第6回「Achilles Last Stand」(1976)/Led Zeppelin | 柑橘スローライフ

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Led Zeppelinの名作アルバムのーつである「Presence」。
そのオープニングが「Achilles Last Stand」(邦題:アキレス最期の戦い)。
ツェッぺリン得意の壮大なロック絵巻ともいうべき長尺作品の代表曲。
ギリシャ神話の英雄のアキレスを題材としていると思われる。

私事になるが、高校生の時、Zeppelinのコピーバンドをやっていた。
私はドラムスだったのだが、アドリブの多いこの曲のジョン・ボーナムのドラミングを
完コピし、そしてそれをご丁寧にも全て五線紙に採譜するという馬鹿な事をした。
アドリブが多いため、「繰り返し」で端折れないので、永遠と楽譜の枚数が増えて、
とうとう10枚以上になってしまった。
今でもそれが残っていれば貴重なのだが、多分どこかに雲散してしまっただろう。

ちなみにドラムスの楽譜というのは、意外にも一般の楽譜である「五線紙」で表す。
ただし、一般の楽器のように音階で表すのではなく、ドラムスのエレメントにより
記譜する位置が決まっており、その約束で作るのである。
(例えば、ハイハットは上の「ソ」の位置、スネアは上の「ド」の位置、
バスドラは下の「ファ」の位置という約束事がある)

話がそれたが、この「アキレス」。凄い曲である。
ツェッぺリン4人全員の凄味がひしひしと感じられる。
正直、現代的なポップなロックではない。これぞハードロックなのである。
へヴィメタではない、ハードロック。
それはツェッぺリンにのみ与えられるロックジャンルの称号である。




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