わぶろぐ一覧。(このブログは過去の再投稿です)

 

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ちくわぶの背か胃」で豚肉の角煮withちくわぶを作った時に、「これ、弁当のおかずにすごく合いそう!」と思ったことから、自分の中で「ちくわぶ弁当を作りたい」という思いが抑えきれなくなってしまいました。

 

ちくわぶ料理だけを3品おかずにした弁当です。

 

でも、うちの嫁さんは反わぶ派なので、好き勝手にそんな弁当を作ったら怒られることは必至です。

 

2/23は日曜日で、翌日も祝日で休み。

 

何かあっても翌日にフォローできるだろう。

 

前日の2/22には、隠れわぶ派の息子くんに「母ちゃんの説得はよろしく頼む」と根回しをして、2/23の11時過ぎに事務に行くので、弁当を持っていく、ついでに母ちゃんと息子の分も昼飯用に弁当を作っておく、という体で、ちくわぶ弁当の作成に臨みました。

 

こういうチャンスをうまく活用しなければならないのが、ちくわぶ料理の難しいところでもあり、また、醍醐味でもあります。

 

作成するおかずは予定通り、ちくわぶの煮物ちくわぶグラタン麻婆ちくわぶです。
 
時系列ではありませんが、それぞれの料理毎に作成過程をご紹介します。

 

まずは、ちくわぶの煮物から。

 

白滝6個、鶏肉200gの上に、前日丸山店長からいただいた「東京ちくわぶ」(カット済み)8切れを電気調理鍋の鍋に入れます。

 

 

ここに、醤油、酒、みりん、砂糖とだし袋を加え、25分ほど煮込みます。

 

電気調理鍋なので、次はもう完成後の写真です。

 

 

次にちくわぶグラタン

 

こちらは、うちの冷蔵庫で期限切れになっていた「東京ちくわぶ」を使います。

 

貴重なので、勿体なくてとっておいたら、いつの間にか期限切れになってしまっていたのです。

 

上の9枚切りがグラタン用。約12mm厚です。

 

下の12枚切りが麻婆用です。約10mm厚。 

 

 

グラタン用をフライパンで炒め焼きにして行きます。

 

この手間をかけることで、ちくわぶにコシが残って、グラタンにしても主張するようになるのです。是非試してみてください。

 

 

両面こんがりと焼きあがったわぶをさらに半分にカット。

 

何となくマカロニちっくになるでしょ。

 

 

出来合いの調味料を活用する派の私はハインツのホワイトソースを使用。

 

70gの小分けになっているので、使い勝手もいいんです。

 

 

ひと袋70gを投下。

 

やっぱちょっとわぶが寂しいな。1本使えば良かったか。

 

 

さらにここにツナをひと缶。

 

アブラを切ってから入れれば良かったと後悔。

 

 

具材を混ぜてグラタン皿に移し、とろけるチーズをたっぷり載せて、オーブントースターで焦げ目が付くまで焼きます。

 

 

こんな感じ。ちょっと油っこいな。

 

 

パセリを振りかけて完成ーー!

 

うまそうでしょ?

 

 

 

そして3品目の麻婆わぶ

 

12ピースちくわぶを両面こんがりと焼いていきます。

 

 

使うのは、クックドゥ「四川麻婆豆腐」2人前。

 

 

これと、別に炒めておいた豚挽肉をプラス。

 

 

たれを絡めながら焼いて行きます。

 

 

完成ーーー!

 

これで3品のおかずが出そろいました。

 

 

料理を作っているスキに炊いておいたご飯を、100円ショップで買った弁当パックに詰め、空いたスペースにおかず用の仕切りを詰めながら、煮物、麻婆、グラタンの順で詰めて行きます。

 

仕切りのサイズが大きくて、あんまりうまく行きませんでした。

 

自分用、息子用、嫁さん用の3種類を詰め、ご飯の真ん中には、「越生特産物加工研究所」に電話注文して買った、しょっぱい梅干しをオン。

 

最近、スーパーでは、南高梅などの甘っちい梅干ししか売ってないんですよー。

 

みんな困ってないのかな?

 

 

こちらが自分用の「わぶだく」バージョンです。

 

煮物は白滝2個とちくわぶ3個、麻婆はちくわぶ7個くらい、グラタンはわぶメインで取り分けました。

 

 

息子用のノーマルバージョン。

 

煮物は白滝2個、わぶ2個、鶏肉を多めに。麻婆はわぶ5個、グラタンは、わぶとチーズとツナを万遍無く。

 

 

そしてこちらが今回のキモ。嫁さん用の「ぬき」バージョンです。

 

わぶ料理のわぶぬき。

 

煮物は白滝と鶏肉のみ。麻婆はたれと挽肉のみ。グラタンはツナとチーズを中心に。わぶが取り除き切れず、ひとわぶ、ふたわぶ程度残ってしまいました。

 

 

じゃあ、おれは事務行ってくるから。

 

あなたがたはお腹が減ったら、この弁当を食べなさい。達者でな。

 

と言い残して事務に向かい、ひとトレ、ふたトレやった後に弁当に。

 

じゃああああん。

 

やべ。本当は事務の中では写真撮っちゃいけないんだった。内緒ね。

 

煮物に鶏肉が無いのが寂しかったので、出がけに2ピースほど追加。

 

 

煮物は、25分ほどしか炊かなかったので、味の染み加減はいまいち。
 
でも、もっちり感はいい感じです。
 
だし袋を入れたので、だし味がちょっと強くなっちゃったかな。
 
だしは無くてもいいかも。でもなかなかいいぞ。

 

 

麻婆は昨日の豚バラなすより合ってる。
 
でもちょっと味濃いかな。
 
中辛くらいのたれの方が合いそうだ。
 
でもちくわぶのボリューム感は結構イイ。

 

他のたれでも合うのありそうだな。

 

 

グラタンはもう何度もやっているからね。
 
やっぱり炒め焼きの下ごしらえはいいなあ。歯応えがある。
 
ツナ以外にも合う具を探したいね。
 
これはお勧め。

 

 

もちろん、梅干しも美味しく、すぐに完食してしまいました。

 

ごちそーさまーー!

 

 

家に帰って家族の感想を聞いたら、「味が濃すぎてお茶無しでは食えない。喉乾いた。」「父ちゃんの作る料理には野菜が無え。」など、予想通り否定的。
 
でもまあ、残さず食ってたからいいか。
 
またほとぼりが冷めた頃に、チャンスを見つけて作ってやろう。
 
おれ的には満足まんぞく。
 
おしまい