父親の誤嚥(心のこと) | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

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 さて、 一昨日 おととい 午後4時頃、母親から携帯電話に着信がありました。そして、自宅で、母親が 血相 けっそう を変えて、父親が  咽喉頭 のど に詰まらせたので、救急車を呼ぶ とのことでした。すぐに、聴診器を持って 父親のところに駆け付けました。すると、父親は話すことは出来ました。話を聴いてみますと、去る2月9日(火)の「母親の観劇・続報」のブログ の上段に、

「(前略)去る9月20日(日)の『父親の容態』のブログ の上段に、

『(前略) 唐突 とうとつ に、この内科医によりますと、(父親のことを)【〖狼が来たぞ〗と繰り返し言われても何でも無い患者がいるが、ときには本当に狼が来ることがある。】とのことでした。一緒に付き添った母親も、このことを聞かされました。イソップ童話の代表的な【羊飼い と 狼】と う題名の話の【狼少年】のことを、 比喩 ひゆ として言っているのであると思われました。(後略)』と記させて頂きました。この『狼少年』のようにならなければ いいが と思わせて頂いております。(後略)」と記させて頂きました 近医の内科医に、父親が受診をしたいと求めて 電話したとのことでした。すると、この近医の内科医から 自分の所に来るのではなく、某・東京都立Hp.(hospital[ホスピタル]の略です。以下、Hp.と示させて頂きます)に受診する ため に 救急車を呼ぶように言われたとのことでした。それで、母親が 某・東京都立Hp.に電話致しましたら、この近医の内科医から連絡はなく 入院棟が一杯なので 入院の必要があるならば  ほか のHp.に受診した ほう がいい と言われた とのことでした。

 

 ときに、去る4月29日(金)の「日々の出来事(昭和の日)」のブログの上段に、

「(前略)10年以上前の早朝、父親が 寝 なが 飴玉 あめだま めていて、 誤嚥 ごえん してしまったことがありました。このことにつきましては、去る11月5日(木)の『法人マイ・ナンバー』のブログ の中段に、

『(前略)先日、母親によりますと、刺身と 海苔巻 ( のりまき ) 頬張 ほおば って食べるので、 咽喉頭 のど に詰まらせるとのことでした。過日も、 咽喉頭 のど に詰まらせたとのことでした。若い頃から、母親は 度々 ( たびたび ) 咽喉頭 のど に詰まらせています。年を取りますと、摂食・ 嚥下 えんげ 面の様々な機能低下を しょう じてきます。 嚥下 えんげ 反射は、ゆっくり始まるようになります。 せき の反射が低下して、あまり むせにくくなります。そこで、 誤嚥性 ごえんせい 肺炎 に気を付けなければなりません。 ちな みに、 誤飲とは、食物以外の物を誤って口から摂取することいいます。また、この場合の せき は いい働きとして記させて頂きましたので、cough(英語: 咳嗽 がいそう )と示さずに 日本語で記させて頂きました。

 前述致しましたように、商売をしていたときの習慣で早食いになっているのです。廃業して約8年 ( ) っても、早食いの習慣は直らないようです。そこで、刺身は 子供のように半分に切って食べるように言いました。すると、それでは食べた気がしないとのことでした。

 あと、気を付けなければならないのは、御承知のように、正月に食べる もち です。母親によりますと、来年から もち は食べないとのことでした。なお、去る(昨年の)1月5日(月)の【お正月料理】のブログ の中段に、

【(前略)去る( 一昨年 おととし の)12月31日(水)の〖コロッケ〗のブログ去る(昨年の)1月1日(木)の〖謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)〗のブログのコメントの回答、すなわち、コメント2で、

〖(前略)20数年前、(中略)お もち を食べることが出来ない地域があると伺いました。日本でもそのような地域があるのかと誠に驚きました。それ以来、誠に有り難いことに、願を けて、お もち は頂いておりません( ひか えさせて頂いております)。このことは、去る( 一昨年 おととし の)10月5日(日)の〔ボランティア・高尾山登山〕のブログ に記させて頂きましたスタッフを含めたボランティアの 方々 ( かたがた ) 、そして、家族も知っています。(後略)〗と お伝え申し上げましたように、お もち の無い、小松菜とぶなしめじの野菜の お雑煮を頂いています。お正月に、日本中の 方々 ( かたがた ) が皆、お もち を食べることが出来ますように、と願を けて、心より祈らせて頂いております。(後略)】と記させて頂きました。このことにつきまして、前述の 去る(昨年の)1月1日(木)の【謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)】のブログ のコメント1で、誠に有り難いことに、【(前略)おモチやお蕎麦も、植物性食品であるにも拘わらず、祈りを込めて召し上がらないとは、本当に頭が下がりますm(._.)m!(後略)】と伺いました。

