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それに レイコは 何者なんだ?



その時 白衣の下には何も 付けてなくて 薄い布地を 通して 白い 裸体に近い姿の 女性看護師が 三人に言った。




「 先生方。 この患者様 自分が 何故 手術を受けるのか、 何の病気なのか などと 聞くのですよ・・・、今更。 困ったものですわ。 先生方から もう一度 ちゃんと 説明して下さい。 それでも 理解出来るかどうか 不安ですけれど・・・。 」



俺が 悪者?



理解の悪い ダメ患者になっているのか?



どういうことなんだよ?



それにしても 看護師さん・・・ とっても いい肉体しているなあ?



俺は こんな状況なのに 随分と 不謹慎なことを 考えてしまっていた。



男の本能 全開だった。



まあ 考えたみたら 全裸に近い 男女が 二組も この病室に いるのだ。



そんな 異様な光景は なかなか あるもんじゃ ない。



俺は 段々と このような 奇異な 状況下で ふしだらな 不謹慎なことを 想像しても そんなに 悪いことではない気がしてきた。



俺は 自分の下半身が 大きく 堅く 勢いづいてくるのが分かった。



しかし 今では もう 恥ずかしいことも 何ともなかった。



みんな 同じような姿だ。



女性陣だって 外見上の変化は 分からないが アソコは きっと・・・ などと 不純な 意識で 頭が いっぱいに なっていった。



これも 正常な 若い 男なら 当然のことだ。



俺は 自分で 自分を 自己弁護した。



( 両親は どうなったのだろうか? )



少しだけ 色々な意味で 不安になった。



まさか 同じような姿で やって来るとは 考えたくなかった。



そんな中で レイコが 俺に向かって 話し始めた。



「 いいですか。 何度も言っているように あなたは 性転換手術を 受けなければ ならないのです。 この国の 法律では あなたのような ケースは 性転換手術することが 強制されているのです。 ここまでは 分かりますよね? 」





( つづく )




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