石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「三途の川下り」に出演した。今作は、あの「イタコ探偵の旅」(*1)の続編である。“あの”前作は、私にとって初の主役だったのみならず、ナレーション代わりのモノローグ(独白)も含め“1人5役!”という素人の私にとっては超絶ムズい作品だった。

そのため石貫さんから私に対して「(最新作は)イタコ探偵の第二弾ですが、今回は一人1役ですのでご安心下さい」とのコメントがあった。「イタコ(*2)は自分の口を通して死者に語らせるのにどうして一人1役でいいのだろうか」と不思議に思ったが、脚本を読んで納得した。なるほどね。

オーディオドラマは姿が見えないだけにイメージが大切だと思うので、演じる際には具体的な俳優等をイメージする。余り寄せ過ぎてもダメだがイタコ探偵の場合は「刑事コジャック」の声優、森山周一郎(「紅の豚」の主人公の声)をイメージしている(勿論あんなに渋くて恰好良くないけどねー)。


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■スタッフ
原作/脚本/制作/音楽:石貫慎太郎
エンディングテーマ「一緒に朝を待ちましょう」
 作詞/歌:Cozue、作曲:石貫慎太郎

■キャスト
(夏目卵朗):Saigottimo (冒頭から登場)
(ナナオ):南春奈
(ノボル、船頭):能登洋宇
(ノボルの母):​中田真由美
(バーのママ、老婆):山木梨花

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*1:前作「イタコ探偵の旅」は下記ブログをご参照。
イタコの探偵は一人5役ですよ | Saigottimoのブログ
*2東北地方(特に恐山等)で死者に憑依させて語らせる巫女のこと。

Saigottimo