宿泊客は24時間入浴できて、日帰り入浴も受け付けている。
日帰り入浴の利用時間は7:00~17:30と長めで、入浴料金は一人1000円。(2020年時点)
貴重品は、入口のロッカーへ。
入口と脱衣所は男女別になっているものの、その先の大浴場は混浴。
ただし、女性専用の時間帯が午前8時~9時、午後8時~9時にそれぞれ設けられている。
泉質は、酸性含二酸化炭素・硫黄・鉄泉・アルミニウム硫酸塩塩化物泉。
硫黄の香りが強い、国内屈指の強酸性の温泉。
入口に張られた温泉成分表。
pHは1.5~1.8という驚異の強酸性。
「混浴を守る会」三か条。
一体いつの時代に書かれたものなのだろう。
浴室内は撮影禁止のため、公式サイトから画像を拝借。
総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」の広さはなんと160畳。
硫黄泉の湯気が溜まらないよう天井が高く、驚くべきことに柱が一本もない。
体育館のような広さの大浴場には、大きな湯船の「熱の湯」、「四分六分」の湯のほか、
うたせ湯の「湯滝」と、かぶり湯用の「冷の湯」があり、この全て源泉が異なる。
「ヒバ千人風呂」には洗い場はなく、シャンプー・石鹸などは使用不可。
大浴場に入ったらまずは冷の湯をかぶり、体の汚れを落としてから入浴する。
↑の画像手前が「熱の湯(ねつのゆ)」。名前に反して40度~41度程度と、ややぬるめ。
画像奥が「四分六分(しぶろくぶ)」の湯。こちらの湯温は43度程度と熱め。
温もりの持続は熱の湯より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われることから四分六分と名付けられたとか。
なお、「熱の湯」、「四分六分」の湯は、脱衣所から見て左半分が男性スペース、右半分が女性スペースとなっている。
一部のマナーの悪い男性客による問題行動の結果、
混浴とはいえ色々と規制のある現在のような大浴場になったとのこと。
下の画像の右奥にある打たせ湯「湯滝」は、現在は同時に3人までが浴びることができる。
「四分六分」側からの画像。
それでも時々、なんとか女性用スペースや衝立の中を覗き見ようとする変質者が現れるため、
男性同士で注意するなどして風紀を守っていただきたいところ。
せっかくの素晴らしい温泉なのだから。
■酸ヶ湯温泉 目次
・「ねぶたロビー」&「サロンウンジ「御鷹々々(おんたかたかたか)サロン」
ぽちっとな( ˘ω˘)
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