第57回「Here, There And Everywhere」(1966)/Beatles | 柑橘スローライフ

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ビートルズというロックバンドと、
他のロックバンドとの大きな違いは何でしょうか。

そんなことを漠然と考えてみますと、
何度も指摘していることの反復になるのですが、

一番大きなものは、やはり作曲力。
同一調性ならば、その進行を最大限に模索する創作力。
調性を多用するものならば、旋律への和声付けの際のその転換の妙や
不確定感の極めてナチュラルな演出力といったところ。
そして、常時マルチパートハーモニーを多用するというポリフォニックな側面等々。

一般のロックバンドが、楽器でもヴォーカルでも、
個人的なテクニック(早弾きや美声など)を最重視する傾向にあるのに反し、
ビートルズの音楽は常にポリフォニックな指向の中で、
作編曲とハーモニーを重視するという意味では、「反ロック」的な側面もあり、
現在でもエピゴーネンがほぼ成立しえないということがわかる気もします。
つまり、創作物そのものの方向感が一般的なバンドとは「根本的に違う」
ということなのだと思われるのです。

もちろん、例えばひとつ、コーラスハーモニーという側面だけをとってみれば、
イーグルスのとても美しいフォーパートハーモニーや
ボストンの最高音の多重録音によるハーモニーなどは、
実に素晴らしいものであり、ビートルズを軽く凌駕するものがあるわけですが、
作曲上の構築力や様々なディテイルの工夫、あるいは真の意味での、
音楽のポリフォニック性など、総合的な音楽性という観点で見ると、
やはりどのバンドも「帯に短し襷に長し」で、何かかが必ず欠けてしまいます。
もっとも、後年の作品であればある程、録音の音質だけは向上しますが。

そういう諸々の点で、ビートルズの音楽は秀でているため、
その総合性を、誰も凌駕することができないということなのだと思います。
多くのロックバンドの曲は、どんなに音を厚くしても、
基本的に、ホモフォニックなものである場合が多く、
音楽としての立体的・有機的な「深み」に足りないものが多いのに対して、
音楽性の謎を紐とけば紐とくほど、ビートルズの音楽は、
歴史的あるいは本来的な意味合いにおいて、「純粋な音楽性」に溢れている、
そんなことが言えるのではと思っています。

そんなビートルズの「純粋な音楽性」の一端として、
「メロディとマルチパートハーモニーの美しさ」がありますが、その代表例の一つが
「Here, There And Everywhere(ヒア・ゼア・アンド・エブリホェア)」(1966年)です。



早速細かく分析していきたいと思います。

【オープニング】
前回のヘルプで「コーラス入りのイントロ」の話をしましたが、
この曲のこの部分も、本編では出てこない「序唱」のようなものです。
歴史的な声楽曲などでは、このような部分を本来は「ヴァ―ス」と言うと
思いましたが、ここではオープニングとします。

ジョンとジョージ、そしてポール自身による多重録音を含めたスリーパート、
いや、スリーパートよりも実際にはもう少し重ねていると感じられる、
ムードあるコーラスハーモニーに下支えされながら、
ポール・マッカートニーのユニゾンのダブルトラックによるリードヴォーカルが、
豊かな旋律の中で、何かを宣言しているかのようです。
ここで述べている詩の内容は、大体こんなような意味でしょう。
「よりよい人生を送るためには、僕のそばには愛すべき人が必要なのだと思う」
なんとも堂々とした、ラブソングの始まりです。

ここでの和声は、G→Bm7→B♭→Am7→D7で、
進行は一応Gキーらしいなということがこの段階ではわかります。
ディグリーでは、Ⅰ→Ⅲm7→B♭→Ⅱm7→Ⅴ(1・3・B♭・2・5)。

ここで面白いのは「B♭」で、Gキーの中には構成されませんが、
これは一時転調というよりも、Ⅲm7からⅡm7に下降する際の経過和音で、
基本的には、ジャズなどで多用される「パラレルモーション」だと思います。
しかし、読んで字のごとく、パラレルは「平行」という意味合いで、
「平行進行」のため、B♭ではなく、本来はB♭m(Ⅲ♭m)でないといけないのですが、
実際的な状況を考慮すると、和声のシーケンスとしては、
「パラレルモーションの派生形」としていいのだろうと思います。
即ち、あえてディグリーで表すと、一寸変ですが「Ⅲ♭m7♯3」です。
(何故変かといいますと、マイナーの♯3ならばそもそもメジャーだからです)

しかし、この「B♭」は、ジャズなどでの一般的な経過和音の使用法ではなく、
尺のある「ひとつの提示和音」として使用されています。
そのことが、この部分のポイントです。

To lead a better lifeときて、その次のI need my love to be here.

