( 過去のリンクは 後ろに まとめてあります。 )



あの状況は 一体 何だったのだろうか?



レイコや 両親 上司に 同僚・・・。




白衣・・・。



病室・・・。



俺は 今 どうなっているんだ?



夢の中なのか 現実なのかは 分からないまま そんなことを 考えていたような気がする。



レイコって 女は 何者なのか ますます 分からなくなってしまった。



俺は 自分が 何者なのかも 分からなくなってしまっていた。



それでも 助けを求めて 訳の分からない 大きな叫び声を 上げ続けていたのは 間違いない。



叫び続けたまま 眠ってしまったようだった。



俺は 両親は なにより レイコは・・・・?



どれぐらいの時間 眠っていたのだろうか。



そして 俺は 目覚めた。



目を開けた瞬間 ハッとして 周りを 見回した。



そこは 紛れもなく 自分の部屋だった。



( これは どういうことなんだ? )



しかも 俺の視界には 心配そうに 見守っている 両親の顔が 映った。



白衣ではなく 服装を含め 全く 普段の両親の姿だった。



そして 何より 俺が驚いたのは そこに レイコの姿が あったからだ。



もちろん 裸でもなく 白衣でもなかった。



普段着の 清楚なレイコの姿が そこにあった。






( つづく )




過去リンクです。



戻ってきた恋人01


戻ってきた恋人02


戻ってきた恋人03


戻ってきた恋人04


戻ってきた恋人05


戻ってきた恋人06


戻ってきた恋人07


戻ってきた恋人08


戻ってきた恋人09


戻ってきた恋人10


戻ってきた恋人11


戻ってきた恋人12


戻ってきた恋人13


戻ってきた恋人14


戻ってきた恋人15


戻ってきた恋人16


戻ってきた恋人17


戻ってきた恋人18


戻ってきた恋人19