大阪駅【大阪府】(東海道本線、大阪環状線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

 

 


 

今回の【駅】コーナーは、
大阪府大阪市北区、繁華街「キタ」の中心部・梅田地区に位置する東海道本線(JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線)および大阪環状線の駅で、西日本で最大の乗車人員を誇るターミナル駅である、
大阪駅 (おおさかえき。Osaka Station) です。
 
  
駅名
大阪駅  
 
所在地
大阪府大阪市北区  
 
乗車可能路線・系統
JR西日本:東海道本線 (京都方面・東京方面【JR京都線】神戸方面・姫路方面【JR神戸線】)、(福知山線【JR宝塚線】列車)
JR西日本:大阪環状線 (外回り京橋方面内回り西九条方面)
 
隣の駅
東海道本線 (JR京都線・JR神戸線…JR-A 47、JR宝塚線…JR-G 47)
東京方【JR京都線】……新大阪駅   
神戸方【JR神戸線】……塚本駅  
 
大阪環状線 (JR-G O11)
京橋方【外回り】………天満駅  
西九条方【内回り】……福島駅  
 
乗換可能駅
JR西日本:JR東西線……北新地駅 (同一駅扱い) まで徒歩16分  

JR西日本:おおさか東線梅田貨物線……(※)大阪駅うめきた地下ホームまで徒歩6分  
阪神電気鉄道:本線……大阪梅田駅まで徒歩9分
阪急電鉄:神戸本線宝塚本線、(京都本線列車)……大阪梅田駅まで徒歩9分
Osaka Metro:御堂筋線……梅田駅まで徒歩8分
Osaka Metro:谷町線………東梅田駅まで徒歩11分
Osaka Metro:四つ橋線……西梅田駅まで徒歩10分  

(※)大阪駅うめきた地下ホームは同一駅扱いです。   
 
訪問・撮影時
2018年8月、2023年6月  
 
 

正面口に相当する中央南口です。北西を望む。
国鉄時代の1983年に奥の高層ビル「アクティ大阪」が開業しましたが、2011年に手前の部分が増築され、既存部分とともに「サウスゲートビルディング」に改称されました。
この駅ビルに駅舎機能はなく、百貨店「大丸梅田店」、JR西日本系の「ホテルグランヴィア大阪」などが入居しています。
こちら側から駅ビルに入って北側へ出ると高架下にある大阪駅中央口改札に到達します。さらに先へ進むと駅北側へ抜けられます。
また、「サウスゲートビルディング」の右側(東)には御堂筋南口が、左側(西)には桜橋口があり、それぞれの出入口手前に駅前広場が設けられています。
御堂筋南口側にはバスターミナルが、桜橋口側にはバス停留所、タクシー乗り場が、それぞれ設置されています。
また、手前を左右方向に延びる道路地下には阪神電車の大阪梅田駅があり、後方には阪神百貨店があります。
 
 

中央南口駅前です。南南東を望む。後方に「サウスゲートビルディング」と大阪駅があります。
左右方向に延びる道路地下には阪神電車の大阪梅田駅があります。
左側のビルは阪神百貨店ですが、写真の建物は解体されて現在は改築工事が行われています。
駅南側はビジネス街になっています。正面の高層ビルは「梅田DTタワー」です。
これらのビル群の中には、地下に商業施設が入っているビルも多いです(大阪駅前第○ビルなど)。
また、この一帯には地下街「ディアモール大阪」が張り巡らされていて、「ディアモール大阪」経由で大阪駅とJR東西線の北新地駅が結ばれています。両駅間の距離は500mありますが、一部の乗車券や定期券では両駅が同一駅として扱われています。
北新地駅の南側は大阪キタを代表する歓楽街で、東京の銀座と並ぶ高級飲食店街でもある「北新地(新地)」です。
 
 