ここの「I need ~」の部分まるまるなのです。これは結構、驚きです。
ジャズなどでは、ひとつの和音ともう一つの和音の一瞬のつなぎ目として、
アクセントのような形で、経過和音は使われる事が多いわけですが、
ここでは堂々としたひとつの和音として使われています。
言わば「経過和音の最大化」といったところなのでしょうか。

先ほど「一時転調というよりも」と言いましたが、尺が長いため、
この部分は、現実的には短3度上の「B♭キー」に実際にはなっているとも言えます。
(ちなみに和声の臨時記号は長い短かいに関わらず、基本一時転調です)
そのため、コーラスハーモニーもB♭をなぞっているので、
和声的にも豊かな進行になっていると言えます。

では何故、ここでは本来のB♭mではなく、B♭なのか。
これを煎じつめて少し考えてみます。

ひとつは、この曲が和声から考えられているのではなく、
メロディから考えられている、と思われることです。
クラシックなどの作曲の観点で見ると、そんなことは当たり前と思われがちですが、
ロックなどの場合は、結構、コード進行の上に「なぞる」ような形で、
メロディを後付けしていると思われるものが多いのです。
しかし、軽音楽史上最も成功した作曲家としてギネスもが認めるマッカートニーは、
当然そういう作り方はせず、メロディの創造から始めるわけです。

彼の創造するメロディ(旋律)は、とりあえず、調性を無視し自由に飛翔し、
旋律へのハーモナイゼーションとして、結果的にここでの和声付け(ヴォイシング)が
「B♭」の和音を紡ぎだしたということなのだろうと思うのです。
実際、この部分の旋律は、ほぼ「B♭」の構成音です。

そしてもうひとつは、このオープニング全体そのものが、
「ドミナントのような存在」なのだということ。
つまり、続くヴァ―スのトニックからの「始まり」を大いに期待させる、
不安定な序唱であり、早く始めたいと言う収縮性を感じさせるということ。
私はここで、明らかに「ピボット」あるいは、影の「ペダルポイント」として、
「D」音を強く感じます。

D音はドミナントノートであり、このB♭がB♭mではない大きな理由の一つと推測します。
それは、B♭の3ndノートをそのまま、前のBm7の段階から変化させなければ、
「D」音がペダルポイントとしてそのまま維持できるということです。
こんなところも、ここでの「B♭」の理由として考えられるだろうと思うのです。

そして最後に、これがもしかすると真実かもしれませんが、
このB♭は転調キーとして、展開部(サビ)に後ほど出てきます。
このことを考えると、このオープニングは曲全体のダイジェストとして、
冒頭で提示されていると考えることもできます。
もしそうだとしたら、作曲家として、もう既に職人的な仕事の仕方をしている
とすら言えるのではと思います。

ちなみに、オープニングの最後は、Ⅱm7→Ⅴのツーファイブで、
ヴァ―スの始めのトニックに向かい、ツーファイブワンで進んでいきます。
ツーファイブワンは、王道中の王道と言える「強進行」です。

【ヴァ―ス】
引き続き、3人による美しいコーラスハーモニーに乗りながら、
ポールのリードヴォーカルが、淡々とラブソングを紡いでいきます。

この時代のビートルズサウンドは、初期ステレオの時代という事もあり、
個々の楽器やヴォーカルの「位相」が散らばっていて、実に楽しいもので、
「ステレオ」というものの面白さを存分に味わえるような気がします。
現在の音楽に、こうしたいかにも「ステレオ」を感じさせるものが少ないのが、
私には少し残念に感じます。

楽器の和声ですが、キーは「G」で、まず最初の部分が、
オープニングのツーファイブから引き継いで、
①G→②Am7→③Bm7→④C→⑤G→⑥Am7→⑦Bm7→⑧Cと進み、ディグリーで表すと、
Ⅰ→Ⅱm7→Ⅲm7→Ⅳ→Ⅰ→Ⅱm7→Ⅲm7→Ⅳ(1・2・3・4・1・2・3・4)という、
見事な「1・2・3・4進行」になっています。

