シャオジャンの記念すべき時代劇初主演の作品《陳情令》、アジドラさんで視聴していきます。2回目視聴で結末を知っているからこそ、あの男とかこの男とか、最初からチェックしていきたい!
ネタバレOKな初見さんも良かったらどうぞ。BL小説原作だけどボーイズラブ要素は妄想する以外には全く無し。そこは期待できません。
#17「失意と決断」
温晁に占領された蓮花塢から、捕らわれていた江澄を救った温寧。魏無羨や江厭離を連れ夷陵にある監察寮でかくまうことに。温情の懸命な治療と魏無羨たちの献身的な看病により江澄はようやく目を覚ますが、なんと江澄は温逐流の手にかかり金丹を失っていた。絶望する江澄を前に、魏無羨は温情に医学書を集めてほしいと頼み込む。果たして魏無羨は江澄の金丹を復活させる方法を見つけるが、その方法を聞いた温情は激しく反対する。
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この回は江澄を助けたけれど金丹が抜かれていて、でも金丹を復活させる方法を魏嬰は探し出した、初見ではそれだけのこと、2度と見てませんでしたが、2回目ではシャオジャンの演技が凄すぎて、どの表情も良くて驚きますね。
荷風酒、蓮花塢で魏嬰は酒も考えていたのか~。しかし天子笑に落ち着いたが…
魏嬰は恐らく今までずっと江澄の落ち度を自分がかぶってきて守っていたのに。戒鞭で…
16年後の藍湛と魏嬰と同じように船で。この2人でもBTS欲しかった…。 この後温寧がかくまってくれるようだ。
温寧に「ありがとう」と2回言ったのに、まだ信じ切れてはいない。どうしてもピリピリしてしまう魏嬰…。
温寧が魏嬰に協力して江澄を逃がしたことがバレてしまう。まだまだ魏嬰を追う温晁。
劉お婆ちゃんの処に寄って師姉と合流。温寧が助けてくれる、こういう人脈は魏嬰が人助けを見返りを求めずやっていたからこそ。
この後、劉婆さんと再会することはあったかな?ワスレタ
夷陵に着いたけどまたもピリピリしてしまう魏嬰・・・
蓮花塢も監察寮にされちゃったからね…でも…
もし敵だとするなら… ほんとその通り、簡単な事なのに。
善良な温寧、なのに信じ切れない魏嬰。前回も書いたけど魏嬰が善良な人を見誤るなんて、もう弱りに弱り切ってる…
温情との再会!魏嬰が一人で背負って切羽詰まっている…必死な演技が上手すぎるシャオジャン。
少し落ち着いて話を聞く温情。この2人の置かれている立場から敵味方だけど、お互いに出来得る範囲の正義の元で動くから… 正直、温情は師姉よりずっと頼もしい。
江澄は怪我より、金丹を抜かれていたことが問題だった。
江澄が起きて。
叩いてみたが・・・
殴れば気が済むだろって、今までそういうのあったんだろうなと思わせる。
金丹は再生出来ない!あの江澄が、金丹を取られこんなにも力を失っていた…
のに、突き飛ばせる(爆)
温氏は全て敵とみなす江澄。ここ最近でも思うけど、温氏だからとかどの国の人だからとかではなく、結局その人個人による…。集団としてトータル的な確率では同じ傾向の人が多いかもしれないけどオールではない…
江澄の行いは私自身を振り返って反省させる事柄が多い。いや叩く性質は持ってないです(汗)
自分たちは温氏とは違うから、医師としての正道を貫く。
温情が言ったとおり江澄の頭には何とか針が。中華時代劇、頭に針を刺すシーン何度かみました。
うっすら髭が好みなので、ボロボロなのにとてもカッコいいと思うこのシーン。
助けてくれる人。。。誰か?を考えたら藍忘機の名が。信じてほしい人でもあったかも。
虞夫人が言ったように自分が悪かったかも…。そんなことないのは視聴者は分かり切っているのに、虞夫人の呪縛。
師姉もちゃんと否定してあげてほしいのに。こういうところも弱く感じてしまう~~
江澄は絆を有難く感じて泣いているのかと初見では思ったけど、全てを失った事に悲観して泣いてるのかなあ。ここから最後まで、初見では彼が絆を大事にしているようには見えなかった…
温情は姉弟の関係にグッときたんですね。自分も医学書を見てあげるようになった。優しい人。
温情、今さら気が付いたけど、《琅琊榜》の続編、《琅琊榜之風起長林》の林奚に役どころが似てる…。でも林奚は表情が無さすぎて、温情の部分に関しては《陳情令》の脚本のほうが良かった。
やっと金丹について書かれているモノが見つかった!けど…。表情の変化もシャオジャンの演技が圧巻。
上着をかけてくれたのを知る温情、隣に座る。
江澄の金丹を戻すには代償が大きすぎる!そう魏嬰の金丹を上げたのですが、視聴者も江澄もこの真実を知ったのは16年後でしたね。その時だって江澄は魏嬰に酷かったんだから。魏嬰はどうしてここまで尽くしたんだろう。江夫妻と約束したからって・・・
16年後に藍忘機に聞かれて温寧が話しましたね。可能性は5割だったと。魏嬰は十分だと言ったと。
温情、優しい人、弱い優しいとは違う、もちろん魏嬰も同じタイプの優しい…お似合いだったのに歯車がね…(原作だろ)
藍渙は姑蘇にいるのかな?孟瑶は温氏にいてスパイ活動をしながら金氏に情報を流しているんでしたっけ。藍曦臣とも通じ…この頃に禁書を読まれて、死の旋律も見つけられてコピーされていた可能性がありますね。蘇渉もグル。薛洋は陰鉄を持っているのかなあ。孟瑶は?温氏の訓学で倒れてからの聶懐桑はどうしていたんだろう。聶氏に帰されたのかなあ。
ではまた明日
追記
日本語字幕の「江澄は負けず嫌いで損得を重んじる」、「損得」は損得勘定という日本語から受ける印象が強いので、なんとなくこのシーンに相応しくない気がしてしまうけど、中文からも直訳で「得失を重視する。」
その後の日本語はどんなだったかしら、中文だと「修為は彼の命そのものだ」
難しいですね。
でもシンプルに得失は得ることと失うこと、やっぱり勝ちに強くこだわるという意味で。そうすると前のセリフ「他太好强」の翻訳「負けず嫌いで」にかぶるけど、でも强は「激しい」という意味でもあるから、「君も江澄のことは分かるだろ、彼は気性が激しく、勝ちに強くこだわる。」かなあ。江澄は「苦労して修行で得て来た修為を失うくらいなら死んだほうがマシと考える人」、ということですよね。
《曲尽陳情》の中の千差万別にも感じたけど「損得」も日本語の日常使いでのこちら個人の印象があって、理解がスムーズでない時がありますね。言語深いわ…
後の温寧も江澄に金丹の真相を語る時、セリフで日本語の「損得」を使うので、「彼は気性が激しく、勝ちに強くこだわる。」を思い出してどんな感じになるか、またその時にチェックしてみましょうネ。