211系5000番台への改造は、屋根板の加工に苦悶しており、進展がない状況を打破するために実車の側面画像を見ながら屋根上の寸法図を作成してみました。
 
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実車写真に向きを合わせたので、前面が右側になっています。クモハ211-5000番台とクハ210-5000番台に共通の図面にしてあり、パンタグラフの有無により左側のクーラーと連結面間の配置が異なります。クハ210-5000番台用に加工中の屋根板で、ビード(線状の突起)のある箇所(○Bで表示)とない箇所が直観的に判るようにマスキングテープで目印を付けてみました。マスキングテープの×印の範囲がビードの存在しない箇所(クーラー搭載箇所)です。
【追記】 上記図面の記載寸法は、採寸誤差もあり後日見直しています。従って参考程度に見て下さい。
 
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一体成型されている角型ベンチレーターは、造形が良いので屋根板を切り継ぎ移動してそのまま利用できないかと思案してみましたが、裏面にある屋根板の固定用爪に制約され切り継ぎは困難と判断し諦めました。この結果、角型ベンチレーターを撤去する際にビードの損傷を最小限にするには、糸鋸で角型ベンチレーターの側面から1個ずつ気長に切り落とすしか方法はなさそうです。
 
一方、GMストアーでこんなバルクパーツも、かつて購入しストックしていました。
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211系組立キットで使用するクモハ211の汎用屋根板・床板です。
 
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同じく、クハ210/クハ211用のパーツです。これ以外に、中間車用のパーツも販売されているものと思います。何れの屋根板にもビードが全長に渡って表現されており、クーラー取付箇所だけビードを削り落せば良いだけの優れものです。長さ・幅・高さもKATO製品とほぼ一致するので代替えの最有力候補ですが、ボディへの固定用爪がなくボディに接着する仕様になっています。今回は、キット組立が目的ではないので接着固定方式に抵抗があり代替え採用は一旦保留にします。取敢えずKATO製品の屋根板で加工を続けることにします。(続く)
 

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