御堂筋南口です。西を望む。
高架下に出入口があり、駅舎を通り抜ける事で御堂筋北口から駅北側(ヨドバシカメラなど)へ行けます。
手前は駅ビルではなく駅前広場(バスターミナル)になっています。左のビルが駅ビル「サウスゲートビルディング」です。
駅ビルがないため、ホームを覆う大屋根がよく見えます。
左後方に阪神百貨店が、右側に阪急百貨店があります。
そして御堂筋南口と阪急百貨店の間には国道176号線が南北方向に延びており、御堂筋口の東側でJR線をくぐります。
国道176号の地下にはOsaka Metro(以下:大阪メトロ)御堂筋線の梅田駅があります。
 
 

国道176号を渡る歩道橋より西を望む。前方が大阪駅御堂筋南口です。
御堂筋南口と右手前にある阪急百貨店を結ぶ横断歩道ですが、全国ニュースでもよく出てきます。
土曜日の朝に撮影したので人が少ないですが、普段は多くの人がこの横断歩道を渡っています。
  
 

御堂筋南口駅前です。ペデストリアンデッキより南を望む。
右が御堂筋南口で、後方にJR線のガードがあります。
左のビルが阪急百貨店、右前方が阪神百貨店です。
地平部を手前(北)~奥(南)に延びる道路は国道176号で、この地下に御堂筋線の梅田駅があります。
少し先、阪神百貨店手前には阪神前交差点があります。それより先の国道176号は御堂筋になり、地下には大阪メトロ谷町線の東梅田駅があります。
御堂筋沿いにはビルが立ち並んでいます。
 
 

南西口に相当する桜橋口です。北を望む。
桜橋口も高架下に出入口があります。手前にはタクシー・一般車用のロータリーがあります。
右側には「サウスゲートビルディング」があり、奥に見えるのが北口側の駅ビル「ノースゲートビルディング」です。
また、左側には南北方向の道路が線路をくぐっていて、そのガード下に面して高架下に桜橋口の出入口があります。ガード下にはバス停留所もあります。
そして桜橋口北側のJR線高架下はJR西日本系の駅ナカ商業施設「エキマルシェ大阪」です。
ガードを抜けると北側に出ますが、北側にも出入口があります。但し、最寄りの改札口は桜橋口ではなく、1階中央口または3階連絡橋口に繋がっています。
 
 

桜橋口駅前です。大阪環状線1番ホームより南を望む。直下に桜橋口があります。
右奥(南)に向けて四つ橋筋が延びており、地下には大阪メトロ四つ橋線の西梅田駅があります。
桜橋口南側は西梅田地区で、阪神電気鉄道などにより再開発され、高層ビルが立ち並んでいます。
中央の高層ビルは「ヒルトンプラザイースト」で、四つ橋筋を挟んで右側のビルは「ヒルトンプラザウエスト」です。
左奥にある筒状のビルは「大阪マルビル」で、名前の通り丸いビルですw ちなみに東京の「丸ビル」は「丸の内」が由来です。
そして、四つ橋筋を350mほど南下すると桜橋交差点で、その南側は堂島地区です。
堂島はオフィス街ですが、商店や飲食店も多いです。堂島の東側が北新地(新地)です。
また、桜橋交差点の「桜橋」はJR東西線(計画時は片福連絡線)・北新地駅の仮称でしたが、最終的に却下されました。
 
 

中央北口です。南東を望む。
以前は北口に細長い駅ビルがあるのみでしたが、再開発により2011年に駅ビル「ノースゲートビルディング」が建てられました。
左側に見える吹き抜け(アトリウム広場)を境に西(右)の高層棟と東(左)の低層棟に分かれています。
低層棟にはファッションビル「ルクア」が入居し、高層棟には当初百貨店の「JR大阪三越伊勢丹」が入居していましたが、業績不振により2015年に「ルクア1100(ルクアイーレ)」に転換しました。
左手前のビルは「グランフロント大阪南館」です。
また、北口はビル1階部分にバスターミナルがあります。そして撮影地点は歩行者用の駅前広場「うめきた広場」で、広さを生かして様々なイベントが開催されます。
 
 

中央北口・「ノースゲートビルディング」の吹き抜け部分・アトリウム広場です。2階より南を望む。
左が「ルクア」、右が「ルクア1100」です。
上の3階は大屋根方面に南北連絡橋が延びており、連絡橋口改札口が設置されています。
下の1階は中央コンコースで、中央口改札に通じています。
3階からでも1階からでも「サウスゲートビルディング」へ行くことが可能です。
 
