グッド・バイ（明日カノドラマver.）/cali≠gari
1. グッド・バイ（明日カノドラマver.）
約20年ぶりの再録となった、cali≠gariのデジタルシングル。
ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」のシーズン２の最終話にて、cali≠gariが本人役として出演。
ライブシーンとしてワンコーラス使われたのをきっかけに、ドラマ用に収録された「グッド・バイ」がデジタルリリースとなりました。
原作の漫画でも、元バンギャルである主人公がcali≠gariのライブで涙するシーンがあり、それを再現した形。
アートワークも、コラボレーション仕様です。
「グッド・バイ」は、1998年に「第４実験室」に収録されて以来、2001年にVo. 石井秀仁さんの加入前の楽曲を当時の編成でリメイクした「再教育（左）」、2003年の解散時にリリースしたベストアルバム「グッド・バイ」でそれぞれ再録。
本作については、ドラムだけ2003年当時の音源を使っているものの、３度目のリテイクとなります。
ドラムがそのままということもあり、大幅な構成の変更はありませんが、配信用のマスタリングになっていることもあり、音の抜け方や音圧などは、聴き比べると明確に違っていますね。
迫力重視ではない分、Ba.村井研次郎さんによる中～高音域にまで攻めていくベースが聴きやすくなった印象。
こんなに動いていたのか、と改めて驚かされること請け合いでしょう。
ドラマに則って、楽曲に入る前のGt.桜井青さんのMCからの導入になっていても面白かったのだけれど、そういうわけにもいかないか。
メジャー進出をしていても、地上波で見る機会はほとんどなかっただけに、まさかドラマの中でお目にかかることになるとは。
一度解散したとはいえ、20年、同じ楽曲を演奏し続けたからこそ本作のリリースがあったわけで、つくづく、人生って何が起こるかわからないな、と。
