“中秋の名月”に因んだ9月の“お月様スタンダード・シリーズ”第3弾として、このタイトルの曲「I'll Close My Eyes」をご紹介したい。「月」は秋の季語らしいので、五七五調のタイトルは辛うじて(川柳ではなく)俳句の体を成しているが、この曲がどうして「月」に因んでいるの?と思う方は、歌詞を見て戴きたい。
原詞はいつも通り、歌詞専門サイトをご参照戴くとして、ナンチャッテ和訳をすると分かるのは、愛する貴方を「月」に見立て、逆に自分を崇める人々を「星」に喩えている。「星」が幾つあろうが「月」は一つしかないように、愛する貴方は一人だけ。そしてその想いは届かないので、黙って目を閉じて月を愛でるしかないのだろう。
【お月見&星達 by SEABIRDママさん】
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私は眼を閉じる(1945年)
(words and music by Billy Reid)
*前歌(バース)は省略
もし誰かが高貴な愛について語れば
私は眼を閉じそれが貴方だと信じよう
星達は手にしたけど私は月を求めた
それは私のものでないと分かったけど
もし貴方が愛し合っている誰かと共に
私を追い越したら私は眼を閉じよう
私は多分一人、でも今夜、月を見る時
私は眼を閉じそれが貴方だと信じよう
(translated by Saigottimo)
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月に因んだスタンダードは、タイトルに月が入っている曲だけでも「水玉模様と月の光(Polka Dots And Moonbeams)」(1940年)や「バーモントの月(moonlight in vermont)」(1944年)など、それこそ星の数ほどある。しかし私のレパートリーの範囲となると、“6月の歌”として紹介した2曲と今回の3曲と、残念ながらそんなに多くはない。
♪I'll Close My Eyes・・・2016年6月3日、渋谷SEABIRDでの第一金曜ライブより♪ ※私はこの曲をボサノヴァで歌うが、それはいいとしても、改めて聴くと歌詞めちゃめちゃ間違えてるじゃん!
Saigottimo