これはⅠのトニック(主和音)に始まって、一つずつ、和音が2度上昇していくもので、
感情のゆっくりとした高まりを表しているかのような味わいがあります。
この進行は、おそらくポールもジョンもよく作曲に使用する和声で、
すぐに思い当たったのが、ソロのジョン・レノンの遺作である「ウーマン」の
ヴァ―スの始めの部分です。
奇しくもどちらも美しいラブソングですので、この「1・2・3・4進行」は
ラブソングには合っている進行なのかもしれません。
日本では、荒井由実さんの「瞳を閉じて」などが同じ進行ですね。

そして続いて、すごい進行になっていきます。Gキーで進行していたのに、
①F♯m→②B7→③F♯m→④B7→⑤Em7→⑥Am→⑦Am7→⑧D7
和声に詳しい方が見ればすぐにわかると思いますが、
とりあえず、Gキーのディグリーでは殆ど表せない状況になってきてます。
しかし、旋律の違和感は無く、ただ美しいだけです。
ここでも旋律から作られ、ヴォイシングの結果として、
和声が追随している形が手にとるように分かります。

「Gキーの上に、F♯mとB7」、これには一瞬戸惑ってしまいますが、
ここでの進行は、まずピボットも無しに突然Eキーに一時転調して、
Ⅱm→Ⅴのツーファイプ進行(F♯m→B7)を続けて2回。
これはGキーから「短3度下の位置のEへの転調」です。
(旋律面からはEキーの決定はできませんが、ここは間違いなく、
EキーのⅡ→Ⅴと断定します)

そして、すぐに復調して、GキーのⅥm(6)のEmからⅡmのAmに進行。
ここでの復調は、上のEキーのツーファイブからワン(E)に行こうとするトニックへの
解決の進行感を利用して、ルートのE音をピボットノートとしてEmに進行。
Emは元のGキーのⅥ(6)の和音のため、違和感なく復調できているという仕組み。
(ただ、実際の聴感的には、ここでもAmに一時転調し、Ⅴ→Ⅰともいえる)

そして、戻ったGキーで、またもやⅡm→Ⅴ→Ⅰのツーファイブワンで、
堂々とヴァ―スに戻っていきます。
メロディがしっかり構築できているからこその進行で、
和声のみで奏でられると、一時転調の部分は、
少し不思議な感じを抱く進行なのではないかなと思います。

これらは、「技の宝石箱」とでもいうようなもので、
ポール・マッカートニーという人の「凄さ」をまざまざと見せつけられます。
しかし、返す返すも、これも旋律の創造の所産であり、音楽の創作において、
旋律を考えることから始めることの重要性が示唆されているように思います。
「ギターコードを鳴らして、作曲などと、うそぶいてはいけないよ!」
ポール・マッカートニーはそんなようなことを言っているような気もします。

【サビないし展開】
I want her everywhere~から始まるサビ(ないし展開)。
進行は、(F7)→B♭→Gm7→Cm7→D7→Gm7→Cm7→D7
これはヴァ―スのGキーから「短3度上の位置のB♭への転調」です。

ちなみに、B♭とGmは平行調のため、聴感的には、
元のGキーからの同主調転調(Gm)とも感じられますが、
B♭の前にドミナントのF7が経過的に挟まれているため、
B♭キーと考えることが妥当と思います。ディグリーでは、
(Ⅴ)→Ⅰ→Ⅵm→Ⅱm→D7→Ⅵm→Ⅱm→D7((5)・1・6・2・D7・6・2・D7)です。

ここでは、B♭のメジャースケール上に構成されない「D7」のコードが
2回出てきますが、この2回の「D7」はそれぞれ性格を異にしていると言えます。

1回目のほうは、本来ここに配置される可能性が高いのが、Ⅲmの「Dm」で、
ここでの「D7」は「Dm」の置き換えで、軽音楽で良く使われる同主コードへの
置き換えですので、一時転調とは言え、ここの場面はB♭キー上です。

しかし、2回目は同じようにⅡmからの進行ですが、ここの「D7」の時点で、
ヴァ―スのGキーに復調していると言えます。つまりここの「D7」は、
先ほどのB♭キー上のⅢmの置き換えのⅢではなく、
元のGキーのドミナント(Ⅴ)に変化して戻っているということです。
そして、この「D7」コードのルートのD音は、
私がオープニングでペダルポイントと指摘した音でもあります。

【バッキングのハーモニー】
バッキングのスリーパートハーモニーについても少し触れておきます。
基本的には、楽器の進行和音に即し、和音の転回形を駆使して、
それぞれの場面に適した集積音にしているようです。

