先日アイスキャンディーを作ってみたら想像以上に簡単で美味しかった(*1)ので、いろんなバリエーションを試してみたくなった。時間差で凍らせれば作れる「2色アイス」や、前回のミルクアイスの応用編としての「しろくまバー」や「あずきバー」等に挑戦してみることにした。

購入したアイスキャンディーメーカーにはプラスチックのバーが3本しか付いてないので1回作るとそれを食べない限り(バーが無いので)次のアイスが作れない。予備のバーになるものを探したが売ってないので、百均で木製スプーン(15本セット)を買い、スプーン部分をカットして予備のバーを作った。

まず2色アイスはハウス食品の「シャービック」というシャーベット状になる粉末のイチゴ味とメロン味が両方とも百均で売っていたのでこれを使ってみることにした。どちらも1袋で丁度アイスバー3本分なので、半袋ずつを水に溶かして時間差で凍らせたら綺麗な2色シャーベットアイスが出来た。

次は「しろくまバー」。「しろくま」は練乳かき氷とフルーツみつ豆を合体した鹿児島県発祥のアイススイーツで、それがカップアイスやアイスバーとして売られている(*2)。みつ豆の缶詰から寒天を除けば簡単に作れるだろうが、みつ豆缶は結構高価だし寒天や黒蜜などが無駄になるので勿体ない。

近くの食品スーパーでミックスフルーツ缶(固形量105g)が特売で98円、茹で小豆缶(165g)が138円だったのでこれらを使おう。みつ豆の豆は本当は小豆ではないが、残りの茹で小豆はお湯で伸ばしてぜんざいにして「あずきバー」を作ればいい。あとは練乳(業務スーパーで238円)も一緒に買ってみた。

「しろくまバー」の問題点はフルーツなどの具があるので、それらが凍る前に下の方に偏ってしまうのをどう防ぐかだ。熟考の結果、フルーツや豆や練乳&ミルクなどを平皿に盛って冷凍庫で半分凍らせ(約1時間)ジェル状にしてから器に入れて冷凍庫で完全に凍らせる(3時間以上)と上手く出来た。

最後は「あずきバー」だ。井村屋の「あずきバー」アイスは温めると美味しいぜんざいになるので、逆に甘くて美味しいぜんざいを作ってそれを凍らせれば出来るはず。茹で小豆缶の残りをお湯で倍量に伸ばして砂糖(きび糖)を入れて電子レンジで煮詰めてから氷で器ごと冷やして粗熱を取った。

これも具の小豆が偏らないように平皿に盛ってジェル状になるまで半分凍らせて(約1時間)から器に入れた。器の7~8割程度の量なので、残る2~3割の部分には練乳をミルクで溶いて注いだ。結果として、小豆と練乳の2色から成る「あずきアイスバー練乳入り」が出来た。見た目も綺麗で味も旨い!

いやぁアイスキャンディー作りは実に面白くて楽しい。そして見た目も綺麗だし何より甘くて旨いので気分もアガる。今回、珈琲味は失敗したままなのでいずれ再挑戦したい。恐らく甘めの「カフェ・オーレ」か「コーヒー牛乳」を砂糖増量で作れば旨いはずだ。コツは「ゲロ甘」にすること!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:本件については下記ブログご参照。
・アイスキャンデーも作ってみた | Saigottimoのブログ
*2:しろくまアイスについては下記ブログご参照。
・そういえば家庭科もアリです⑨ | Saigottimoのブログ

Saigottimo
2026年8月7日(金)、渋谷・SEABIRD第一金曜(1金)ライブ&セッション。本多バンマスは夏休みでスリランカに外遊中で実弟のケニーさん(tp)がトラ(代役)だ。御子柴さんによると彼は「昔はセイロン(正論ばかり言う人)だったので今はスリランカ」との事、今日も御子柴節は絶好調だ!

