** 地獄の黙示録[デジタル リマスター] ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

 恐怖だ、恐怖だ、、


カーツ大佐のこの最後の言葉をどう思えばよいのか、、まだよくわからない


 This is the end, beautiful friend. 
 This is the end, my only friend, 
  the end  of our elaborate plans, 
  the end of everything that stands, 
  the end  no safety or surprise, 
  the end I'll never look into your eyes, again. 


なるほどなぁと思ったのは、オリジナルVer.のデジタルリマスター化とあったけど、実際はちょいと変えてあったところ


 恐怖と一体とならなければ、それは、最強の敵となる


この世の真理を悟った子供たちの小さな腕が積み重なり、山となる


コッポラは、戦争を描くことで平和を、狂気を描くことで正気を問いかけたのかも (°_°)? と思ったり


否否、


問いと応えの境のない混沌を、矛盾を、つまりは 世界 を、自らを巻き込んで描いたのか


地獄の黙示録 オープニング




戦争を知らないから... 難しい、ただ難しいままに、だから飲み込むしかないのか... 


 Can you picture what will be so limitless and free desperately in need of some stranger's hand in a desperate land? 


ただ不浄を避けて浄を求めるなら、浄はもやは浄ではない


とするならば、


戦争を知らずして平和を求めるなら、真の平和の意味はわからない、ということか


ただ否定しておけば解決するという問題でもなく、友としなければ、それは、最強の敵となる



 This is the end, my only friend, 
 これで終わりだ、唯一の友よ

 The end it hurts to set you free. 
 お前を自由へと縛りつけることはもう止めよう

 But you'll never follow me. 
 おれにつきあうことはない

 The end of laughter and soft lies. 
 嘲りとほんのひとにぎりの嘘の終わり

 The end of nights we tried to die. 
 それらすべてを終わらせようとした夜の終わり

 This is the end. 
 これで終わりだ


立花氏のように、エリオットやコンラッドからの対比で観るというのもある種の囚われのような気もするなあ


と、いろいろ考えさせてくれる



地獄の黙示録」 は今まで観てきた中で二番目に好きな映画、一番は 「冒険者たち」 、三番目は、、、


未来のための、まだ出会えていない映画のための、、reserved seat


映画 『地獄の黙示録 劇場公開版 〈デジタル・リマスター〉』 予告編




ストーンズの曲が使われた映画で個人的に好きな映画は?と聞かれたミックは 「地獄の黙示録」 と答えた

ほ~ (=ω)


The End / The Doors



圧倒的な映像体験、、これがあるからCG多用を 売り とする映画を こころ のどこかで空々しく観てしまう自分がいる


その日、神保町のシアターで、オリジナルVer.のデジタルリマスター版をたしかに体感した、、


地獄の黙示録 / F.F.コッポラ
image


そして、、

APOCALYPSE NOW: FINAL CUT - Official Trailer - Dir. by Francis Ford Coppola

https://www.youtube.com/watch?v=9l-ViOOFH-s


■関連ブログ■
[映画]
** MR. DYNAMITE : THE RISE OF JAMES BROWN **
** The Deer Hunter **


映画についても、たまに書いていこう◎