 

中央北口駅前です。「ノースゲートビルディング」のアトリウム広場より北西を望む。
駅前は梅田貨物駅跡の再開発区域「うめきたエリア」で、現在も再開発が進行しています。
右側のビルが「グランフロント大阪南館(タワーA)」で、その奥に「グランフロント大阪北館(タワーB・タワーC)」があります。
「グランフロント大阪」は複合ビルで、ショッピングモールやレストラン・カフェ、オフィス、ホテル、コンベンションセンター、劇場、超高層マンションで構成されています(Wikipediaの本文を引用)。
左奥の高層ビルがある一帯は「新梅田シティ」で、ツインビル「梅田スカイビル」がランドマークになっています。高層階で2つのビルが繋がっており、その連結部分は円形の空中庭園展望台になっています。
また、写真左側の再開発区域では現在、梅田貨物線の地下駅「大阪駅」を建設中で、開業の暁には梅田貨物線経由の関空特急『はるか』、紀勢本線特急『くろしお』が停車する予定で、おおさか東線列車がここまで延長運転される可能性もあります。また、こちらの「大阪駅」は現在計画が進行している「なにわ筋線」と接続予定ですが、「なにわ筋線」の開業は相当先の予定です。そして地下駅建設に関連して、現在の大阪駅の改札内外コンコースと地下駅の改札内外コンコースを結ぶ通路も建設されると思われます。
 
 

御堂筋北口です。南西を望む。2011年撮影。
右側に「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」があります。現在は左側の御堂筋北口ペデストリアンデッキと右側の「ヨドバシカメラ」とを結ぶ連絡橋が手前を横切っています。
高架下出入口の前には「ノースゲートビルディング」の低層棟があり、開業当初より現在に至るまで「ルクア」が入居しています。
後方に国道176号との芝田交差点がありますが、中央の道路を渡る横断歩道がありません。
撮影地点から御堂筋北口へ行くには、「ヨドバシカメラ」2階から連絡橋を渡る方法、地下のOsaka Metro梅田駅改札外コンコースを経由する方法があります。
芝田交差点のさらに後方には阪急の大阪梅田駅があります。御堂筋口とはペデストリアンデッキで結ばれています。
 
 

御堂筋北口駅前です。阪急の大阪梅田駅とを結ぶペデストリアンデッキより北を望む。
左が御堂筋北口方面で、右が阪急の大阪梅田駅方面(2階中央改札口方面)です。
手前(南)~奥(北)の道路は国道176号で、後方にJR線のガードがあります(御堂筋南口方面)。
国道176号線の地下には大阪メトロ御堂筋線が通っていて、後方にかけての地下に梅田駅があります。
左側は「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」です。
右側は阪急大阪梅田駅の手前に「大阪新阪急ホテル」がありますが、「大阪新阪急ホテル」は2024年度末頃をめどに営業終了の方針です(Yahoo!ニュースより)。
また、国道176号沿いにもビルが立ち並んでいます。写真左奥には場外馬券売場「ウインズ梅田」があります。
 
 

 

高架下1階、中央コンコース西側に設置されている中央口改札口です。西を望む。
駅事務室を挟んで上写真が中央南改札、下写真が中央北改札です。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、南北とも窓口に近い所に幅広通路があり、窓口に面して有人通路があります。
自動券売機は中央南改札の南側と中央北改札の北側に設置されています。改札内には自動精算機があります。
中央コンコースの反対側(東側)に『みどりの窓口』があります。
改札内コンコースの中央南改札の正面にはエキマルシェ大阪口改札があります。
そして2階にある3番のりば~10番のりばとは上下方向エスカレーターで直接結ばれています。
1・2番のりばと11番のりばへは中央口中2階通路経由となり、1階と中央口中2階通路は階段と上下方向ESで結ばれています。
中央口中2階通路と各ホームの間は階段で結ばれており、1・2番のりばおよび11番のりばとの間には上下方向ESも設置されています。
そして中央口中2階通路沿いにはトイレがあります(多機能トイレなし)。3・4番のりばへの西側階段の横には桜橋口中2階通路とを結ぶ通路が延びており、通路沿いにはコンビニ「セブンイレブン」があります。中央口は改札外コンコースにも売店・コンビニがあります。
尚、中央口改札内コンコースと各ホームを結ぶエレベーターはありません。エレベーターで移動される場合は御堂筋口または連絡橋口へお回り下さい。
 
