最近は「エスカレーターは歩かずに乗る」のが新常識になりつつあるが、まだ急ぐ人のために片側に寄ってレーンを空ける場合が多い。そして何故か大阪だけは皆がエスカレーターの右側に寄って左側を空ける。20年以上前だが大阪出張でこれを不思議に思った私は大阪勤務者に訊いたことがあった。

「大阪では、なぜ皆さん右側に寄るんですか?」
大阪人「逆になぜ左側に寄らんといかんの?」
「そりゃ、ほら遅いクルマは左側に寄るじゃないですか」
大阪人「東京の人は皆そう言いはりますが、“クルマは左側通行”でも、“人は右側通行”やないですか?」
「あ・・・そうか、なるほど。“人は右側通行”でしたね」

この時は見事に私が論破されてしまって、それ以来、右側に寄る大阪流のお作法の方が正しいと私は思っていた。しかし実は「人は右側通行、クルマは左側通行」というのは勘違いだということが最近になって分かった。日本は“クルマは左側通行”だが、けっして“人は右側通行”ではないのだ。

確かに「道路交通法」に歩行者等は、歩道等と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つて通行しなければならない」という条文はあるが、読めば分かるように、これは歩道等(歩道や路側帯など)と車道の区別のない道路に限っての特殊なケースに過ぎないのである。

【↓左の写真は歩道等と車道の区別のない道路】

    【右の写真は両側に歩道等(路側帯)がある道路↑】

それ以外の道路においては「歩行者は歩道等を通行しなければならない」と定めているだけで、右側通行とも左側通行とも定めていない。要するに、歩道も路側帯もない道の左側の端を人が歩くと背後から車が来て危ないから、右側の端に寄って歩くように法律で定めたのだろう。

法律の目的は社会の秩序が乱れるような問題を未然に防ぐことであって、人間がどう行動すべきかを規定することではない。だから歩行者が歩道等を通行し、車両がそこに侵入しない限り「歩行者と車両の事故」は防げるから、法律的には歩行者は右側通行でも左側通行でも構わないのだろう。

 【片側だけに歩道等(歩道や路側帯)がある道路も多い】

歩行者は歩道等を通行する必要があるため、上の写真のように道路の片側だけに歩道等がある場合は、行きと帰りでは道の左右反対側を通行することになる。また両側に歩道等がある道路でも歩行者は道路の右左どちら側の歩道等を通行しても良く、必ずしも道路の右側を通行する必要などない。

翻ってエスカレーターで大阪だけが右に寄るのは、1970年の万博(EXPO'70)開催に先立ち海外から多数の来街者が来ると想定して調査をした結果、欧米をはじめ諸外国では、車は右側通行の左ハンドルが主流であり、多くの外国人も右側に寄ると判ったので「大阪では右側に寄る」と決めたらしい

では日本がなぜ車を少数派の左側通行にしたのか調べたら、その当時最先進国だった英国に倣ったようだ。だから英国や英国所縁のインドや豪州では今も左側通行だし当時の車両とは馬車であり運転者に当たる御者の多くは右利きなので鞭が通行人に当たらぬよう右側に座り左側通行にしたそうだ。

そう考えると英国流の左側通行(右ハンドル)に理があるように思えるのだが、逆になぜ英国以外の欧州各国や米国など大多数の国が右側通行(左ハンドル)なのかが不思議ではないか。その答えははっきりしないのだが、どうやら「(当時の超大国であった)英国への反発」ではないかとも言われている

なんだよ、結局、マジョリティ(多数派)となった国々の方が理に叶ってないじゃないか。我々が米国で車を運転する時に右側通行をするように“郷に入っては郷に従え”だから、EXPO'70でも外国人に「日本は左側通行なのでエスカレーターでも左に寄って」と言えば良かったんじゃないの?

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2026年4月3日、渋谷・SEABIRD、第一金曜(1金)ライブ&セッション。今回のインスト(歌なし)曲のテーマは、マイルス・デイビスのアルバム「ワーキン」から。同アルバムをほぼ全曲なぞる感じで「Half Nelson」「It Never Entered My Heart」「In Your Own Sweet Way」「Four」と続く。

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴さん(ts)】

2nd.setのヴォーカルコーナーは珍しく3人だけ!レギュラーの欠場者が多くセッション参加者もいなかったためでバンマスから「1人2曲ずつ」とのお逹しが出た。トップバッターの柳田さんカーペンターズの「Sing」を、小林圭アレンジでお洒落に歌う。本多バンマスの2管アレンジも恰好良い!

