町中華の域を脱しています!
11月23日(木・祝) 登龍 にら蕎麦+焼餃子本日は祝日を利用して、ちょいと野暮用をこなすために麻布十番を訪れました。「更科堀井」さんを訪れて以来の麻布十番です。午前中に用件を済ませ、さぁお楽しみのランチです。美味しいものなら事欠かない麻布十番です。そこで思いついたのが、本Blogの主旨から外れてしまいますが、30年間生きたかったお店に突撃することにしました。その店は「登龍」さんです。何しろ、当時からラーメン一杯1,000円以上したのですから、なかなか足を踏み入れることができませんでした。大人になったお父ちゃんは勇気を振り絞って訪店しました。写真には写していませんが、店の前には運転手付きの“Century”が待機していました。やはり、この店半端ではありません。運よく、10分ほどで入店できました。少し上から目線の男性スタッフから2名テーブルに案内されました。早速メニューを拝見します。こちらは一品メニューで最低価格が麻婆豆腐の2,400円でした。お呼びではありませんでした。こちらは主に麺飯、点心料理などです。一番人気の炒韮皇麺(にらそば)が2,200円でした。そして焼餃子が2,300円。思い切ってその2品を発注しました。ドキドキしながら待っていると、まず餃子の薬味が届きました。メインは大きい方の皿ですが、小さい皿は追加みたいです。青みは唐辛子です。ラー油の替わりに唐辛子を乗せて食べるようです。10分ほどでまず炒韮皇麺が登場しました。韮が山盛り乗ってくるかと思いましたが、常識の範囲以内の盛りでした。まずスープを一口。熱いものをあまり苦にしないお父ちゃんですが、このスープは熱かったです。その理由は恐らく表面を覆っている"鶏油”だと思います。スープに独特の香りとコクがありました。しかし、味は繊細です。おかげで、最後まで熱々で食べることができました。そして麺です。自ら“皇麺”名乗るほどの麺です。大いに期待します。細麵です。香港麵を思わせるような細麺でした。繊細な醬油ベースのスープが良く絡みます。美味しいです。炒韮です。炒韮はお父ちゃんの大好物です。炒韮が料理に入るとその香りがグッと高まりますね!木耳です。ちょっと前までは全く興味がありませんでしたが、最近なぜか評価急上昇中です。歯ごたえも理由の一つですが、きくらげを食べることによって、うま味が加わるような気がします。これは玉ねぎです。少ないですがこの玉ねぎがスープの甘みに貢献していると思います。いい仕事してますよ。焼餃子です。少し揚げ餃子気味です。そして、大きめですね。すごくしっかり襞ができています。機械かな?一口パクリッ。肉汁ジュワッはありませんでした。餡は野菜中心だと思います。炒韮もしっかり入っています。パリッとした皮ともっちりした餡で美味しい餃子でした。また、薬味の唐辛子を追加して食べると、ピリッとして味が引き立ちました。にら蕎麦、焼餃子を食べ終えたところ、なんとデザートのアイスクリームをいただきました。抹茶アイスで非常にまったりできました。町中華の域を完璧に超えている登龍さんですが、味は大変美味しく、手がかかっていることがよくわかります。しかし、「リピートできるか?」と聞かれれば、「う~む」とうなってしまします。せめて一品2,000円以内であればな、と思いました。本日もご馳走様でした!