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レイコと 両親の三人は 不思議そうに 心配そうに 俺の行動を 見ていた。



俺が おかしいのか??




本当に 記憶を なくしたのか?



本当に レイコと ここで 暮らしていたって いうのか?



どうなってしまったんだ?



さっきの 病室みたいな部屋の様子は・・・ アレは 夢だったのか?



って いうか・・・、 今までの 俺の レイコを捜していた行動って 何だったんだ?



レイコが言った。



「 会社の方には あなたが 少し 体調を 崩したので 無理言って お休みを 頂いたの。 有給休暇だけでは 足りないので 病欠に してもらったのよ。 課長さんに 感謝しなくちゃね。 それと 同僚の 上田さんも 随分と 骨を折ってくれたのよ、あなたのために。 」



課長と 同僚の 上田は さっきの 病室でも 見かけたような・・・。



頭が ますます 混乱してきた。



俺は 心の整理も兼ねて 少し 眠らせてもらうことにした。



「 みんな・・・、 悪いけど まだ 頭が痛いんだ。 少し 休ませて くれないか? 」

レイコが 続けた。



「 それは いいけど・・・、 病院で 診てもらったほうが 良いんじゃないの? 今すぐにでも・・・。 」




レイコは とても 心配そうな表情だった。



俺の 頭には さっきの 真っ裸の 白い素肌の上に 白衣を 羽織っているだけの レイコの姿が 浮かんだ。



そして 豊かな乳房 くびれて腰回り 下半身の あの黒い陰り・・・ その光景が 頭から 離れなかった。



下半身が 熱くなる気がした。



こんな時に 俺は・・・・。



そのまま 意識が 遠くなっていった。







( つづく )




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