第9回 「New Kid In Town」(1976)/Eagles | 柑橘スローライフ

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イーグルスというと「ホテル・カリフォルニア」ですが、
こういう超有名曲って、何故かあまり好きになれないんですね。

名アルバムの「Hotel California」ですが、
いつも一曲目を除いて聞いています。
1曲目を除いた時の最初の曲、それがこの「New Kid In Town」です。

イーグルスの魅力は何と言ってもコーラスワーク。
2声から4声の素晴らしいピッチと声色。
イーグルスはロックバンドという意味での価値より、
おそらく軽音楽史上に残るコーラスグループとしての価値のほうが高いだろうと思います。
とにかく、彼らの声の信じられない「親和性」。これが魅力です。
(この曲では特に後半が素晴らしいです)

リードギターのドン・フェルダーを除く全員が立派なソロボーカリスト。
一人がリードボーカル(この曲はグレン・フライ)をとり、残りのリードボーカリスト3人が
コーラスをつけるのですから無敵です。

軽音楽の歴史の中で、こんなピッチの良いスリ-、ないし、フォーパートのコーラスは、
未だかつて存在しないと言っていいと思います。
難しい楽器を演奏しながらやっているのに、楽器演奏無しのコーラス専業のグループより
圧倒的に歌がうまいって、どういうことなんでしょうね。




第10回「Your Mother Should Know」(1967)/The Beatles


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