ヴァ―スの「1・2・3・4進行」のところは、
和音の第1転回形で、ルートをトップノートに置いているようです。
(実際には3パートというより、もっと多くの音が重なっているように思えますが)
また、ヴァ―ス終わりのツーファイブのツーの場面では、
トップノートをセブンスにするなどして、メリハリをつけ、
ハーモニー効果を最大限に発揮させるための工夫をしているようです。

トップノートはポール自身の多重録音と思いますが、
ミドルノートとボトムノートをジョンとジョージのどちらがやっているかは、
ちょっとわかりませんでした。慣例的にはジョンがボトムかなと思います。

それにしても、この三人のコーラスのブレンドとピッチの良さがわかります。
とても素晴らしいハーモニーワークではないでしょうか。

【全体】
この曲の旋律とハーモニーの豊かさは、とても技術的で、
且つデリケートな表情を持った調性の変化によるところが大きいと思います。
この曲における転調は、ヴァ―ス途中の一時転調とサビの本格転調に共通した
「短3度」がポイントになっています。
すなわち、「短3度下のEキー」と「短3度上のB♭キー」で、
後々、ポップスの世界で多用されていく「短3度転調」です。

パイオニア的存在であるポール・マッカートニーのこの転調の使い方は、
実に巧みにそのキー内の構成コードを自在に扱うテクニカルなものと言えます。
特にEキーでは、トニックのEは影も見せず、ツーファイブのみなのてす。
(ファイブはEの同主コードのEmに進行していますので「影」は見せていますね)

返す返すも、この人の作曲能力には驚きます。
分析していると、「そうだったのか!」というサプライズの連続で、
実に楽しく、大変良い知識の集積になります。
ポール・マッカートニーの音楽作品の分析をするということは、
良質な推理小説やパズルを解いていくような、
大変なのだけれど、解けかけてきた時の「到達感」がたまらない、
そんな感じに近いような気がします。

そして.....
ビートルズの登場と活躍のために、ロック黎明期の音楽は、
たった10年余りで、隔世のものとなってしまった観さえあるようです。

第58回「Paint It,Black」(1966)/The Rolling Stones


ロック名曲百選/過去記事一覧

★第1章「ロック名曲・アトランダム編」
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第2回「Ask Me Why」(1963)/The Beatles
第3回「Epitaph」(1969)/King Crimson
第4回「Speak To Me~Breath」(1973)/Pink Floyd
第5回「You Never Give Me Your Money」(1969)/The Beatles
第6回「Achilles Last Stand」(1976)/Led Zeppelin
第7回「Babylon Sisters」(1980)/Steely Dan
第8回「What A Fool Believes」(1978)/The Doobie Brothers
第9回「New Kid In Town」(1976)/Eagles
第10回「Your Mother Should Know」(1967)/The Beatles
第11回「Take It Away」(1982)/Paul McCartney
第12回「Pretty Maids All In A Row」(1976)/Eagles
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第14回「A Whiter Shade Of Pale」(1967)/Procol Harum
第15回「Give Me Strength」(1974)/Eric Clapton
第16回「We Are The Champions」(1977)/Queen
第17回「Honky Tonk Women」(1969)/The Rolling Stones
第18回「Miss You」(1978)/The Rolling Stones
第19回「My Ever Changing Moods」(1984)/The Style Council
第20回「Hey Bulldog」(1968)/The Beatles
第21回「Here Today」(1982)/Paul McCartney
第22回「Alone Again(Naturally)」(1972)/Gilbert O'Sullivant
第23回「Good Night」(1968)/The Beatles
第24回「The Nightfly」(1982)/Donald Fagen
第25回「It's Too Late」(1971)/Carole King
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第28回「Tell Her About It」(1983)/Billy Joel
第29回「Don't Look Back」(1978)/Boston
第30回「Don't Stop The Dance」(1985)/Bryan Ferry
第31回「Eggplant」(1975)/Michael Franks
第32回「Words」(1982)/Bobby Caldwell
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第34回「Born To Be Wild」(1968)/Steppenwolf
第35回「I Keep Forgettin'」(1982)/Michael McDonald
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第37回「Alive Again」(1978)/Chicago
第38回「Roxanne」(1978)/The Police
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★第2章「ロック名曲・ロックのルーツ編」
第40回「Rock Around The Clock」(1954)/Bill Haley & His Comets
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★第3章「ロック名曲・ロックの確立期編」
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第51回「This Boy」(1963)/The Beatles
第52回「All My Loving」(1963)/The Beatles
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