 話を戻しますが、御承知のように、幼児が 誤嚥 ごえん し易くて 気を付けなければならない食品があります。すなわち、落花生や あめ は 勿論のこと、こんにゃく入り 一口 ひとくち ゼリー、グミ そして マシュマロなどの柔らかい食品も そうです。前述の 去る( 一昨年 おととし の)10月5日(日)の【ボランティア・高尾山登山】のブログ去る(昨年の)1月21日(水)の【ボランティア・高尾山登山・その2】のブログ で、

【(前略)18年間、月二回、日曜日に、・・・ボランティアを、このトップの 方々 かたがた 二人に委託されて、 おこな って参りました。そのボランティアで、過日、子供達と父兄を連れて・・・】と お伝え申し上げましたボランティアでも 気を付けました。なお、学部生の頃、母校の救命救急医学(当時の名称・現在では、救急救命医学と言われることがあります)の助教授(当時の名称・現在では、准教授と言われますね)によりますと、落花生(ピーナッツ)は脂肪分が多く、 誤嚥 ごえん すると、気管支鏡で取ろうとしても 崩れてしまって  厄介 やっかい との むね でありました。それから、約10年位前の早朝のことであります。すなわち、父親が 寝 なが あめ めていて、 誤嚥 ごえん してしまい、腹部突き上げ法 や 背部叩打法の応急処置を試みたのでありますが、母校の救命救急医学センターに搬送したことがありました。このときは 幸いなことに  められた あめ が少し小さくなっており、気道を完全に ふさ いでいませんでしたので、助かりました。最近でも、父親は 寝 なが ら 水を飲むことがありますので、しっかり起きて飲むように伝えています。

 そのうえ、母親によりますと、朝起きて  しばら くの間、 咽喉頭 のど に sputum(英語)(上記の理由で、日本語で つづ ることを控えさせて頂きましたが、日本語も併記させて頂きます。同様に小さく記させて頂きます。のことで 御座 ござ います。以下、英語で sputumと示させて頂きます)が から むとのことでした。御承知のように、夜間 睡眠を取って、朝 起きますと、その間の呼吸によって、口腔内には 細菌で一杯になります。但し、常在細菌です。そこで、朝 起きたら、分かり易く申しますと、【ブクブク】うがいをして、まず 口腔内を綺麗にして、その後 【ガラガラ】うがいをするように伝えました。取り えず この処置をして、様子を見るように話しました。 ちな みに、 このうがいのことですが、まず 【ガラガラ】うがいをしますと、 咽喉頭 のど に 口腔内の常在細菌が入ってしまいますので、必ず 先に 【ブクブク】うがいをして 口腔内を綺麗にしてから 【ガラガラ】うがいをするとされています。なお、前述致しましたように、 せき には sputumを 喀出 かくしゅつ する働きがあります。但し、加齢と共に この せき の反射が低下するので 御座 ござ います。(後略)』と記させて頂きました。なお、上記のマシュマロは、表面を炭火で焼いて  美味 おい しく食べる方法があるそうですね。また、マシュマロを調理して アイスクリーム(英語:ice cream)を作ることが出来るそうですね。これらの食べ かた ならば、幼児でも 大丈夫かもしれません。(後略)」と記させて頂きました。 ちな みに、父親が  誤嚥 ごえん したとき、まず 母親と 二人 ふたり で、「神様。助けて下さい。」と話しました。なお、母親が 商売をしていた と記させて頂きましたが、このとき 従業員から おやつに グレープ・フルーツ そして コカ・コーラを出さないで欲しい と言われた とのことを 昨日 聴きました。それで、この従業員が 降圧薬を服用していたことを思い出しました。その ため 、グレープ・フルーツとの食べ合わせが まずかったのですね。