柳田さんは残念ながらこの1曲しか用意していなかったとのことで、2番手のマッキーこと牧かおるさんと交代に。彼女の1曲目はスロウの「It Had To Be You」をしっとりと。そして続く2曲目はボサノヴァで、ポルトガル語で「もう一度」という意味の「Outra Ves」というジョビンの曲を歌った。


3番手の私はラテン第4弾のAmapola (アマポーラ)」。この曲は恋人をひなげしの花になぞらえたラブソングとしてスペイン出身の作曲家ホセ・ラカジェが今から100年以上前の1924年に発表した曲。私は以前、英語詞で歌ったことはあったが今回は原詞のスペイン語で歌ってみた


この曲のオリジナルヒットはトミー・ドーシー楽団盤だが、淡谷のり子沢田研二山下達郎ナタリー・コール三大テノールなど多彩な音源がある。私にとって印象深いのは“ギリシャの歌姫”ナナ・ムスクーリ盤、歌詞の内容からすれば男性の歌だろうが、彼女の透明感のある歌唱には心が洗われる

♪Amapola…2026年4月3日、渋谷・SEABIRD、1金ライブ&セッションにて♪
2曲目は、毎年第2金曜(2金)ライブでお正月に歌っていた縁起物(“笑う門には福来る”にかけて)の「Smile」(*1)を、今は4月なので新年ではなく新年度の門出として歌わせてもらった。ただリズム指定を忘れてテンポ出しの際「あ、ボサノバです」と慌てて告げることに。上代さん(ds)スミマセン。

♪Smile…2026年4月3日、渋谷・SEABIRD、1金ライブ&セッションにて♪

昨年秋に私は2金を卒業してしまったので、今回はマッキーが私の代わりにこの「Smile」を2金で歌ってくれるという。遂に伝統芸能の域に達してしまったか(笑)。いやあ実に有り難いことです。そしていつものように最後はインストに戻って今月のテーマの「Train’s Blues」「The Theme」で終演!
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*1:この楽曲については下記ブログをご参照。
チャップリンの5文字人生哲学 | Saigottimoのブログ

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2026年4月1日、先日めでたく(?)古希になったので東京都のシルバーパス購入した。このパスは満70歳の誕生月の月初から購入できるので3月生まれの私は3/1には購入できたのだが、4/1以降に購入すると(有効期間が半分になるため)半額になるという事だったので今日まで待って購入した(*1)。


これも知らない人が多いと思うのだが、東京都のシルバーパスが使えるのは都営地下鉄や都電など東京都が運営する公共交通機関だから「バスも都バスだけ」だと思うだろう。ところが東京バス協会が発行者なので都内の路線バスなら、関東バス、京王バス、小田急バス、東急バス等の民営バスでも使えるのだ。


窓口で身分証明になる書類(今回は運転免許証)を提示したら本当に半額の6千円で購入できて、路線図等と一緒にすぐもらえた。有効期限はいつ購入しても毎年9月末日なので10月になったら更新申請すれば1万2千円で1年間使える。つまり今日以降、私は千円/月で乗り放題となるのだ。わーい!

都営地下鉄など東京都の公共交通機関に都営・民営の路線バス網を加えれば、(JRと東京メトロ等を除くので必ずしも最短経路でないとしても)都内なら殆ど何処にでも辿り着ける。本来、健康のためには徒歩が良いし自転車なら相当遠い場所まで行けるが雨天や酷暑や極寒の時などこのパスは有難い

交通手段の選択も変わる現役時代はお金は使えても時間がないので時間がかかるハチ公バス(コミュニティバス)は使い難かった。リタイアすると逆に時間はあるがお金がないので230円均一の路線バスより初乗りが安い電車や100円均一のハチ公バスが重宝したがシルバーパスなら路線バスになる。

例えば我が家から渋谷駅に行く場合、昨日までなら10分程歩いてハチ公バスに乗り、終点の区役所前で降りて駅まで5分歩く(15分程歩くが100円で済む)。でも今日からは我が家から徒歩1分のバス停から京王バスを乗り継いで終点渋谷駅まで行く(1分強歩くだけで、230円×2路線分がフリーなので)。
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*1:本件についは下記ブログご参照。
遂に古来より稀なる年代に突入 | Saigottimoのブログ

