Lust For Life / Iggy Pop

その日は、

永遠に永遠に長～く続くのではないかと思われた仕事に一応のケリが (ふ～疲れた...　)

次の大きな仕事が入ってくるまでのささやかな、そして穏やかな一週間が (でも週の半ばも過ぎた　か...　)

で、

久しぶりに、何となく初任給で買った思い出深いCDを取り出し...　

親に負担をかけたくなかったから、県外の大学に行くという気持ちは早々に無かったように思う

小、中の先生と比べて、高校の先生は思いの外面白くなかった (あまりに普通に過ぎた) ということもあるのかもしれない

そもそも高校自体が予備校化しているようにも思われ (特に当時の学校長のそういった考えに幻滅もしていたし) 、思うに最初から高校というものに反発していたんだね、兎に角良い思い出というようなものはほとんど残ってはいない

県外の大学に行く気は無かったけれど、その代わりに就職は県外と決めていた

だから、

初任給を手渡された時は何だか感動したなぁ、、あぁやっと自分の足で大地に立てると思った

そして、

その足で Tower Record へ、このアルバムを探しに、このアルバムを手にするために、、

Lust For Life / Iggy Pop

https://www.youtube.com/watch?v=vYZ-n8L0AaI

https://www.youtube.com/watch?v=jQvUBf5l7Vw

僕なりに曲名を訳せば、

　Lust For Life

　生きるぞ～!!

ってところかな、歌詞はぶっとんでるけど、逆に妙に清々しい✨

入社したての頃は聴きながら眠りについていたっけ、懐かしき一枚、懐かしき楽曲たち✨

映画「Trainspotting」のオープニングで使用されたためか、アルバム冒頭の "Lust For Life" は今でもよくTVなどでBGMとして使われたりもしている

このアルバムでの僕のお気に入りは４曲目の "The Passenger" と５曲目の "Tonight" 、前者は Iggyが (僕もだが) 敬愛するJ.モリソンのことを、後者は Nico のことを想って歌ったものらしい

あれからもう随分と時間が経った、名古屋クワトロへ Iggy を観にいった折りの、"The Passenger" のイントロが流れ出したあの瞬間は何があっても忘れられない、この曲にまつわる様々な想いが交錯して、鳥肌がたった、涙が出そうにもなった、生きているということを強く意識した、ほんの数メートル先で Iggy が吠えていた、、

そんなことを、折りにふれてはよく、、

　About something called love

　Oh love love love

　Well that’s like hypnotizing chickens

　愛ってやつは、

　あぁ、愛、愛、愛、

　とにかくそいつぁは、催眠術にかかった鶏どもみたいなやつさ

　意訳byカーツ

ちなみに、

"The Passenger" や "Tonight" では、バックで歌うD.ボウイの声がよく聴こえる、これって例えば、"花・太陽・雨" by PYGで、ジュリーの声にかぶるショーケンのハイトーンみたいな感じかな、はたまた、C.サイモンの歌う曲に突如として被せられるあの一聴してそれとわかるM.ジャガーの声か、凄い組み合わせだなと、、

今で云えば誰と誰になるのだろう (ﾟ-ﾟ)？