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俺は 自分の下半身が 大きく 堅く 勢いづいてくるのが分かったのだ。



恥ずかしい感覚は 全くなく 俺の男性自身が 切断されていないことが 嬉しかった。




レイコは 今回も やっぱり 俺の下半身の 男としての変化に 気づいているようだった。



間違いなく ニヤッと 艶っぽく 微笑んだ。



これは 間違いなかった。



俺は 自分の男性自身が 切断されていない事実が 嬉しくて 恥ずかしさなどは 全く感じなかった。



それどころか 大きくなったイチモツを みんなに見せつけたいほどだった。



しかし 身体が 完全に ベッドに 拘束されて 身動き取れないことも事実だった。



何もない 白い病室。



不気味な 静けさ。



静寂の中に 漂う 安堵と 不安感。



俺は どうなってしまったのだろうか?



考えても 今までの全てが 理解出来ない。



そもそも 俺って 誰なんだろうか??



レイコは 何者なんだろうか?



正直 俺は くるくる変わる 状況にも ついて行けない。



どう考えても この状況は おかしい。



俺は 自分の記憶が 曖昧なことも 気になっていた。



そもそも 会社名も 思い出せない。



そもそも どんな仕事だったっけ???



上司と 同僚って 思っている人物達も 思い起こせば 顔や 今までの つき合いが はっきり思い出せないのだ。






( つづく )




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