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しかも 素っ裸に 白衣の姿の レイコに 言われても 説得力がない・・・。



他の 医師や 看護師も 素っ裸に 白衣の姿なのだ。




そんなことが あって たまるか・・・。



俺は 連続婦女暴行犯なんかじゃ ない。



そんな 記憶も やった覚えも 感触も 何もない。



おれは やっていない。



少なくとも 素っ裸に 白衣の姿の 奴らの 言うことなんか 信用できるものか・・・。



しかし みんな 本当に いい肉体を しているなあ・・・。



レイコの話を聞きながら そんなことを 考えてる俺の 隙を縫って 忍び足で 近づいた 上田と 看護師が 俺に 何やら マスクのようなものを かぶせたみたいだった。



これは 麻酔か 何か・・・・。



意識が 薄くなっていくのを 感じた。



不意を突かれた俺は そのまま 深い眠りに 入り込んだようだ。



夢の中で レイコや 看護師や 上司や 上田の 裸体が 乱舞していた。



そして 各々が 相手を代えて 激しく 愛し合う姿を 淫らに 空想してしまった。



俺は 薄れゆく意識の中 このまま 女性になってしまうのかなどと 考えていたような気がする。



しかし 相変わらず 全ての記憶が 曖昧だった。



自分の 男性自身が 切断されるなんて・・・。



恐怖というより 今 目の前で起きている すべての出来事が 不思議でならなかった。






( つづく )




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