毎月本多バンマスが決めていたインスト(楽器演奏)曲のテーマは無しでメンバー各自が曲を持ち寄る。最初はケニーさんの持込曲「Is That So?」、続いて十河さん「Namely You」、萬造寺さん「Chick's Tune」岩渕さん「In Your Own Sweet Way」御子柴さん「Bluesette」と続き、休憩。

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、ケニーさん(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴さん(ts)】

2nd.setはいきなりヴォーカルタイムから。1番手の柳田さん「今日8/7は立秋」と、どこよりも早い「Autmn Leaves (枯葉)」を小林圭バージョンで。中村さんはセルジオ・メンデスのヒット曲「So Many Stars」、そして“1金の美空ひばり”こと益田さんは「Devil May Care」と続く。

今年ラテンで攻めている4番手の私はメキシコのロス・トレス・カバジェロスの1957年のヒット「El Reloj (時計)」。この曲には「時計を止めて」という邦題もある。朝が来ると愛しい人と別れなければならないでので、チクタク鳴る時計に「どうか時を刻まないで」と願う歌だ。

♪El Reloj (時計)・・・2026年8月7日、渋谷SEABIRD1金ライブ&セッション♪

録音↑を聴いてもらえば分かるが私は2つもミスをやらかしてしまった。①2コーラス目にバンドに「1コーラス(32小節分インストで)お願いします」と言いながら半分(16小節)で3コーラス目の先頭に入ってしまった。②その3コーラス目の冒頭でマイクのSWをOFFのまま歌い出してしまった。

【ドラムはセッション参加者の上代(じょうだい)さん】

3コーラス目は日本語詞で歌ったのだが日本語の訳詞も複数ある中で、私は初代ジャニーズや菅原洋一、グラシェラ・スサーナ、布施明などが吹き込んでいる最もメジャーな訳詞(かもまさる作)で歌ったが「時計を止めたって時間が止まらなきゃ仕方ないじゃん」と心の中ではツッコミを入れていた。

そしてヴォーカルタイムのトリは大津さん。ご本人曰く(ニール・セダカ、大野雄二に続く)“追悼シリーズ”の第3弾ソニー・ロリンズを偲び(*1)「Tenor Madness」。この曲はライブの最後のメンバー紹介などでよく演奏される曲として知ってはいたが、この曲に歌詞があるとは知らなかった。

この曲は、「Cのブルースで」と言えば楽器演奏者なら譜面を見なくても演奏できるので、大津さんは1コーラス歌った後にスキャットを披露してから楽器陣にソロを回す。そしてこの日のラストは夏の定番でもある「イパネマの娘」をインストで演奏して御披楽喜となった。次回はもう9月!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:ソニー・ロリンズは今年5月25日没、享年95歳。

Saigottimo

先日は高級アイスクリームを作った(*1)が、猛暑だとかき氷やアイスキャンデーが食べたくなる。アイスクリームはどちらかというと寒い冬の日に温かい部屋の中で食べたいが、さすがにかき氷やアイスキャンデーを冬に食べようとは思わない。だからやはり夏はかき氷やアイスキャンデーだ。


でも今流行りのかき氷を自分で作るにはハードルが高いのでアイスキャンデーをつくることにした。アイスキャンデーの中身は要するに甘い液体を凍らせればジュースでも何でもOKなので、問題はカタチだ。何だったら製氷皿でも作ることは可能なのだが、それじゃテンションが上がらない。

百均でも大きさや形状が異なる様々な製品が売っていた。DAISOでは一口サイズのアイスバーが6本作れる製品があり、Wattsではもう少し大きなアイスバーが4本作れる製品があったが、今回は市販同様のフルサイズ(約70ml)のアイスバーが3本作れるCAN☆DOの製品を買ってみた(税込110円)。


さて中身だが、果物ベースのジュースは余りにもありきたりなので、今回は敢えてミルクアイス(牛乳&蜂蜜)、ヨーグルトアイス(ヤクルト&牛乳)、珈琲アイス(インスタントコーヒー&砂糖)の3種類で作ってみた。凍らせると甘さを感じ難いので砂糖や蜂蜜は多めにした、つもりだったが…。


冷凍庫で3時間以上凍らせて出来上がったので実際食べてみたら、う~ん、思った以上に甘さが必要だ。ヤクルトは原液だと甘過ぎるので牛乳を混ぜたが、凍らせると甘さが足りない。珈琲も70ml(1本分)に砂糖3本(9g)入れたが味がイマイチ、これこそ牛乳入れてカフェ・オーレにすべきだった。

