撮影は3年前の2018年、シャオジャンの記念すべき時代劇初主演の作品《陳情令》、アジドラさんで視聴していきます。2回目視聴で結末を知っているからこそ、あの男とかこの男とか、最初からチェックしていきたい!
ネタバレOKな初見さんも良かったらどうぞ。BL小説原作だけどボーイズラブ要素は妄想する以外には全く無し。そこは期待できません。
#43「重なり合う心」
金光瑶が赤鋒尊に聞かせた清心音に邪曲の旋律が組み込まれていたと踏んだ魏無羨と藍忘機、そして金光瑶の裏の顔に動揺を隠せない藍曦臣。その藍曦臣に魏無羨は藍忘機の体にある戒鞭の痕について問う。実は16年前、藍忘機は魏無羨をかばったとして叔父の藍啓仁から戒鞭300回と3年の面壁を科せられていた。そんな中、金光瑶が雲深不知処を訪れ乱葬崗に傀儡が現れたと告げる。魏無羨と藍忘機は密かに雲深不知処を離れ乱葬崗を目指すが…。
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邪曲の旋律が書いてあるページが破られていた。覚えるために破って持って行ったのか?いや違う!金光瑶、予想以上の頭の良さ。
楽勝とのこと。
戸惑う藍兄。赤鋒尊が暴走したのは既に魏嬰は崖落ちした後、魏嬰がここまで知っているのはやはり赤鋒尊の頭を見て共情したから。
いくら知己を庇いたいとはいえ証拠をみて公正に判断する、これが藍氏。この楽譜を再現して、確かに人に害を与えるか自分自身に試すとのこと。
もし金光瑶が黒であればまさかの自分も赤鋒尊殺害に加担してしていたことになる。ショック。
静室へ。
ここ↓は魏嬰の崖落ち直後ですよね。
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追加 中文だと「不夜天で魏嬰を守るだけでも飽き足らずに」、あと右腕に血の汚れが」
なので魏嬰の崖落ち後、と判断しました。でも血の汚れが少なすぎる…
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やはり阿苑はこの時に見つけたのではなく、《陳情令》#32「絶望の叫び」で不夜天に遅れた時に確保したと思いました。魏嬰は先に目覚めて朦朧としたまま金麟台へ行ってしまっていたんですよね。
魏嬰崖落ち直後に駆けつけたけれど、藍叔父が迎えに来てしまったから…
なぜ。
藍ママと藍パパの話から。藍ママが亡くなったのだと分かってからも静室に来ていた藍湛、これは彼の執着と。
藍湛は当時藍ママに感じたことを魏嬰に重ねていた… どの国でも大体ママ最強ですね。
2か所から笛の音が聞こえたこと、藍湛はいつの間に温寧に聞いたんでしょ。この時《陳情令》#31「予期せぬ悲劇」瞳孔が2つありましたもんね。初見では分からなかった私でしたよ。
不夜天のあの日、「ほんの一瞬だけ」混乱した魏嬰、でも意識はハッキリしていた。やはり邪に堕ちてはいなかった。
窮奇同と不夜天で誰かが笛の音に音を重ねて指令を換えた。今ならすぐに分かる。
黒幕は金光瑶だろうけど、もうそれすらどうでもいいと。誹謗するターゲットができれば敵を共有でき団結する、金光瑶じゃなくても他の誰かがやるかもしれない。悲しいけど現実はそんなものだ…。
このシーンは魏嬰の背が高い。
この辺りのやり取りはかなりエモいですが、俳優たちにセリフは無くて独白、全て声優さんが担当ですね。
大切な言葉、言いましたね。これはセリフがあったのでシャオジャンが魏嬰として言ってたものが配音されてます♡
ここでやっと初めて魏嬰は藍湛を認めたというか、自分を信じてくれたのも嬉しかったろうけど、正義を貫くために藍氏の掟を越えたこと、想定外だったのでは。
今まで魏嬰は自分の考えを理解する人がいないと思っていたんじゃないかと私は感じていて、それは、 《陳情令》#22「不夜天の決戦」では藍湛に「協力させよ」と言われても魏嬰は軽く笑っていたから。
《陳情令》#37「操りし者」でお子ちゃんたちから含光君が凄いと思わないのかと聞かれた時、「はいはい」と軽く笑ったから。
藍湛はめちゃくちゃ凄い人ではあったけど、そうは言っても藍氏だから、型破りにはやれないだろうなと思っていたんじゃないかと。でも藍湛は16年後は藍氏の教えを超越していますからね。魏嬰にとって今は頼もしい相方でしょう。もう孤独じゃない✨
で、ここからもエモい事象を検証。このベルトは太いです。Blu-rayだと細い藁らしきモノが落ちていたけど、この太ベルトなら外したらバサっと存在感が出るはず。
カメラが下から上がっていった際の門の上と門の下の画像、黒いのが外にいるので、下でベルトを外していたら、上で中に入っているでしょうね。あと今までのことから、ここまで顔が見えない遠巻きショットの時は替わり身さんが担当ですね。
物語、視聴者の解釈は自由。でも画面上に出ているか出ていないかは事実としてある。ここでベルトは外れてないのは事実だけど、この後外したかもしれないという空想は自分の中でならあり。
でも藍湛は魏嬰を好きだっただろうけど、そういう私欲より正義を貫くことが大事だったでしょうから、だからこそ尊く感じられて。温情と魏嬰にも恋愛が無かったからこそ、不夜天のあの絶望と悲しみが正義を貫けないという事に絞られてグッと来たのですから。愛する人を失ったという私的感情が入ると意味が全然違っちゃいますもんね。
翌日、金光瑶が来た。魏嬰と藍湛がいると分かっていて来たんですよね?
金光瑶は藍兄が疑っていることに気が付いていて、赤鋒尊の葬儀に誘う。
魏嬰と藍湛は乱葬崗へ向かう。途中ウサギが…。
これから向かうことに対して。「少しも怖くない」。頼れる藍湛がいるからですね。これ藍湛にとって思いっきり誉め言葉では♪
嬉しそうに見えるし。
ウサギに好かれる藍湛。
さっぱり?と藍湛はどうして「?」なんでしょ。これ、ここでウサギを先に置いて可愛がっていたのは魏嬰ですもんね。
曲の意味がなんとなく分かって嬉しそうに藍湛をからかい気味に吹く魏嬰。
玄武洞で聞いた曲だと思い出した。藍湛が作った曲とのこと。
題名を聞くと、藍湛に「どう思う?」と聞かれ。曲に魏嬰が関係していることバレバレ。
照れ、ですよね?
夜狩りをする夫婦と子供一人の家族。
悪くない人を悪くないと発言した正義感のある綿綿が幸せに生きていてくれて良かった。綿綿はこのシーン以外にもう出て来なかったけど、この3人家族は、子供の頃の魏嬰の両親と重なっているのかなと思いました。魏嬰ママも強かったみたいですしね。
また明日