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“何でも本格的にやらない”主義の私は、これまでにも簡単に作れるナンチャッテスイーツ等に挑戦してきた(*1)。そしてそんな私にピッタリの最近ネットでバズッた簡単チーズケーキ風スイーツが出た。ヨーグルトにココナツサブレをぶっ刺して冷蔵庫で一晩置くと出来上がりという奴だ。

当然早速試した。ヨーグルトは買うと高いので自家製のカスピ海ヨーグルトで試したのだが、結果は、甘みをハチミツや砂糖で加減してレモン汁を加えれば、まあ確かにチーズケーキと言っても過言ではない味にはなった。その後もビスケットやヨーグルトの銘柄等でネットを賑わしている。

確かにこれは凄く簡単で味は美味しいが見た目がイマイチだ。ガラス製の洒落た器にでも入れてフォークやスプーンですくって食べれば味は問題はないのだが「ケーキ感」が足りない。別にお客様に出す訳ではないとしても「ケーキ」と称するには、やはりそれなりの見た目は欲しいではないか。

そこで、同じ材料(ヨーグルトとビスケット)を使って「タルト」を作ることにした。タルトとは、ビスケットやパイ生地で皿状の器を形成してその上にクリームやフルーツを載せた洋菓子である。これなら本格的に小麦粉でスポンジなどを焼かなくても、簡単に「ケーキ感」が出せるはずである。

    【これが完成形、なかなかでしょ?】

   【上にかけたのはハチミツとリンゴジャム】
まずビスケットの調達だ。我が家から最も近いコンビニで最安値は「ミニバタークッキー」1袋90g139円だった。「クッキー」と称する(*2)だけあってこれはバターたっぷりでサックサクなので手ですり潰しても良かったのだが、一応、フードプロセッサーがあったのでこれで粉砕してみた。

昔よく作った「クールン」(*3)というケーキキットを思い出して作ってみた。ビスケットベース(上記の粉)に牛乳を少々垂らして練り、お皿の上に敷いたアルミホイルに押し付けてタルト生地とし、そこにゼラチンを溶いた湯を混ぜたヨーグルトを流し込み冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がりだ。
   【やや深い小皿にアルミホイルを被せて使用】

 【ラップの上から指でホイルに押し付けて固める】

【タルト生地の上にゼラチンを混ぜたヨーグルトを注ぐ】

出来上がりを見る限り、求めていた「ケーキ」感はしっかりとある気がする、が、ヨーグルトに砂糖などの甘みを入れなかったので、上からハチミツとリンゴジャムをかけて食べた。旨い!大成功だ。マーマレードやブルーベリージャムなどをかけても美味しいかも知れない(見栄えもするしね)。
 
 【左:深い皿からホイルを外し ⇒ 皿に盛り付ける:右】

自分も作ってみようと思う人のために、一応、レシピっぽいものも書いておくのでご参照されたい。
《ヨーグルトタルト》
・ヨーグルト 90g程度(余り酸っぱくないものがベター)
・ビスケット 90g程度(コンビニで売ってた1袋分)
・ゼラチン   2.5g(1袋5gの半分)
・お湯    25g(ゼラチンを溶かすため)
・やや深い小皿1枚(直径14cm程)
・アルミホイル、ラップ(またはクッキングシート)

※ヨーグルト自体に甘みを入れる場合は10g前後の砂糖(スリムシュガー3~4本分)かハチミツを入れてよく混ぜる。
※ヨーグルトを注ぐ前にタルト生地をオーブントースター等で良い色になるまで焼くとサクサクしてさらに美味しい。

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*1:これまでのナンチャッテスイーツは下記ブログご参照。
パウンドケーキ
コーヒーゼリー
いろいろ試してみた
アップルパイ(ピース)
キャラメルポップコーン
レアチーズケーキ
珈琲プリンタルト
アップルパイ(ホール)
創作ケーキ(サバランショート)
デコレーションケーキ
アイスクリーム
マグでレンチン簡単激旨プリン
バスクチーズケーキ
*2:本来はカーディガン[英国]とセーター[米国]の違いと同じく、ビスケットは英語でクッキーは米語。だが日本ではクッキーの表記には「糖分と脂肪分の合計が40%以上」という法規制があり、それ以外はビスケット等の表記となる。
*3:日清製粉「クールン」はレアチーズケーキのタルト。最近は余り見かけないので販売を終了したのかも知れない。