そこで次は、比較的上手く出来たミルクアイスはそのままの配合とし、ヨーグルトアイスはヤクルトを原液(65ml)のまま入れ、3本目はチョコアイスにすべく、砂糖入りの調整ココア&砂糖マシマシ&牛乳にしてみた(*2)。液体の時点で「ゲロ甘」くらいが、凍らせると丁度良いと考えての事た。

果たして出来上がりは、ヨーグルトアイスはヤクルトの原液で正解、甘さと酸っぱさが丁度良いかも。そしてチョコの方は牛乳ベースなので液体の状態だとけっこう牛乳感が強い。でも凍ると牛乳感が消えてチョコ感だけが強くなり、市販の「BLACK」チョコアイスバー(赤城乳業)っぽくて、旨い!

下戸の私は、暑い日には冷やした麦茶や、炭酸水で割った梅エキスやヤクルト、あるいは氷を入れたグラスにレギュラーコーヒーをドリップしアイスコーヒーを飲んだりする。でも甘い液体をアイスキャンディーにして食べるというのが手軽で安いし、猛暑の夏を乗り切るには一番!というのが結論。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:本件については下記ブログご参照。
・卵と牛乳で高級アイスクリーム | Saigottimoのブログ
*2:ココアとチョコの違いは下記ブログの注釈ご参照。
・安くて簡単豆腐deチョコムース | Saigottimoのブログ

Saigottimo

2026年7月28日(火)、東京ドームにて「マイナビオールスターゲーム2026第1戦」を観戦した。カミさんがダメ元で抽選応募したら1塁側の4席が当たった!これはかなりの倍率だったろう。思えばまだ子供だった息子2人とお義父さんと4人で神宮球場で観戦して以来、私は実に20年ぶりだ。


 【入場者には出場選手1人分のカードが配布された】

あの年(2006年)の第1戦は本拠地の神宮球場で出場していたヤクルトの青木宣親が珍しく外野飛球をエラーしたシーンと、横浜のクローザーだったクルーンの剛速球くらいしか記憶にない。でも改めて記録を見るとこの試合のMVPは同点本塁打を放った青木で、3対1で全セの勝利だった。

当時のネーミングライツは今は無き三洋電機で、この年が最後の「サンヨーオールスターゲーム」だった。バリバリの巨人ファンだった亡き父親を裏切って次男と同じ阪神ファンとなったカミさん、今や三十路でヤクルトファンの長男と今日は家族4人で観る。そうそう、私は中日ファンだ。(*1)

日本のプロ野球(NPB)は戦後に球界再編を繰り返し、ギスギスした“2リーグ分裂”によって始まったオールスター戦の第1回目は1951年(昭和26年)。その後“人気のセ、実力のパ”と言われた時代、新庄の派手なパフォーマンスなども経て、今では“NPBの祭典”としてすっかり定着した感がある。

    【2階席の最上段は意外に快適だった】
一番ヒマな私は16時前から入場して両軍の打撃練習、守備練習、そして佐藤輝明が翌日の決勝に進んだホームランダービーも観られた。スポンサーのマイナビのCMにも出演している相場雅紀の始球式もどきもあったし、ポケモンとのコラボ企画で12匹のピカチュウも登場して華やかだ。

フリーランスの次男、パートタイマーのカミさん、在宅勤務の長男の順に家族も揃ってドームも満席だ。試合は全セが佐藤輝明と細川成也のホームランで先行するも両軍合わせて28安打が飛び交う乱打戦を制した全パが7対5で逆転勝利!4打数4安打2打点の万波中正がMVPを獲得した。

オールスターゲームの醍醐味は、ペナントレースでは敵になるチームや選手の応援歌を歌って盛り上がれる事だろう。カミさんも「(同郷の)牧修悟の応援歌が歌えて楽しかった」と言っていたし、我々家族の共通の敵である巨人の大城の本塁打でもタオルを振ってワイワイ楽しんだ。

本場米国のMLBは30球団もあるのにオールスター戦は毎年1試合だけしかない。これは“夢の球宴”だから敢えて1試合ということにしているらしい。日本は長らく3試合制だったが現在は2試合制になっている。翌日の第2戦は富山、今度は全セが8対7の乱打戦を制したのをテレビで観戦した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:第1戦の朝、坂東英二氏(享年86歳)の訃報が流れた。彼は高校野球で甲子園を沸かせ、中日でも活躍した投手だが「燃えよドラゴンズ!」の初代歌手としても知られる。鎮魂

