長期滞在にも適した、安価で宿泊できる湯治棟五号館は、
ロビーから湯治棟へ続く廊下を進んだ先にある。
この廊下は、一号館の改装に伴い、2018年に改装されたもの。
真新しくピカピカ。
湯治棟に続く廊下は、途中で二号館と三号館に分岐する。
五号館、六号館は、ここを更にまっすぐ進んだ先にある。
二階建てになっている五号館の、まずは二階へ。
足音が響くため、階段にはカーペットが敷かれている。
五号館二階の廊下。
二階には、六畳の和室が15室並んでいる。
酸ヶ湯温泉には「四号館」が存在しないが、客室も同様に、縁起が悪いとされる「四」と「九」のつく番号の部屋はない。
突き当たりにはトイレと洗面所。
酸ヶ湯温泉のトイレは、すべてウォシュレットつきの洋式。
歴史と風情のあるお宿でも、トイレだけは、新しくて綺麗なのに越したことはない。
階段を降り、五号館の一階へ。
なお、湯治棟にエレベーターはない。
階段は結構急なため、足腰の悪い方は予約時に一階の部屋を指定するのがおすすめ。
五号館一階の部屋割り。
温泉成分で電気製品が壊れやすいらしく、「お客様へお願い」の紙が貼られていた。
飴色の廊下に木製のドアが並ぶ。
五号館の突き当たりの、部屋番号520と528だけ、踏み込みがついている。
外は雪。廊下のストーブもフル稼働。
反対側の廊下。
途中で廊下の色が変わっているが、その手前までが五号館で、奥が六号館になる。
各部屋の前に置かれているのは、ごみ箱ではなく、連泊用の新しいシーツとタオル。
自分で新しいものに敷き替え、前の晩に使ったシーツを部屋の前に出しておくと回収される仕組み。
湯治棟ではあるものの、各部屋は完全に個室になっており、ドアには鍵がかかる。
スタッフさんにお願いして、部屋の中を見せてもらった。
こちらが、五号館のスタンダードな六畳和室。
他の棟の部屋に比べ、薄暗く寒い印象を受けた。
トイレや洗面台はないものの、テレビや冷蔵庫があり、滞在に必要なものは揃っている。
テレビは液晶テレビなのに、電話はダイヤル式なのが面白い。
五号館の一階は特に、湯治で長期滞在する人が多いとか。
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ぽちっとな( ˘ω˘)
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