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会社に入った新人の夏に先輩に誘われて軽井沢にテニス合宿ツアーに行って以来、私は硬式テニスをもう50年近く続けている。ただキャリアの割には凄くヘタな上に、トシを取って眼も脚も運動神経も衰えてきたので、最近はやればやるほどヘタになっていくという実感がある。(*1)

そんな折に昔のテニス仲間が誘ってくれたのがショートテニス(スポンジテニス)(*2)とミニテニス(バルーンテニス)(*3)だ。前者はスポンジボールで後者は空気を入れたビニールボール。これらは空調が効いた屋内でコートも小さくて動く範囲も限られボールも軽いので年配者にも人気がある。

  【↑ショートテニスのスポンジボールとラケット】
   【↓ミニテニスのバルーンボールとラケット】

ミニテニスはボレー(ノーバウンドで打つこと)が一切NGな点は違うが、両者のコートサイズは若干違う程度でラケットは共通。ボールを打つ爽快感やゲームの楽しさはそのままにどちらもテニスほどハードルが高くないので気軽に参加でき、フットワークや動体視力のトレーニングになる。

そして同じ仲間が最近誘ってくれたのがピックルボール(*4)だ。これはプラスチック製で穴の開いた中空のボールをパドルと呼ばれるプラスチック製の板で打つ。ラケットと違ってガット(網状の糸)がないので卓球に近い打球感だ。米国では愛好者が1千万人以上居て日本でも最近注目されている。

  【ピックルボールのプラスチックボールとパドル】
ピックルボールではボレーはNGではないが条件がある。ボレーはネットに近い「キッチン」というエリアの外から打つこと、打った時のステップもこのエリアに入らないこと(ボレーでなければキッチン内で打ってOK)。またサービスリターンはボレーで返してはいけない事になっている。

これらは3種目ともコートサイズは微妙に違えど、どれもバドミントンコート程度なので、テニスコートの約3分の1の広さで済む。ちょうどフットサルが“サッカーの縮小版”(コート面積はサッカーの約9分の1)であるように、これら3種目は“テニスの縮小版”とも言えるだろう

“テニスの縮小版”といえば、昔からスカッシュ(*5)やラケットボール(*6)もあるが、この2種目は側面や背面の壁も(ラケットボールは天井も)使うため専用コートが必要だ。また大きさは異なるが両方ともボールがゴム製で硬くて当たると痛くて危険なので眼を守るアイガードを付けてプレイする。

その点、先に記した3種目は専用コートも不要で体育館の一角で出来るし、ボールも軽いし当たっても痛くなく危険じゃない点からも公共施設向きである。現在は3種目とも地元の公共施設にグループ登録をしてくれている方々のお蔭で平日を中心に月に何回も殆ど無料で楽しませてもらっている。

そして実際にやってみると、テニス経験が殆どない年配の女性にも無気になって挑む私が逆にコテンパンにやられたりして“気軽に出来るハードルの低さ”を痛感させられる。確かにフットワークは鍛えられるのだが、種目を変えてもやはりテニスと同じく私がヘタなことは変わらないようである。嗚呼
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*1:私とテニスとの関わりについては下記ブログご参照。
バケーションとパズルとテニス | Saigottimoのブログ
*2:ショート(スポンジ)テニスについては下記ご参照。
一般社団法人 ショートテニス ジャパン
*3:ミニ(バルーン)テニスについては下記ご参照。
日本ミニテニス協会
*4:ピックルボールについては下記御参照。
一般社団法人日本ピックルボール協会
*5:スカッシュについては下記御参照。
公益社団法人日本スカッシュ協会
*6:ラケットボールについては下記御参照。
特定非営利活動法人日本ラケットボール協会

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2026年3月27日、小泉八雲ことラフカディオ・ハーン夫妻をモデルにしたNHK朝ドラ「ばけばけ」が終了した。そこで、この朝ドラがスタートした当時に録画していたもののネタバレが怖くて観てなかった「英雄たちの選択」の「“怪談”を発見した男 小泉八雲」(NHK-BS 10/6放送分)を改めて観てみた