【当時のEP盤(シングルレコード)は500円だったんだね】

Saigottimo

低気圧に台風まで来て「涼しいじゃん」と思っていたら梅雨明けと同時に猛暑が襲ってきた。梅雨の時期に屋内にあった衣類などを湿気によるカビや害虫対策として風通しの良い外で陰干しする“虫干し”は、俳界では晩夏(7月~8月)の「季語」らしいが、今となっては「死語」かも知れない。


2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD。最近歌っていないレパートリー(持ち歌)を“虫干し”すべく午後のセッション(*0)に参加した。ヴォーカリストは習性的に(自分にとっての)新曲を仕込みたがるものだが、逆に自分の古いレパートリーを引っ張り出してきてたまに歌う事も必要だ。

「On Green Dolphin Street」(*1)は日頃から歌っている印象があるが、それはインスト(楽器演奏)の定番曲なのでセッションでインスト曲のソロ回しの際に1コーラスだけ飛入りで歌わせてもらっているからだ。ライブでちゃんとバース(前歌)から歌うのは2024年5月の2金が最後で2年ぶり。

♪On Green Dolphin Street・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪

伴奏してくれたセッション参加者のピアニストもこの曲のバースを初めて聴いたようで殆ど対応してくれず、別のピアニストからも「あのバース、作ったんですか?youtube探しても無いので」と聞かれてしまった。「いえ、元々ありますしトニー・ベネットも歌ってますよ」と言ったら驚かれた。

2曲と言われたので「リンゴの木の下で (In the Shade of the Old Apple Tree)」(*2)。この曲も相当歌ってはいるがSEABIRDのライブでは2017年6月の2金以来9年ぶり。原詞の英語詞と柏木みのるの日本語詞で歌ったが、歌い慣れた英語詞が途中で飛んだ。やはり“虫干し”は必要だね。

♪リンゴの木の下で・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪

2巡目では私のレパートリーの中で最も速いテンポ(♩≒200)の「Thou Swell」(*3)と、スロウバラッドの「You Don't Know Me」(*4)を歌った。前者はライブで歌ったのが2003年10月の2金以来だから23年ぶり!後者は最後にソロで歌ったのが2018年11月の2金だから8年ぶりである。

♪Thou Swell・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪
♪You Don't Know Me・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪

3巡目が回って来たので、どちらもカントリー由来の「砂に書いたラブレター (Love Letters in The Sand)」(*5)と「Release Me」(*6)を選択。2曲ともジャズではないので参加者は殆ど知らないらしい。前者は2005年10月の2金以来21年ぶり、後者は2016年5月の1金以来10年ぶりだ。

♪砂に書いたラブレター・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪

♪Release Me・・・2026年7月18日(土)、渋谷・SEABIRD午後のセッションにて♪

この日のナビゲーター今井さん(pf)は「今日は誰も来ないかも」と思っていたら、この日は“ピアノ祭り”状態の6ピアニスト。他に3ドラマー、3ヴォーカリスト、2ギタリスト、サックスとトロンボーンとトランペットとベース各1名の20人近くの大盛況!やはりセッションは予想できない(*7)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*0:ライブとセッションの違いは下記ブログご参照。
・ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*1:この楽曲は地震スペクタクル映画「大地の怒り」(1947英国)の挿入歌で下記ブログご参照。
・夏といえば海といえばイルカ? | Saigottimoのブログ
*2:この楽曲については下記ブログご参照。
・リンゴの木の下では8月でも可 | Saigottimoのブログ
*3:この楽曲については下記ブログご参照。
・端唄ノリで象吸えるのがジャズ | Saigottimoのブログ
*4:この楽曲については下記ブログご参照。
・貴方は、私のことを知らない | Saigottimoのブログ
*5:この楽曲については下記ブログご参照。
・砂に書いたラブレターは複数形 | Saigottimoのブログ
*6:この楽曲については下記ブログご参照。
・フラれるのが一流だそうですよ | Saigottimoのブログ
*7:セッションについては下記ブログご参照。
・セッションだからこそ出来る事 | Saigottimoのブログ