 

 

こちらは高架下1階東側、御堂筋コンコース西側に設置されている御堂筋口改札口です。西を望む。
上写真が御堂筋南改札、下写真が御堂筋北改札ですが、両改札は連続していて、途切れ途切れですが南北にズラッと自動改札機が並んでいます。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、両端に有人通路があります。南北とも有人通路からやや離れた場所に幅広通路があります。
自動券売機は御堂筋南改札の南側と御堂筋北改札の北側に設置されています。改札内には自動精算機があります。
ちなみに御堂筋コンコースには『みどりの窓口』がありません。代わりに自動券売機横に指定席券売機『みどりの券売機』が複数設置されています。
『みどりの窓口』をご利用の場合は改札の南北にある東西方向の通路を経由して中央コンコースへお回り下さい。
そして2階にある3番のりば~11番のりばとは階段、上下方向エスカレーター、エレベーターで直接結ばれています(11番のりばのみ階段とESは踊り場経由)。
大阪環状線の1・2番のりばへは階段・ESの他にEVも中2階経由となります(1階~中2階のEVは3・4番のりば行きと共用)。
改札内コンコースにはトイレと車いす用トイレがあります。
また、改札内コンコース南側には後述の南口改札口があります。ちなみに御堂筋口コンコースは南口を除く各改札内コンコースと直接繋がっていません。
尚、改札外コンコースにはコンビニがありますが、改札内コンコースには売店・コンビニがありません(1・2番のりばと11番のりばにはキヨスクがあります)。
 
 

こちらは高架下1階南東側に設置されている南口改札口です。北を望む。
元々は出場専用改札でしたが(と記憶しています)、現在は入場も可能です。但し、以前の名残で出場用通路の方が多くなっています。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、右端に有人通路があります。その左隣が幅広通路です。左寄りは出場用通路しかありません。
改札口の右側には自動券売機が設置されています。
『みどりの窓口』をご利用の場合は左へ延びる通路を経由して中央コンコースへお回り下さい。
改札口の先は御堂筋改札の改札内コンコースです。
右前方には御堂筋口改札口があります。
 
 

こちらは高架下1階南西側に設置されている桜橋口改札口です。北を望む。
撮影地点から左にかけて交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、写っていませんが一番左の自動改札通路が幅広通路になっています。幅広通路の左(左端)には有人通路があります。
改札口の左側には自動券売機と『みどりの券売機』があります。
『みどりの窓口』をご利用の場合は右へ延びる通路を経由して中央コンコースへお回り下さい。
そして改札の先は階段になっていて、桜橋口中2階通路に通じています。エレベーターはありませんので、車いすの場合は改札外右側への通路を進み、連絡橋口改札または御堂筋口改札へお回り下さい。
桜橋口中2階通路と各ホームの間は階段のみで結ばれています。9番・10番のりばへの階段の反対側(西側)にはトイレがあります(多機能トイレなし)。
改札を通り、中2階への階段を登ってすぐ右へ曲がると中央口中2階通路へ抜けられます。その途中にコンビニ「セブンイレブン ハートイン」があります。
尚、桜橋口の改札外に売店・コンビニはありません。
 
 