この番組(「英雄たちの選択」)は面白いし今回の出演者陣(池田雅之、グレゴリー・ケズナジャット、中野信子)各氏の話も興味深かったのだが、ナビゲーターの磯田道史氏がサラリと述べた言葉が心に刺さってしまった。それは「人間的に楽しく暮らすには意味も目的もないものが必要」という一言だ。

   【番組ナビゲーターで歴史学者の磯田道史氏】

「人間的に楽しく暮らす」とは、つまり「幸せな人生を送る」ということと同義だろう。しかしそのために「意味も目的もないものが必要」とは一体どういうことだろう?この言葉は私にとって非常に衝撃的だったが、何故か「その通りだ」と私の魂が直感的に共感してしまったのである。

通常、我々が何か行動を起こす際は、その行動が何らかの「目的」を達成するための手段となっていて欲しい。そうであればその行動には手段という「意味」があるし、もしそうでなかったとしても、何らかの「意味」はあって欲しい。何の「意味」もない行動などは時間の無駄だと思うからだ。

でも買物は何かを購入するという「目的」の手段としての「意味」はあるが、購入するつもりが全くない買物が楽しいときがある。またスポーツや芸能等の現地での応援は歓声や拍手が届いて力になるという「意味」も多少はあるだろう。でもTV応援等ではそんな意味も全然ないのだが、楽しい

改めて考えると先日の缶コーヒーのオマケチョロQ遊びのためのコース作り(*1)などもそうだ。一見、遊ぶことが「目的」のようだが、実際は作った後に殆ど遊んではいないし「俺ってバカだなあ」と思いながらも精緻なコースを作ること自体が「意味」も無く楽しかったことに気付いた。

もし、人生における幸せが「何かを成し遂げること」であるなら、常に「目的」を意識し限られた貴重な時間を「意味」のあることのみに費やすべきだろう。でも、もしかしたら人生における幸せとは、自分の魂が純粋に「楽しい」と感じることをして過ごすことなのではないだろうか。

そう考えると、いくら楽しくても「意味」や「目的」があるからやっているなら、それはある意味で不純だともいえる。逆に「意味も目的もないのに楽しい」と感じるならそれは純粋に自分の魂が求めている証拠だ。勿論、意味や目的があってはいけないという事はないが、それより大切なのかも?
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*1:本件については下記ブログご参照。
チョロQのコースを本気で作る | Saigottimoのブログ

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2026年3月20日(金)、とうとう大台に乗ってしまった。満年齢で来よりなる「古希」70歳になってしまったのだ。昔流の“数え歳”(*1)だと昨年の元旦には既に古希を迎えていた事になるからどう数えても70代だ。つい先日ゾロ目の66歳「緑壽」(*2)を迎えたと思ったらアッと言う間の4年間だった。

戦後まもなくは日本人の平均寿命も男女共に50代前半だったから60歳の還暦でも長寿のお祝いになったろう。でも今や平均寿命は男女とも80代だから喜寿(77歳)ですら長寿とは言い難く、古希(70歳)などはもう珍しくない(*3)。つまり古希(70歳)はい時代ならでしたという意味になってしまった。

なってしまったものはどうしようもないので前を向いて何か良い事はないかと考えると、あった「シルバーパス」だ。満60歳になると映画の割引や自治体の高齢者無料入浴デー、渋谷区はプール等運動施設も無料になる。ところが65歳には何の特典もなかったが70歳にはこの「シルバーパス」がある

(以下は東京都のシルバーパス事情について記します)

     【東京都シルバーパス公式webより】

多くの人が勘違いしているが、満70歳になるとバスや都営交通などが無料で使い放題の「シルバーパス」がもらえると思われている。しかし実際は「もらえる」のではなく「買える」そう、つまり有料なのだ。ただし住民税の課税対象ではない人等は千円、それ以外の人も1万2千円と格安だ。

あと満70歳になっていなくても、満70歳になる月初から購入できるらしい。それを知った私は、慌てて誕生日前日である昨日買いに行ったら窓口で別の事実を知った。このパスは(いつ購入しても有効期限は毎年9月末なので)4月になると残り期間が半分以下となるため半額で購入できるという。

「え?そうなんですか、そ、それじゃ改めて4月になったら来ます」と買わずに帰って来た。だって今買ったら1万2千円だが4月以降は6千円!いくらなんでもその間の10日程で6千円分は使わないだろう。そして以降は10月頭に更新購入すれば次の1年間1万2千円(1千円/月)で使い放題だから超お得!