Saigottimo

2026年7月3日(金)、渋谷・SEABIRD、第1金曜(1金)ライブ&セッション。今年2026年は“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕100周年に当たるということで、インスト(歌無し)曲は、この2人が残した名盤を演奏する4回目で「COOKIN (クッキン)」がテーマ。


【十河さん(pf)、岩渕さん欠場でトラの上代さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴さん(ts)】

同アルバムから「Tune Up」「When Lights Are Low」「My Funny Valentine」と3曲。そして珍しくお客様からのリクエストにお応えしてスティングの「Englishman in New York」、さらにセッション参加者の小松葉子さん(Fl)をフィーチャーして「Alone Together」で1st.setを終了。

 【小松さんは音色も立ち姿も凛として美しい!】

2nd.setは先ず柳田さんが梅雨空を一掃したいと「On A Clear Day」。続いてプロピアニストのご主人(ケイさん)とバンマス夫人ジェーンさんのピアニカも従えたルーシーさんがRCサクセションの「Slow Ballad」をブチかます。そして久々登場の中村美津子さんは軽快なワルツで「Bluesette」。

  【↑ケイ(pf)&ルーシー(Vo)&ジェーン(mel)】

   【Bluesetteの曲調にはフルートが良く合う】

ヴォーカル4番手の私は毎年7月は七夕で星に因んだ曲を歌ってきたが、ラテンで攻める今年は「ラテンで星に関する曲はないか」と探した結果「Estrellita (小さな星)」を歌うことに。スペイン語の「星=estrella」に「可愛い」とか「小さな」という接尾語「ーita」が付いて「小さな星」である。

この曲はメキシコのマヌエル・ポンセが今から110年以上も前の1913年に作ったクラシックの名曲だ。あの“タンゴの王様”ザビア・クガート楽団のテーマにもなっている有名な曲だし私もどこかで聴いたことがある耳馴染のあるメロディでスペイン語もそんなに難しくはない。

ただメロディは美しいが音域が広く、下の「ド」から始まって上の「ラ」まで2オクターブ近くある。youtubeでクラシックの声楽家が歌い上げているが曲調からして声は張り上げたくないし、私の地声では張り上げても出ない音域でありミクスド・ヴォイス(地声×裏声)を駆使しても苦しい。

♪Estrellita・・・2026年7月3日、渋谷・SEABIRD1金ライブ&セッションにて♪

“1金の美空ひばり”益田さんは星の定番曲「星に願いを (When You Wish Upon a Star)」を3拍子で。これ、4拍子より合うじゃん!トリの大津晃子さんは先月のニール・セダカ追悼に続き今月は大野雄二追悼で彼の代表作「ルパン三世 (Lupin the Third)」を披露。これは盛り上がるよネ!

フィナーレは管楽器陣総出演でテーマに戻ってアルバム「COOKIN」から「Blues by Five」。マイルス&コルトレーンというテーマをなぞりながらも、スティングにRCサクセションに「ルパン三世」まで、なかなかジャズスポットでは聴けない曲も飛び交った楽しいライブになった。


Saigottimo

以前「しろくま」と呼ばれる鹿児島発祥のフルーツ入りアイスデザートに凝ったことがあって、そのベースとなる牛乳アイス、てか牛乳ソルベを作ったことはある(*1)。これはこれで美味しいが今回はハーゲンダッツの様なプレミアム感のあるアイスクリームを作ってみたくなった。


とはいえ“何事も本格的にやらない”がモットーの私なので高級なアイスクリームをいかに本格的じゃなく作れるかが腕の見せ処だ。youtube上の様々なレシピを組合せ、生クリーム等を使わずに牛乳と卵と砂糖だけで作れて、なおかつ冷凍庫に入れっ放しでもカチカチにならない作り方を研究した。

材料は牛乳200cc、卵2ケ、砂糖60gがあればOK!砂糖は白砂糖でもグラニュー糖でもよいが、今回は優しい甘さにしたいので、きび糖と蜂蜜を混ぜた(*2)。あとは塩1摘み、(あれば)バニラエッセンス。道具は牛乳を煮詰める小鍋、卵黄用のボウルと手動泡立器、卵白用のボウルと電動泡立器。