 また、去る10月18日(日)の「フィト・ケミカル」のブログ の上段に、

「(前略) 秋刀魚 サンマ の缶詰10個を購入致しました。 ちな みに、母親によりますと、父親は 秋刀魚 サンマ に大根おろしが好物です。(後略)」と記させて頂きました。父親は 午前9時半に この好物の 秋刀魚 サンマ を食べて、その後は 食欲がなく、前述の午前4時頃に 症状を訴える まで 何も食べていなかった とのことでした。誠に有り難いことに 気道を完全に ふさ いでは いませんので、前述のように 話すことは出来ますが、父親によりますと  咽喉頭 のど に 異物感がある との訴えでした。母親によりますと、父親は  せき をしていた とのことですので、上記のように sputumが  から んだのかと思われました。それで、父親に 過去のことを思い出して sputumが  から んだときのような状態であるかどうかを きましたら、そうではない とのことでした。父親によりますと、食べた  秋刀魚 サンマ が詰まったとのことでした。確かに 食べ物が詰まっている とのことでした。そこで、午前9時半に食べた  秋刀魚 サンマ を 口腔内に戻して、再度 それを み込もうとして 気道に詰まらせたのか と思われ そう話しました。すると、父親によりますと、そうだ とのことでした。但し、約6時間半が経過していますので、胃内容物の  大方 おおかた は 胃液で 消化されている はず ですね。よって、確認する ため に 前述の聴診器を用いて 呼吸音を聴きましたが、気道異物による 気道の狭窄を示す音は 聴診されませんでした。

 それは 兎も角 ともかく 、本人が訴える気道異物を なん とかしなけらばならないと思い、上記の腹部突き上げ法を 父親に合図をし なが ら 呼吸に合わせて まず 3回 腹部の内臓を傷めない程度に 行いました。そして、父親に きましたら、まだ 異物感があるとのことでした。そこで、 さら に もう3回 行いました。そして、 きましたら、やはり まだ 異物感があるとのことでした。

 「年を取りますと、摂食・ 嚥下 えんげ 面の様々な機能低下を しょう じてきます。 嚥下 えんげ 反射は、ゆっくり始まるようになります。 せき の反射が低下して、あまり むせにくくなります。そこで、 誤嚥性 ごえんせい 肺炎 に気を付けなければなりません。(中略)また、この場合の せき は いい働きとして記させて頂きましたので、cough(英語: 咳嗽 がいそう )と示さずに 日本語で記させて頂きました。(中略) せき には sputumを 喀出 かくしゅつ する働きがあります。但し、加齢と共に この せき の反射が低下するので 御座 ござ います。」と 前述致しました。気道粘膜上皮の線毛運動により 異物 や sputumのような分泌物を 気道から  咽喉頭  のど 側に送り出す働きがあるのですが、加齢と共に この働きが低下するので 御座 ござ います。上記の 誤嚥性 ごえんせい 肺炎には、 気を付けなければなりません。

 結局、父親が 前述の近医の内科医に言われた某・東京都立Hp.に受診したい との希望もあり、入院させることは出来ないとのことでありましたが、前述の某・東京都立Hp.に受診だけでもしてもらおう とのことで参りました。過去に 父親は、この某・東京都立Hp.の呼吸器内科、消化器内科 そして 泌尿器科などに受診しています。それらのときも、父親の受診に付き添いました。母親によりますと 父親の この某・東京都立Hp.の診察券がないとのことでしたので、保険証のみは 必ず 持って行くように伝えました。気道を完全に ふさ いでは いませんので 近医の内科医から言われた救急車は使わずに、タクシー(英語:taxi)を用いました。 ちな みに、去る 昨年の3月16日(月)の「納豆」のブログ の冒頭に、「(前略)母校の、某・理事長に勧められた内科学教室に入局・・・(後略)」と記させて頂きました。この母校を通して 依頼されました 検診の ため に、東京都各地の消防署におきましても 診療致しました。東京23区以外の東京三多摩では、ほとんどの市の消防署の診療を行いました。それで、某・市の消防署での検診のときに、特別に時間を けて 署長の診療を行うことになりました。そして、この診療が終了した あと に、この署長が 感激した様子でありました。このとき、誠に有り難いことに、 その署長から 何時 いつ でも救急車を呼んで下さい と言われました。しかし なが ら、御承知のように 救急車の乱用が問題になっていますし、道義的に 極力 救急車を用いないように と思われました。

 話を戻しますと、去る1月25日(月)の「アレルギーについての考察」のブログ去る12月18日(金)の「不思議な出会い」のブログ のそれぞれ上段 そして 去る8月15日(土)の「終戦の日」のブログ の中段やや上に、

「(前略)去る5月25日(月)の『L.E.D.電球(エレクトロニクス)』のブログ の上段に、

『(前略)去る(昨年の)10月29日(水)の【身体の効率】のブログ の冒頭に、【(前略)エコロジー(英語:ecology)(元来は生物学の用語で生態学と訳されますが、今日ではもっと広い意味で、環境保護運動をも します)的であります。(後略)】と記させて頂きましたように、エコロジー的な観点は大切ですね。(後略)』と記させて頂きました。それゆえ、普段、環境のことを考えてタクシー(英語:taxi)は利用致しません。ですから、 一人 ひとり でタクシーを用いるということは絶対に考えません。(後略)」と記させて頂きました。今回は、両親を含めて 三人 さんにん で タクシーを利用しました。