あー早く4月にならないかな、購入したらどこに行こうかな、都内でもまだ行ったことない場所はいっぱいあるしと、もう今日の誕生日よりもそっちの方が楽しみになってきた。で4月1日に窓口に行ったら「アッハッハッハ、お客さん、エープリルフールですよ」とか言わないでね、頼むよ。
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*1:現在の“満年齢”では最初の誕生日が来るまで0歳で以降は誕生日ごとに1歳ずつ加齢する。でも“数え歳”は誕生時点で1歳、以降元旦に全ての人が1歳ずつ加齢する。つまり大晦日生まれの人は数え歳だと生後2日目で2歳になってしまう。
*2:「緑壽」については下記ブログご参照。
66歳は緑寿って知ってました? | Saigottimoのブログ
*3:1947(昭和22)年 男性50.06歳 女性53.96歳、2024(令和6)年 男性81.09歳 女性87.13歳 [厚生労働省 統計より]

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2026年3月16日、中学時代親友だった同級生Mが亡くなった。死因は聞いていないが壮年時代から病気持ちだったし50代以降に何度か脳梗塞も経験しており最近も体調は良くないと聞いていた。蟹座で7月生まれだったから享年70歳、もう年齢的には決して「若死に」とは言えないだろう。

でもこの歳になると“同級生の死去”というのは何とも堪えるものだ。訃報を知ったのは昨日、福岡在住の妹からの連絡だった。妹は奴に可愛がってもらったし最近まで人を介して交流もあったようだ。最後に会ったのは数年前の都内のホテルで奴が会長を務める企業グループのパーティだったと思う。

奴は男4兄弟の三男で絵に描いたような“金持ちのドラ息子”だった。レストランやホテルを経営する父親の血を引いて事業家として成功し、多角化した企業グループのトップとなり運転手付きの車に乗っていた。人懐こい寂しがり屋の電話魔で、時折、無闇矢鱈と意味のない電話を掛けまくっていた。

奴とは中学時代に学校帰りに買い食いをしたり休日にはお互いの家に遊びに行った。私は奴の両親や兄弟と、奴も私の母や妹と懇意に交流した。高校時代の夏休みには阿蘇の牧場で一緒に過ごした事もあった。奴は事業家だった私の母を師と仰いで慕っていたし、母も奴を息子の様に可愛がっていた。

奴の大学時代は飲食店等でバイトしては伊豆の離島で遊びまくって青春を謳歌していた。一方私は青春とは程遠い燻った学生だった。奴は卒業し家業を手伝った後に起業したが、ある夜急に私に「今来てくれ」と電話があった。翌朝も早く出勤する常識的な会社員の私は奴を非常識だと責めて断った。

奴は私の母が亡くなった時に棺桶の一隅を担いでくれた。まだ小学生だった妹と二人暮らしとなった新米サラリーマンの私が風邪で寝込んでいると、奴は見舞いに来てくれて妹が観たがっていた映画(「ベルサイユのばら」実写版)に彼女を連れて行ってくれて有難かったことを今でも覚えている。

奴は学生時代から付き合っていた女性と結婚したが、数年前に亡くしていた。カミさんに訃報を伝えると「Mさんが居なかったら私達は結婚してなかったわよね」と言った。そうだ...奴と違って女性に縁が無い私がカミさんと出会えたきっかけも奴だったことを思い出した。友とはそういうものか。

奴にとっては晩年になる昨年、恐らく帰宅途中の車の中からの電話だろう。「お前ん家の近くを通る度に寄りたいと思うんだけど寄らなくてゴメンな」。私は奴とはもう今生ですべき話はし尽くしたと思っているのでこう答えた「なに、いつでも会えるじゃないか、お前も元気なら、それでいいよ」 鎮魂。

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2026年3月16日、年末の終活開始からミニカー展示(*1)、チョロQ遊び(*2)とバカがエスカレート、この際、本気でチョロQ専用コースを作ってみた。百均で色画用紙と黒ボール紙を調達して総工費220円(明治初期なら家が建つ)、構想1か月、総工数3人日の一大プロジェクトは遂に完成に至った!