牛乳ソルベは「牛乳を煮詰めて濾して冷やすだけ」と極めて簡単だが、ジップロック等を手でグジャグジャ揉んで盛付けるのが何となく貧乏臭い。その点、高級アイスクリームは表面をシュッとすくって真ん丸く盛付けるのがリッチで良い!“面倒臭い”のは嫌なくせに“貧乏臭い”のも嫌なのだ。

また“表面をシュッとすくって真ん丸く盛付ける”道具として可動部があるディッシャーor一体成形のスクーパーを買おうとしたが結構高い。某百均チェーンに110円(税込み)のディッシャーがあったがプラスチック製なのでやめて、別の百均チェーンで330円(税込)のアルミ製スクーパーを買った。

【左:ディッシャー各種 写真はモノタロウ】

             【右:購入したスクーパー】

拘りは「卵黄を加熱すること」と「生クリームを使わないこと」の2点。卵黄を生のまま冷凍するレシピもあるが日持ちが不安だし、生クリームを使えば確実に美味しくはなるが高価で本格的なので使わない。それでいて冷凍庫に入れっ放しでも硬く凍らないというレシピは以下の通り。

①牛乳を小鍋で温める
小鍋に牛乳200cc入れて弱火で温める。沸騰させないように沸騰する直前くらい(温度は80~85℃)までゴムベラでよくかき混ぜながら温める。

②卵黄と砂糖を混ぜる
卵を2個とも割り、2個の卵黄のみボウルに入れ、用意した砂糖の半量(30g)を入れて手動泡立器でよく混ぜる。砂糖のザラザラ感が無くなったらOK。

③牛乳に卵黄を混ぜて小鍋で加熱する 
上記①の温めた牛乳を、上記②のボウルに何度かに分けて注ぎ良く混ぜ、小鍋に戻して弱火で沸騰する直前くらい(温度は80~85℃)までゴムベラでよくかき混ぜながら温める。


④卵白でメレンゲを作る

2個の卵白のみ別のボウルに入れ、用意した砂糖の残り半量(30g)を入れて電動泡立器で攪拌しメレンゲにする。この時に塩1摘みと、(あれば)バニラエッセンスも数滴入れる。

⑤小鍋を冷やしてメレンゲに混ぜる
小鍋自体を外から氷水などで冷やしておく。メレンゲは角を立て、可能な限り固形化するまで泡立てた後に小鍋の中身を加えて更に電動泡立器でしっかり空気を混ぜる。



⑥ケースに入れて冷蔵庫で冷やす
しっかり泡立てたボウルの中身をケースに移して蓋をして冷凍庫で冷やす。最低3時間以上は必要だが一晩中入れっ放しでもカチカチに凍らない。(生クリームを泡立てれば空気が入るので硬くならないが)このレシピでは生クリームの代わりに卵白でメレンゲを作るのがミソなのだ。


冷凍庫からケースを出し、お湯で温めたスクーパーで“表面をシュッとすくって真ん丸く盛付け”る。うん、やはり高級感あるね~。このままでも濃厚な高級アイスクリームだが、インスタントコーヒーを少量の湯で溶いたホロ苦ソースや甘い蜂蜜をかけてもコーヒーフロートにしても美味しい!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:本件については下記ブログご参照。
・そういえば家庭科もアリです⑨ | Saigottimoのブログ
*2:今回の砂糖60gは、きび砂糖50g+蜂蜜10gとした。

Saigottimo

石貫慎太郎さんが主宰するkoto☆hana(言葉の花束)チャンネルでオーディオドラマに使われているBGM曲集動画の進行役を仰せつかった。正確には「イタコ探偵」シリーズでお馴染みのイタコ探偵こと夏目卵朗とマネージャーのナナオがラジオのDJの様に曲紹介をするというドラマ仕立てなのだ。

今回、石貫さんも視聴者からの「コトハナのBGM曲集が欲しい」とのご要望があって制作したとの事。koto☆hanaドラマ自体も入眠用に聴かれている方が多いようだが、ドラマの中の曲も“癒し系”の優しいメロディが多い。全17曲1時間15分と長尺だが、映像も美しく入眠用や作業時のBGVに最適だ。

