高2の夏から始める医学部受験対策【何をしたらいい?】 | 医学部に最短距離で合格したい受験生へ!医学部合格養成講座

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● 高2の夏から始める医学部受験対策【何をしたらいい?】

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

医学部に行きたい!と考えている、高校2年生向けに、記事を書きます。

高校2年生がこの記事を読めば、現役で医学部に合格する方法がわかります。

高校2年生になると、公立か中高一貫校に通っているかで、理数系の進みも、結構、差が開いています。

どちらでも、入試の日程は同じなので、その辺も、考慮して、やる内容は、決めるといいでしょう。

高校2年生は、この夏休み、必死に勉強する予定だと思います。

先日、ブログでご紹介した金沢大学、三重大学に合格された先輩も、最初にご相談をくれたのは、高2の夏休み前でした。

1学期に受けた模試の結果にびっくりして、私に相談してきたのです。

模試の成績を元に、担任と面談をしたら、「この成績のままだと、学部変更も避けられない」と、最後通牒を突き付けられた先輩も、いましたね…汗

今日は、勉強以前の話を、先に一つしておきます。

「志望校を決めよう」ってことです。

なぜなら、志望校が定まらないまま、漠然と成績を上げるよりも、ピンポイントでそこだけに合格すればいいのでは、労力が違ってくるためです。

ただ、この労力うんぬんのところは、あくまで、指導する側が考えることであり、当の本人には、普通に勉強をしてもらいます。
(わかりにくい話で、申し訳ありません)

医学部受験に限らず、受験というのは、こうなっています。

1,志望校を決める。

2,現在の自分の力を把握する。

3,両者の差を埋める。

まとめます。

医学部に現役で合格するには、何をすればいいのか?

生徒には、まず、志望校を決めてもらいます。

高2であれば、少し高めであっても、構いません。

私立か、国公立か。推薦か、一般入試か。

私立、国公立、共に、家の近くにある大学から、検討します。あるいは、家族の母校から、考えても、OKです。

オープンキャンパスに行き、大学は決めたらいいでしょう。そして、大学が決まったら、入試制度の種類を確認します。大学のホームページに、要項がアップされています。

今は親御さんの世代とは異なり、一般、推薦(指定校、公募制、地域枠)、総合型・学校型選抜と、様々な入試制度が揃っています。

私大医学部の中には、子弟枠も存在します。

これは、高校の先生も、皆が皆、入試制度を把握しているわけではありません。特に、新しくできた制度は、見落とされがちになる傾向があります。

すなわち、誰も教えてはくれないので、自分で情報を集め、判断するしかありません。

多浪の受験生と面談していると、高校の成績が、4.3以上あるのに、推薦を受けていない方が少なくありません。

こうしたとき、推薦を受けていれば、現役で受かっていたかもしれないのにと、私はよく考えてしまいます。

東大と比べ、医学部の数は、全国82校あり、入試制度も複数あるため、その組み合わせは、かなりの数に上ります。

この中で、ご自分の要望に合う、相性のいい大学を探せば、それだけ、合格も近づきます。

医学部は、医師免許という共通の目的があり、学部は大体そこに向かって、走っていきます。

他の学部ほど、出身大学の肩書は重要ではないと、されています。

医師として働くには、「医師免許の有無」が条件になるためです。

医師の求人広告を見てみれば、すぐにわかります。

その辺、思い違いをしてしまうと、医師になることから離れてしまうので、注意してください。

東大医学部の説明会でも、担当の先生が、おっしゃっていました。

東大の医学部生には、世界の人々に役立つ医師や研究者になってもらいたい。

それなのに、中には、東大医学部合格をゴールにしている学生がいて、入学後、受験で疲弊したのか、医学を勉強しない者がおり、困っている。

疲弊するほど無理をして、東大医学部に来ることはありません。研究なら、大学院から来てください、と。

東京医科歯科大学の説明会でも、似た話を聞きました。

入試で逆転して入ってきた学生の中には、それに味を覚えてしまい、テストを一夜漬けで逆転できると、勘違いする者もいると。

医学部での勉強量は、受験のそれよりも膨大です。一夜漬けでは、到底カバーできません。

結局、何回も、留年してしまい、退学する学生もいる。

そうした人の相談を担当されている先生からの、お話でした。

多浪して、医学部生になった生徒からも、よく耳にします。

「あれだけ大変だと思っていた受験勉強よりも、医学部の授業に付いていくのは、大変ですね」

少し、脱線しました。

今日のまとめ

現役合格に必要なことは、何か?

志望校が決まっていること。

そして、全国にある82校の医学部から、ご自分と相性のいい大学を、見つけ出すこと。

これができれば、半分は合格したと言っても、過言ではありません。

私も最初の面談では、当然、生徒の志望校の選定には、気を配っています。
(プロとしては当たり前ですが、最初の面談から、私には各生徒の合格までの道筋が、見えています)

具体的な学習内容については、各人の現状、志望校により、変わってきます。

志望校を決める際、もちろん、医学部に合格した先輩が、どういった経緯をたどって、合格したのか、知っていることは、役に立ちます。

私がまとめたメールマガジンでも、毎回、異なる合格者の紹介を、しています。

リアルな体験を、複数、知ることができます。

ぜひ、彼らの見事な合格っぷりを、堪能してください。






秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学等、複数の方が合格されています。

私大では、自治医科大学、順天堂大学、昭和大学、東京慈恵会医科大学、東邦大学、日本医科大学等、人気があります。