前回ご紹介した1号館の1階には、
改装前にこのあたりにあった「温泉療養相談所」と「手もみ処」が戻ってきたほか、
ラウンジ「御鷹々々(おんたかたかたか)サロン」が新設された。
その少し先。「ねぶた」のアートが飾られている先に、
以前の手もみ処は、湯治客のご年配の方専用といった雰囲気でなかなか入りにくい外観だった。
こちらは改装前の1号館廊下。
「ご褒びの部屋」の看板は、以前のものをそのまま使用している様子。
改装により、普通のマッサージ屋さんのような入りやすい外観になったので、試しに30分ほどお願いしてみた。
ここのマッサージ師……というか按摩師のおじいちゃんが、めちゃくちゃ上手くて、
この後の予約が入っていなかったようなので、延長して60分にしてもらった。
これはやばい。本当にやばい。
普段のデスクワークで凝り固まった全身が、酸ヶ湯の温泉で癒され、そして熟年の技術によって揉み解され、
この日、おそらく社会人になって一番、全身の筋肉がゆるゆるにほぐされた。
手もみ処の隣には、改装前はこの場所にあり、
1号館の改装中は3号館に移っていた「温泉療養相談室」が戻ってきていた。
持病を抱える方や、ご年配の方が長期で滞在することも多い酸ヶ湯温泉には、
医療資格をもつスタッフさんが常駐しているとのこと。
3番館の仮住まい時↓
以前、湯治棟へ続く廊下の入口にあった自動販売機は、ここに移設されていた。
↑左の自販機に注目。
目の悪いご年配の方だと「上が大きいサイズで、下が同じやつの小さいサイズ」に見えるようなので要注意。
特に緑のやつ。
そして「ねぶたロビー」と同時に新しくオープンしたのがこちら。
どうしたの、酸ヶ湯温泉、どこを目指しているの……
と動揺したのだけれど、日帰り入浴時間には、
これまでの休憩所で寝転がっていたような人や、休憩スペースで談笑していた人で賑わっていたので、
私の知る酸ヶ湯温泉の、「なんか背景がオシャレになっただけ」の風景になっていた。
障子を開けると、サロンラウンジの利用客からお部屋が見えてしまうようになったため、
気になる人は「駐車場側ではない方の部屋」を予約するのがおすすめ。
■酸ヶ湯温泉 目次
ぽちっとな( ˘ω˘)
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