今回は進展がないのですが、211系5000番台に加工する過程で気になった課題について述べます。
左側から、マイクロエース製のクモハ213-5000番台(A2661)、GM製の屋根板を仮置きした加工中のクモハ211-5000番台、屋根板加工まで済んだクハ210-5000番台です。此処で見て頂きたいのは顔ではなく、クーラーです。
クーラー部分を拡大しました。着目して頂きたいのは、クーラーと屋根板との間にある隙間です。マイクロ製(左)とGM製(中)は隙間が殆どありませんが、TOMIX製(右)の隙間はかなり目立ち不細工です。TOMIX製で隙間が最も少ない中央部ですら0.5mm厚のプラ板がすんなり潜り込む状況です。此処には何か対策が必要です。
先行して加工を済ませたクハ210-5000番台用の屋根板(上側)と、加工中のクモハ211-5000番台用の屋根板(下側)です。クモハ211でもクハ210と同様に、前側の客用ドア上部に来る角形ベンチレーターは、屋根板を切り継いで移設する必要がありますが、移設後のクハ210では無線アンテナと移設したベンチレーターの間に、不要ベンチレーターを撤去しプラ板で塞いだ穴跡が残っています。この部分には本来はビードがあるのですが、フラットで禿になってしまっています。今回のクモハ211用の屋根板を切り継ぐ際には、禿が出来ないような工夫が必要です。
クーラーの隙間対策と禿防止策のアイディアは既に考えてあるのですが、疲れが酷くこのまま作業を続けると確実に失敗しそうです。明日、改めて加工することにして今夜はこれで就寝します。(続く)