ドラマの脚本に始まり、効果音の採集から編集まで石貫さんが一人でやっているのだが、これらのBGMも殆どが石貫さんご自身で作られたオリジナル曲であるという事にも改めて驚かされる。演奏も石貫さんのギターからピアノ、バイオリン、二胡、篠笛、歌まで様々なプロの音色が楽しめる。

●卵朗とナナオが紹介するkoto☆hanaのBGM集/癒しのメロディ17曲(1時間15分)←クリック!
■作曲/ギター/編曲:石貫慎太郎
■DJ(曲紹介)
 ナナオ:月宮はる
 夏目卵朗:Saigottimo (開始冒頭から登場)

Saigottimo
2026年6月20日(土)、新宿・末廣亭。今日は中席(毎月11~20日)の千秋楽である。現在、定席と呼ばれる毎日興行している寄席は都内に5か所あり(*1)、末廣亭は落語協会(以下「落協」)と落語芸術協会(以下「芸協」)が交互に主催するので隔月で一方が「上席」と「下席」ならもう一方が「中席」だ。

今月の中席は芸協の主催で「昼の部」の主任(所謂トリ)は桂文治、「夜の部」は三遊亭游喜(*2)。他の出演者は交互出演だったり代演になったりするが主任は必ず10日間休まず務めるので今日の千秋楽でホッとするのだろう。文治は得意の泥棒噺「鈴ヶ森」を演じ終えると撮影会に応じてくれた。

【主任の文治を囲んで昼席の面々での撮影会ショット】

楽協よりも所属芸人数が少ない事もあるが芸協は他の団体(立川流、円楽党、上方落語協会)の出演枠を設けたり浪曲も聴ける。講談は楽協でも聴けるが浪曲は芸協主催でないとプログラムには入らない。今回も昼の部で上方の桂文我や神田蘭の講談、夜の部でも国元はる乃の浪曲が聴けた。

この日は、タップをしながらバイオリンを弾くマグナム小林に桂三四郎に三遊亭萬橘に三遊亭游雀など、私のお目当てが「夜の部」に集中。そこで久し振りに昼夜通しで9時間近く楽しんだのだが、残念ながら游雀は交代で出演しない日だったし、萬橘は代演(他の人が代わりに出演)で聴けなかった。

それでも収穫は多く、かねてより個性的で注目していた柳亭明楽は古典の「牛ほめ」を独特の語り口で爆笑させられたし、柳亭小痴楽は古典の「あくび指南」をさすがの達者ぶりで聴かせたし、笑福亭羽光はとてもシュールな新作で脳をよじってくれて、青年団のコントもキレ良く面白かった。

   【表の入口前に貼ってある当日の出演者】

この日は梅雨に相応しく終日大雨だった。以前、晩年の故・園歌が辿り着けずに欠席した大雪の日も長男と昼夜通しで末廣亭に居たことを思い出した。こういう荒天の日は家に籠っていても滅入るだけなので、昼食と夕食2食分&菓子類&飲料を持ち込んで終日寄席で笑っているに限る。(*3)。

土曜日ということもあってか客入りが良い。二階席は開けてないものの昼席はほぼ満席だし夜席も8割以上の客入りだ。そして寄席にしては女性比率も高いし年齢層も高齢者ばかりではなく若い客も居るので驚く。それにしても今日はよく笑った。恐らく免疫力は相当上がったに違いない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:浅草演芸ホール(浅草)、鈴本(上野)、末廣亭(新宿)、池袋演芸場(池袋)、国立劇場演芸場(千代田区隼町)の5か所。
*2:毎日「昼の部」(正午~夕刻)と「夜の部」(夕刻~夜半)があり、各16組の出演者の持ち時間は10~15分。
*3:末廣亭は(神田伯山が出演する時などは入替制だが)基本的に「昼夜入替無し」なのでぶっ通しで楽しめるしアルコール以外の飲食物の持込みもOK。弁当や軽食は店内の売店でも購入できるが売切れの場合もある。

Saigottimo

先日の攻撃編(*1)に続き今回はMLBと日本野球の守備面の違いについて記したい。野球が他のスポーツと最も違う点は投手の役割が突出して大きいことだろう。アメフトやサッカー等と違ってワールドシリーズも日本シリーズも1試合ではなく4勝先取なのは、投手が試合の勝敗を左右するからだろう。