 時間的に 受診するのは 救急外来ですので、前もって 連絡致しました。タクシー代は 2.100円(正確には 2.080円でしたが、おりは渡しました)の距離でしたが、タクシーに乗っている間 父親が 何度も 「遠い」と言いました。そして、タクシーを降りると 父親が くたびれた とのことであり、母親によりますと 可哀想 かわいそう とのことでした。それで、救急外来 まで 車椅子を用いて 父親を運びました。 ちな みに、タクシーの運転手に ここが 救急外来とのことで降ろされた場所は、小児の ため の救急外来でした。受け付きに行きましたら、大人の救急外来は、この大きな建物の 全く反対側とのことでありました。それで、母親が怒り出す ほど 歩きました。

 なお、Hp.に行くときには 必ず マスク(英語:mask)を持って行くように 毎回 両親には話しているのですが、持って来なかった とのことでした。今回は、当方も 余分なマスクを持っていませんでした。そこで、父親は 受診が先ですので、母親だけには 帰ったら 必ず うがいをするように伝えました。

 この救急外来の受け付けに行きましたら、問診票を書くように言われました。そして、記入している間に 看護師が来て、バイタル(バイタル・サイン[英語:vital signs]の略称) すなわち 脈拍、呼吸(数)、血圧 そして 体温を測って 問題ないとのことでした。それから、父親の主訴 すなわち 気道の異物感を話しましたら、父親は そのような異物感はない とのことでした。タクシーに乗る  まで  は、ハッキリと 気道の異物感を訴えていました。また、このとき まで  、異物感がなくなったとは 言いませんでした。父親によりますと、胃の ほう の お はら がすいた とのことでした。それを聞いた看護師によりますと、主訴が変わった とのことでした。すなわち、訴える部位も、気道から胃に変わったのです。 きつね に つままれたような気持になりました。但し、 秋刀魚 サンマ の肉片が 既に 気道を通り過ぎて 肺に達していたら とも考えられました。しかし なが ら、この看護師との話しで 仮に そうであれば バイタルに異常が出るだろう とのことになりました。 ちな みに、後日 去る4月14日(木)の「親の受診に付き添っていること・33(膠原内科医)・前編」のブログに記させて頂きました膠原内科医(リウマチ科医)に受診したとき、この膠原内科医(リウマチ科医)も、上記のように バイタルに異常が出るだろう とのことに同意してくれました。

 

 

記入するように言われて 書き けの問診票

 

 

 

 上の画像の右下に、このブログの冒頭に記させて頂きましたように、平成28年6月14日(火)と日付が入っております。また、同・画像の右上に、前述致しましたように 事前に 電話連絡をしたという印が付けられています。

 話を戻しますと、救急外来の医師に受診するか とのことですが、この看護師によりますと、レントゲン(英語:X‐ray)を 撮影 っても  秋刀魚 サンマ の肉片は 写らないだろう とのことでした。救急外来の受診を待っている 方々 ( かたがた ) が見えますので、極力 医師を煩わすことは避けなければなりません。それで、救急外来は 24時間 受け付けていますので 何かあったら また 来るように との この看護師の提案に従って、医師に受診せずに 帰ることにしました。 ちな みに、去る5月12日(木)の「ナイチンゲールの生誕日」のブログ去る1月5日(火)の「母親の新年会」のブログ のそれぞれ上段 そして 去る2月26日(金)の「仏花・2」のブログの中段やや上に、

「(前略)去る 昨年の12月7日(日)の『親の受診に付き添っていること・4(循環器内科医[女医])』のブログ の下段、去る10月3日(土)の『 さかき 』のブログ の上段 そして 去る12月5日(土)の『霊峰・富士・8( さかき  と 仏花) 』のブログ の下段に記させて頂きましたように、父親は dementia(英語)(ネガティブ[英語:negative]で 御座 ござ いますし、お読み下さっている 方々 かたがた に影響を お与えすることの無いように、日本語で つづ ることを控えさせて頂きましたが、以前 それではわからない と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。認知症のことで 御座 ござ います。以下、dementiaと示させて頂きます)で 御座 ござ いますが、去る7月30日(木)の『エアコンのクリーニング・3』のブログ 、去る7月26日(日)の『エアコンのクリーニング・2』のブログ そして 去る7月26日(日)の『エアコンのクリーニング・1』のブログ のそれぞれ最後に記させて頂きましたように、母親も dementiaなのです。(後略)」と記させて頂きました。なお、この看護師が 父親のことを dementiaと思っている様子でした。

