こんにちは!白水(しらみず)一郎です。
医学部に行きたい!と考えている、高校2年生向けに、記事を書きます。
高校2年生がこの記事を読めば、現役で医学部に合格する方法がわかります。
高校2年生になると、公立か中高一貫校に通っているかで、理数系の進みも、結構、差が開いています。
どちらでも、入試の日程は同じなので、その辺も、考慮して、やる内容は、決めるといいでしょう。
高校2年生は、この夏休み、必死に勉強する予定だと思います。
先日、ブログでご紹介した金沢大学、三重大学に合格された先輩も、最初にご相談をくれたのは、高2の夏休み前でした。
1学期に受けた模試の結果にびっくりして、私に相談してきたのです。
模試の成績を元に、担任と面談をしたら、「この成績のままだと、学部変更も避けられない」と、最後通牒を突き付けられた先輩も、いましたね…汗
今日は、勉強以前の話を、先に一つしておきます。
「志望校を決めよう」ってことです。
なぜなら、志望校が定まらないまま、漠然と成績を上げるよりも、ピンポイントでそこだけに合格すればいいのでは、労力が違ってくるためです。
ただ、この労力うんぬんのところは、あくまで、指導する側が考えることであり、当の本人には、普通に勉強をしてもらいます。
(わかりにくい話で、申し訳ありません)
医学部受験に限らず、受験というのは、こうなっています。
1,志望校を決める。
2,現在の自分の力を把握する。
3,両者の差を埋める。
2,現在の自分の力を把握する。
3,両者の差を埋める。
まとめます。
医学部に現役で合格するには、何をすればいいのか?
生徒には、まず、志望校を決めてもらいます。
高2であれば、少し高めであっても、構いません。
私立か、国公立か。推薦か、一般入試か。
私立、国公立、共に、家の近くにある大学から、検討します。あるいは、家族の母校から、考えても、OKです。
オープンキャンパスに行き、大学は決めたらいいでしょう。そして、大学が決まったら、入試制度の種類を確認します。大学のホームページに、要項がアップされています。
今は親御さんの世代とは異なり、一般、推薦(指定校、公募制、地域枠)、総合型・学校型選抜と、様々な入試制度が揃っています。
私大医学部の中には、子弟枠も存在します。
これは、高校の先生も、皆が皆、入試制度を把握しているわけではありません。特に、新しくできた制度は、見落とされがちになる傾向があります。
すなわち、誰も教えてはくれないので、自分で情報を集め、判断するしかありません。
多浪の受験生と面談していると、高校の成績が、4.3以上あるのに、推薦を受けていない方が少なくありません。
こうしたとき、推薦を受けていれば、現役で受かっていたかもしれないのにと、私はよく考えてしまいます。
東大と比べ、医学部の数は、全国82校あり、入試制度も複数あるため、その組み合わせは、かなりの数に上ります。
この中で、ご自分の要望に合う、相性のいい大学を探せば、それだけ、合格も近づきます。
医学部は、医師免許という共通の目的があり、学部は大体そこに向かって、走っていきます。
他の学部ほど、出身大学の肩書は重要ではないと、されています。
医師として働くには、「医師免許の有無」が条件になるためです。
医師の求人広告を見てみれば、すぐにわかります。
その辺、思い違いをしてしまうと、医師になることから離れてしまうので、注意してください。
東大医学部の説明会でも、担当の先生が、おっしゃっていました。
東大の医学部生には、世界の人々に役立つ医師や研究者になってもらいたい。
それなのに、中には、東大医学部合格をゴールにしている学生がいて、入学後、受験で疲弊したのか、医学を勉強しない者がおり、困っている。
疲弊するほど無理をして、東大医学部に来ることはありません。研究なら、大学院から来てください、と。
それなのに、中には、東大医学部合格をゴールにしている学生がいて、入学後、受験で疲弊したのか、医学を勉強しない者がおり、困っている。
疲弊するほど無理をして、東大医学部に来ることはありません。研究なら、大学院から来てください、と。
東京医科歯科大学の説明会でも、似た話を聞きました。
入試で逆転して入ってきた学生の中には、それに味を覚えてしまい、テストを一夜漬けで逆転できると、勘違いする者もいると。
医学部での勉強量は、受験のそれよりも膨大です。一夜漬けでは、到底カバーできません。
結局、何回も、留年してしまい、退学する学生もいる。
そうした人の相談を担当されている先生からの、お話でした。
多浪して、医学部生になった生徒からも、よく耳にします。
「あれだけ大変だと思っていた受験勉強よりも、医学部の授業に付いていくのは、大変ですね」
医学部での勉強量は、受験のそれよりも膨大です。一夜漬けでは、到底カバーできません。
結局、何回も、留年してしまい、退学する学生もいる。
そうした人の相談を担当されている先生からの、お話でした。
多浪して、医学部生になった生徒からも、よく耳にします。
「あれだけ大変だと思っていた受験勉強よりも、医学部の授業に付いていくのは、大変ですね」
少し、脱線しました。
今日のまとめ
現役合格に必要なことは、何か?
志望校が決まっていること。
そして、全国にある82校の医学部から、ご自分と相性のいい大学を、見つけ出すこと。
これができれば、半分は合格したと言っても、過言ではありません。
私も最初の面談では、当然、生徒の志望校の選定には、気を配っています。
(プロとしては当たり前ですが、最初の面談から、私には各生徒の合格までの道筋が、見えています)
具体的な学習内容については、各人の現状、志望校により、変わってきます。
志望校を決める際、もちろん、医学部に合格した先輩が、どういった経緯をたどって、合格したのか、知っていることは、役に立ちます。
私がまとめたメールマガジンでも、毎回、異なる合格者の紹介を、しています。
リアルな体験を、複数、知ることができます。
ぜひ、彼らの見事な合格っぷりを、堪能してください。
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