1.MLBは投手の分業専門化が徹底している

先発投手は立上りが不安定で1,2点取られても6イニング以上投げて自責点3以内なら評価される(*2)が、リリーフ投手は1人目の打者から100%の出力が求められる。MLBでは同じ投手とはいえ先発投手と中継ぎ投手と抑え投手は全く違う役割を担っている別のポジションと見做されている。

昔の日本ではエースと呼ばれる投手は3連戦の初戦を完投し、2戦目や3戦目ではリリーフもした。さすがに現在は日本でも先発投手と抑え投手(クローザー)は専門特化しているが、まだ中継ぎ投手の地位が確立しておらず、先発でも抑えでも結果が出ない投手が中継ぎをしている状況ではないか。


【左:日本シリーズ4連投4連勝の杉浦忠は通算200勝できず】

【右:新人で35勝した権藤博の投手生命はたったの5年間/写真は共に日刊スポーツ】

今年のWBCでの日本敗退の原因は、先発投手が球数制限で交代した後の2番手要員に中継ぎ専門投手を配さず、先発投手を充てて「第二先発」などと称した事だろう。12球団からエース級の「先発投手を中継ぎに充てたのだから豪華だ、贅沢だ」と勘違いしていたことを結果で思い知らされた格好だ。

2.MLBはイニングではなく球数で交代させる

日本ではイニングの区切りで投手交代をしたいので2アウトならあと1アウト取るまでは何とかして続投させようとする。一方、MLBではイニングの先頭打者と対戦したら打たれようが打ち取ろうが交代というシーンが散見される。一定の投球数に達したらイニング途中でも関係なく交代させるのだ。

日本ではリリーフ投手が出番前に何度も肩を作らされる(ウォーミングアップ投球をする)事が普通にあるのだが、MLBではリリーフ投手はブルペンでも出番の直前まで肩を作らない。これは“投手の肩は消耗品”という考え方が徹底しているためにブルペンでの球数も勘案しているからだろう。

3.MLBは投手がクイックモーションをしない

クイックモーションとは、通常の投球フォームとは異なり、走者の盗塁を防ぐために投手が小さい投球フォームで素早く投げることだ。日本では投手なら誰でも走者が出塁すると必ずこの投法で投げるが、MLBでは多くの投手がこのクイックモーションが出来ない、というか、しないのだ。

そうなると当然のことながら盗塁はし易くなる。でもMLBでは盗塁による進塁阻止よりも、投手はしっかり打者に投げて三振等を奪ってアウトにする事が求められる。走者が出たことによって投法を変えて球速やコントロールに影響が出るよりベストな投法で良い球を投げる事を優先するためだろう。

4.MLBは外野ではなく内野のシフトを変える

日本では内野手は(前進守備や併殺シフトなど前後には動くが)左右には余り大きく動かない。一方、MLBの内野手は打者の打球データによって“王シフト”の様に極端に左右にシフトする。従って投手の足元を通過した打球は日本では外野に抜けるがMLBでは大抵二塁手か遊撃手の正面のゴロになる。


【フィリップス(エンゼルス)のホームランキャッチ/写真はAP通信】

逆に、日本では走者の状況によって外野手は守備位置を変えるが、MLBでは外野手は余り動かない。日本では外野に抜ける単打で2塁走者を本塁で刺殺可能な位置まで前に守るのだがMLBでは基本的に単打より長打を想定しているからか、寧ろ塀際でのホームランキャッチ(*3)を狙うのだろう。

以上、2回にわたってMLBと日本野球の違いについて所感を述べたが総じて米国の合理性を痛感する。またピッチクロック導入による時間短縮などは米国プロスポーツ界でMLBがNFLやNBAなど他のプロスポーツと闘っている証左。その点NPBは殿様商法なので今にサッカーに負けるのではないか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:本件については下記ブログご参照。
・MLBと日本野球の違い(攻撃編) | Saigottimoのブログ
*2:先発投手が6イニング以上投げて自責点3以内ならQS(Quolity Start)、7イニング以上で2点以内ならHQS(High Quolity Start)とされ、先発投手の評価指標となる。
*3:捕らなければ本塁打になる打球を捕球すること。

Saigottimo