クモハ211-5000番台の屋根板本体の作業が、漸く一段落しました。
先回の最後の姿ですが、パンタグラフの選定時に決定した物を付け忘れていました。
付け忘れていたのはパンタグラフの置台です。上側のクモハ211-3000番台の置台形状を参考に、0.3mm厚のプラ板で簡易な置台(1.5mm×2.5mm)を貼り付けました。置台としては本来2段構造(凸形)なのですが、選定したパンタ(GM製のPT71D)には、碍子下部に置台の上側相当の物が成形されており、更に底面は屋根カーブに合わせた形状をしていますので、貼り付けた置台は下側の平板のみで上面を水平にする加工も省略しています。
パンタの置台も付いて落ち着きましたが、クーラー断面の隙間処理も忘れていますね。
クモハ211-5000番台(下側)の屋根板にあった切り継ぎの隙間を、溶きパテを爪楊枝の先端で流し込むことで埋めました。パテが乾燥するのを待って、紙やすりで平滑に仕上げてから、屋根全体を再塗装することにします。
なんとか、211系5000番台の2両編成の形が見えるようになりました。
クーラー断面の隙間は、クーラー側で処置する予定です。いよいよ梅雨も本格化し天候不順な日々が続きそうですが、塗装日和が来るまでは3両編成の屋根加工を進めておくことにしたいと思います。(続く)