わぶろぐ一覧。(このブログは過去の再投稿です)

 

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プレバト俳句まとめ (2018/11/29) ちょっと便利な備忘録

 

こちらのWebページには、2018/11/29にTBS系列で放映された、『プレバト』俳句コーナーで、「冬のスーパー」というお題で出演者が詠んだ俳句が紹介されています。

 

この最後に、梅沢富美男さんが詠んだ句が紹介されています。

 

関東炊き(かんとだき) 竹輪麩足して 待つ帰り

 

さらにこの下には、俳人の夏井いつき先生が添削した後の句、作者の意図、添削のポイント、そしてページ制作者の方の個人的な感想が記載されています。

 

いずれも、結構面白いので、読んでみることをお勧めします。

 

これを読むと、「ちくわぶ」が冬の季語であり、さらに「関東」もしくは「関東出身」を現す趣き深い言葉であることが良く判ります。

 

私は、俳句や歌などの韻文系は全くの苦手で手を出さないのですが、作者が作った句を別の方(先生)が添削してより洗練する、というところにオリジナル料理を開発する時のアプローチに似たものを感じました。

 

ちくわぶ料理であれば、茹でるのではなく焼いてみたらどうか、ちくわぶの厚さを変えてみたらどうか、味付けを少し濃くしてみてはどうか、別の具材や調味料を加えてみてはどうか、などなどです。

 

そして、元の方がいいのか、手を入れた後の方がいいのかは、それを受け取る人次第、というところにも類似性を感じます。

 

私の場合は故あって、あまり頻繁にちくわぶ料理を作成することが出来ないため、試行錯誤を繰り返すのはなかなか難しいのですが、逸般の誤家庭であれば、毎食ちくわぶ料理でも全く問題無いと思いますので、是非オリジナルのちくわぶ料理の開発にチャレンジしてみてください。

 

 

さて、2020/2/29は、4年に一度の「にー肉の日」ということで、珍しく息子くんからのアンコールのリクエストがあった作成2回目のちくわぶ料理と、オリジナルで試した新たなちくわぶ料理の2品をご紹介します。

 

いずれも肉を使った料理です。

 

まず、好評だったのは、ちくわぶの背か胃」でご紹介した豚の角煮withちくわぶです。

 

前回より少し詳しくご紹介して行きます。

 

まず、豚バラフロックを5cmほどの幅に切り分け、

 

 

電気調理鍋の鍋に、ねぎの青い部分とショウガも入れて、30分間炊きます。

 

 

炊き上がりはこんな感じ。

 

そんなに脂ぎとぎとでも無いのですが、結構抜けてるんです。

 

 

豚肉を取り出して、鍋をいったん洗います。

 

 

醤油、酒、みりん、砂糖、水をレシピ通りに加えます。

 

 

使うちくわぶは「東京ちくわぶ」。

 

2本をそれぞれ、45度の斜め切りで6ピースづつに切り分けます。

 

 

これを電気調理鍋の鍋に追加して、豚の角煮モードで90分炊きます。

 

 

出来上がったら、まずは具を取り出して、残った汁を15分ほど煮詰めます。

 

 

煮詰めたたれをかけて完成ーー!

 

うまそうでしょ?

 

 

今回は、わぶを1本分入れたので、結構わぶだくです。

 

やはり90分炊くと、ちくわぶにしっかりと味が染みてもちもち感も良く、豚肉の旨味も吸い込んでいます。

 

豚肉自体も柔らかくて美味しいのですが、ちくわぶの美味しさもハイレベルです。

 

普通の鍋で炊くのは面倒ですが、電気調理鍋ならではの料理と言えるでしょう。

 

豚角煮 電気調理鍋で もっちもち

 

 

さて、もう一品です。

 

こちらの料理名は敢えて完成後にご紹介します。

 

途中で判ったら、手を挙げてください。

 

まずは、豚ロースの細切りをフライパンで炒めます。

 

 

火が通ったら、もやし一袋を追加して炒めます。

 

 

もやしにも火が通ったら、一旦お皿に取り出しておきます。

 

 

使うちくわぶは、マミーマートの鈴木商店のものを薄めの輪切りスライスにしたもの。

 

1本を63枚にスライスしたので、厚さは4mm弱平均。ぶれた。

 

 

これを、フライパンで両面こんがりするまで焼いて行きます。

 

ただ、63ピースもあると、なかなか面倒を見るのが難しく、まんべんに焼くことが出来ません。

 

 

ある程度焼けて来たら、中濃ソース、醤油、酢、みりんを適当にブレンドしたソースを加えます。

 

本当はウスターソースの方が合うのですが、在庫が無かったので。

 

いかがでしょう?ここで、何を作ろうとしているか判る人いるかな?

 

 

先ほど炒めた豚肉ともやしを戻してちくわぶと炒め合わせ、お皿に盛ってから、中心に生玉子を割り、マヨネーズととろけるチーズをかけて、チーズがとろけるまでチンします。

 

ここまでくれば、なんだか判った人も多いでしょう。

 

 

そう。

 

あぺたいとです。

 

大分県日田市名物「両面焼きそば」のちくわぶ版です。

 

名付けて両面焼きわぶ。まんまです。

 

実食ーーー!

 

ん?やわらけえ。

 

ちくわぶのパリパリ感がいまいち。

 

と言うか、本物の両面焼きそばに比べると全然弱い。

 

両面焼きそばに近づけたいと思って作った料理なので、完全に失敗です。

 

食べられないほど不味くは無いけど、これなら普通の両面焼きそばの方が全然美味い。

 

つまり、敢えてちくわぶを使う理由が全く無いのです。

 

もう少しちくわぶの量と枚数を減らして、プライパン一枚で全員の面倒が見れるようにしてじっく両面を焼ければもう少し良いものが出来そうなのですが、何となくオリジナルを超えられそうな気がしません。

 

前日のちくわぶナポリタンに比べると、お勧め度はだいぶ低いですねー。

 

両面を 綺麗に焼くの 難しい

 

おしまい