【広告は各レーシングチームと缶コーヒーのロゴで構成】

プリンタ、定規、カッター、スティック糊、両面テープ等を駆使して作成したのは「スタートドック」、「直線パーツ」×2本、「GOALパーツ」「コーナーパーツ」「砂漠ジャンプ台」「砂漠パーツ」の7パーツ。あーしんど!
【スタートドックはチョロQのプルバックアプローチ用】

【下記の3パーツをつなげるとゼロヨンコースになる】

【↑直線パーツ2本、↓GOALパーツはFINISHゲート付】

【↓コーナーパーツは90度の急カーブ】

【↓砂漠ジャンプ台は菓子内箱を利用し高さ調節可】

【↓砂漠ジャンプ台と砂漠パーツでラリーコースに】


以下はレース動画。雑誌をバラして作った仮コースと同じく3つの対戦をしてみた。バカもここに至れりだ。

第1戦:NISMO GT-R vs. RX-7 ツーリングキット
ゼロヨン(0→400m)などスタートからの加速を競うなら、やっぱり日産GT-RとマツダRX-7の勝負を観たいよね。


最終的にはRX-7がGT-Rにかなりの大差をつけていた。


第2戦:無限 S2000 vs. NISMO GT-R
レースで重要なコーナリングはスピードやブレーキングのみならずコースラインの選択や駆け引きが要求される。


無限が外からinに攻めた結果、NISMOはフェンスに激突!


第3戦:ランサーエボリューションX vs. レガシィ S402
パリダカを制した三菱と世界ラリー選手権で鍛えたSUBARUのラリー対決。ジャンプもラリーレースの大きな醍醐味だ。


ジャンプまでは互角だったがランエボが着地に失敗し転倒!

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*1:本件については下記ブログご参照。
缶コーヒーおまけミニカー発掘 | Saigottimoのブログ
*2:本件については下記ブログご参照。
缶コーヒーおまけチョロQ遊び | Saigottimoのブログ

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2026年3月14日(土)、座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)。この日を以て同会館の「絵本の旅@カフェ」は終了となった。毎週土曜の午前中(10時半~)、1人500円で好きな絵本を個別に(マンツーマンで)テーブルで何冊でも読んでもらえて1ドリンク&お土産のお菓子付きというイベントだ。

高円寺寄席の記事でも書いたが、この会館の運営主体が3月末で変更になるらしい。4月以降の運営主体が同様の企画を再開しないとは言い切れないが原則として同会館でのイベントは全て一旦終了となるようだ。ここは私の様な何の資格もない者にも読み語りさせてくれる貴重な場だった。(*1)

そして壁に常時数百冊の絵本が展示されているこのカフェ「アンリファーブル高円寺店」も3月22日を以て閉店するとのこと。いつでも自由に絵本を持って来て眺めながらお茶や食事が出来るお洒落な絵本カフェだったが、このスペースはこの後どうなるのか気になるところである。

3/14は最終日とあってお客様も読み手も10人超の大盛況だった、そして私が最後に読み語りした絵本は、未就学男児相手に「恐竜ベースボール大決戦」だった。この本は私もよく読み語った思い出深い本だ。ここでは子供達が本を選ぶので初見で読み語りすることもあり、とても良い経験になった。

最終の3/14は席が確保できなかったらしく前週の3/7に「本読み案内人さんランチ会」を担当スタッフの方々がセッティングして下さり、1人ひとりにメモを付した記念品(缶バッジ等)も頂戴した。我々ボランティアも担当スタッフの方々と一緒にこれまでの思い出等を語り合うことが出来た。

私は朗読家の前尾津也子さんにご紹介戴き、ここの「本読み案内人」のボランティアを、かれこれ10年以上続けてきた。お陰様で沢山の絵本を知り、多くの子供に読み語り、様々なキャリアを持つ本読み案内人さん達とも出会うことが出来た。まずはご縁を下さった前尾さんに感謝である。

その間、私は仕事をリタイアしもうすっかり土曜朝はこの活動がルーティーンとなっている。カミさんからも「今後どうするの?何か探さなきゃね」と言われた。まだ現役で仕事を続けている主婦にとっては私が家に居ない貴重な休日の時間なのだろう。「何か探さなくちゃ」真剣に考えよう。
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*1:同イベントでの経験については下記ブログご参照。
歌は語れ、セリフは歌え | Saigottimoのブログ
リモート絵本読み聞かせ初体験! | Saigottimoのブログ
絵本の旅@カフェ再開しました | Saigottimoのブログ

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