 母親が 父親に そろそろ迎えが来るわね と話していましたので、前述致しましたように、最近でも 父親は 寝 なが ら 水を飲むことがありますため、飲食は しっかり起きて飲むように伝えました。

 父親の気道の異物感がないとのことでしたので、帰りは、両親が タクシーに乗るのを見送ってから 徒歩、公共交通機関(タクシーにつきましては、これに含まれないという解釈があります)である バス(英語:bus) そして 電車を用いて 真っ直 まっす ぐに帰宅しました。

 

 ところで、この翌日は 念の ため に 午前4時頃 まで 起きていました。そして、朝 父親の様子を ( ) に行きましたら、何でもないとのことであり、前述の看護師に言われたように 24時間以内に 再度 救急外来に受診するということは、誠に有り難いことに、しなくて済みました。

 

 振り返ってみますと、去る 一昨年 おととし の12月8日(月)の「ストロークの補充」のブログ の中段に、日本人に特有の「甘え」につきまして記させて頂きました。父親は、甘えたかったのかもしれません。

  一方 いっぽう 去る  一昨年 おととし の12月14日(日)の「聖フランシスコ」のブログ の上段に、

「(前略) 心身医学では、 転換 てんかん (英語:conversion)といって、心に描いたものが 身体化 しんたいか (英語:somatization)するという現象があります。その尊い事例であるように思われます。(後略)」と記させて頂きました。父親の甘えたいという強い欲求が  転換 てんかん して そして  身体化 しんたいか して、気道の異物感を訴えたのかもしれません。 ちな みに、去る11月7日(土)の「ボランティアのこと」のブログ そして 去る1月25日(月)の「アレルギーについての考察」のブログなどのそれぞれ上段に記させて頂きました 救護係のボランティア(英語:volunteer)でも、この事例を経験致しました。このときは、脳に  転換 てんかん しました。

 なお、去る2月25日(木)の「バック・アップ ・2」のブログ の下段に記させて頂きました 医師国家試験を受験する前の学生が 聞かされた 精神科医の話によりますと、 詐病 さびょう (俗に、 仮病 けびょう のことです) と ヒステリー( ドイツ 語: Hysterie)は 境界があいまい との むね でした。 詐病 さびょう と ヒステリーは 区別がつかないとのことでした。 ちな みに、近年では、 転換 てんかん ヒステリーとは言わず 転換 てんかん 性障害という名称になっています。

 話を戻しますが、 詐病 さびょう を繰り返していますと、 転換 てんかん して 身体化 しんたいか することがあるということですね。当初、本人は 意識的に 詐病 さびょう を訴えて このことを自覚していても、その訴えを繰り返していますと 本人にもわからなくなって 実際に 身体化 しんたいか している と思われるようになる ということです。なお、 詐病 さびょう を訴える「言葉の力」とも 言えるのかもしれません。 ちな みに、このブログの冒頭に、「羊飼い と 狼」と う題名の話を挙げさせて頂きました。こちらの話を、身体のことではなく 境遇の観点として考えてみます。この話の「言いたいこと」とは違いますが、「狼が来たぞ」と繰り返し 虚言 きょげん を用いていると、本当に 狼が来るような境遇を引き寄せる とも解釈出来ます。このブログを御覧になられておられます読者の お 方々 ( かたがた ) であらせられましたら、御理解頂けることであると存じ上げます。少なくても 身体 そして 境遇も、「言葉の力」の働きを受けるのですね。なお、お気付きのことであらせられますように、前述の「環境」 と この「境遇」という言葉を 区別して用いております。このこともあり、「少なくても」と記させて頂きました。

 

 読者の お かた への 以前の返信(メッセージ)で、

「(前略)思考が具象化することを、去る 昨年の1月7日(水)の『受験のアドバイス』のブログ の中段やや下、去る 昨年の1月25日(日)の『ボランティア・地域医療・その2』のブログ の上段 そして 去る1月9日(土)の『ターミナル・ケア(終末期医療、終末期看護)』のブログの中段やや上などに記させて頂きました。学部生に実感してもらって参りました。(後略)」と伝えました。これらのブログの中で、学部生の 方々 ( かたがた ) の将来を祝福する意味で 「イメージ(英語:image)には、具象力、すなわち、実現する ちから があります。」という むね を記させて頂きました。

 

  がい して、素朴に考えますと、人の心とは 誠に不思議な働きをするもので 御座 ござ いますね。

 

 (半角で4万文字以内という字数制限を超えましたので、文章を削らせて頂きました)

 本日も、最後 まで  お読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)