダール 「勝手にしやがれ」 (1960)
ピーター•ブルック 「雨のしのび逢い」 (1960)
ヴィットリオ•デ•シーカ 「ふたりの女」 (1960)
マウロ•ボロニーニ 「ビアンカ」 (1961)
ジャン=リュック•ゴダール 「女は女である」 (1961)
ジャン•ベッケル 「勝負(かた)をつけろ」 (1961)

ジャン=ピエール•メルヴィル 「いぬ」 (1963)

アンリ•ヴェルヌイユ 「太陽の下の10万ドル」 (1964)
ジャン•ベッケル 「黄金の男」 (1964)
アンリ•ヴェルヌイユ 「ダンケルク」 (1964)
ジャン=リュック•ゴダール 「気狂いピエロ」 (1965)
ジャン•ベッケル 「タヒチの男」 (1966)
ルネ•クレマン 「パリは燃えているか」 (1966)
ルイ•マル 「パリの大泥棒」 (1966)
フランソワ•トリュフォー 「暗くなるまでこの恋を」 (1969)
クロード•ルルーシュ 「あの愛をふたたび」 (1969)
ジャック•ドレー 「ボルサリーノ」 (1970) 

ジョゼ•ジョバンニ 「ラ•スクムーン」 (1972)
フィリップ•ド•ブロカ 「おかしなおかしな大冒険」 (1973)
アラン•レネ 「薔薇のスタビスキー」 (1974)
フィリップ•ド•ブロカ 「怪人二十面相」 (1975)

ジョルジュ•ロートネル 「恋にくちづけ」 (1984)
クロード•ルルーシュ 「ライオンと呼ばれた男」 (1988)
クロード•ルルーシュ 「レ•ミゼラブル」 (1995)
パトリス•ルコント 「ハーフ•ア•チャンス」 (1998)






No.12335   Day 5074