こちらは3階、南北連絡橋の東側に設置されている連絡橋口改札口です。北東を望む。
右後方が「サウスゲートビルディング」方面(大丸など)、左前方が「ノースゲートビルディング」方面(ルクア、グランフロント大阪など)です。他の階へはエレベーターで移動可能です。
撮影地点から右にかけて交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が南北各5通路、計10通路並んでいて、北側の左から2番目と南側の右から2番目が幅広通路になっています。写真は北側改札口で、左端には有人通路があります。
改札口の左側には自動券売機と『みどりの券売機』があります。
そして改札の先は3階連絡通路(跨線橋)になっていて、改札と連絡通路の間に段差はありません。連絡通路からは下層の2階にある各ホームとを結ぶ上下方向エスカレーターとエレベーターが設置されていますが、階段は1・2番のりば方面を除いて設置されていません。連絡橋口はバリアフリーに対応しています。
改札内の左側、11番のりばへ下るエスカレーター付近にはトイレと多機能トイレがあります。
尚、改札外に売店・コンビニはありませんが、改札内の右側(通路西側)、1・2番のりばへの階段・ESと3・4番のりばへのESの間にはコンビニ「セブンイレブン ハートイン」があります。
 
 

こちらは2023年、うめきた地下ホームやうめきた地下口と同時に開業した西口です。

上写真は西を、下写真は南西を望む。

桜橋口西側のガード下西方に西口が開設されました。

上写真左、下写真後方に桜橋口があります。

 

 

こちらはホーム西端部の高架下にある西口改札口です。

上1枚は南東を望む。下2枚は北東を望む。

2023年、うめきた地下ホームやうめきた地下口と同時に供用開始しました。

駅員無配置で、自動改札機と自動券売機・『みどりの券売機』が設置されています。

改札内コンコースは高架の各ホームとうめきた地下ホームを結ぶ役割があり、

うめきた地下ホーム方面に通じる地下通路の出入口が改札内にあります。

 

 

西口改札内北端部にある、うめきた地下口方面への地下通路出入口です。北を望む。

エレベーターも併設されており、バリアフリー化されています。

高架ホームでは西口コンコースのみが、うめきた地下口に通じています。

 

 

5番のりばに設置されている東海道本線(JR京都線・JR神戸線)の吊下式駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR西日本の標準デザインで、下部はJR西日本のコーポレートカラーかつJR京都線・JR神戸線のラインカラーである青色に塗られています。
また、右上には特定都区市内制度における「大阪市内駅」を示す「阪」マークがあります。
そして、この駅名標にはJR京都線・JR神戸線における大阪駅の駅ナンバリング (JR-A 47) が併記されていません。
JR西日本の駅ではメインの駅名標に駅番号が掲示されておらず、柱にある縦型の駅名標にしか書かれていませんが、分かりづらいです…。
 
 

こちらは3番のりばに設置されている東海道本線(福知山線方面。JR宝塚線)の駅名標です。
下部はJR宝塚線のラインカラーである黄色に塗られています。
JR宝塚線における大阪駅の駅ナンバリングは「JR-G 47」です。
尚、福知山方の隣駅は「つかもと」になっていますが、3・4番のりばから発車するJR宝塚線列車は全て外側線を走るため、普通列車であっても塚本駅を通過しますのでご注意下さい。
 
 

こちらは2番のりばに設置されている大阪環状線(外回り)の駅名標です。
下部はJR大阪環状線のラインカラーである赤色に塗られていますが、環状線を走る323系電車はオレンジバーミリオンの帯をまとっています。
大阪環状線における大阪駅の駅ナンバリングは「JR-O 11」です。
「O(オー)」は環状線にちなんで採用されたと思われます。番号は天王寺駅基準で、左回り(内回り)の1駅ごとに番号が大きくなります。
 
  

大阪駅は島式ホーム5面、単式ホーム1面、計6面11線の高架構造で、北東~南西方向にホームが延びています。
 
左(南端)のホームは左から1番のりば(大阪環状線内回り)、2番のりば(大阪環状線外回り)の順、写真右のホームが左から3番のりば・4番のりばの順で主にJR宝塚線の当駅始発列車が使用しますが、山陽本線方面・福知山線方面へ向かう下り特急、北陸・高山方面からの下り特急、平日朝ラッシュ時の本線新快速・快速と平日17時以降の新快速も使用します。
4番のりばの右に5~11番のりばがあります。
1・2番のりばには3扉車専用のホームドアが設置されています。
 
写真は3番のりばより大阪環状線・西九条方、東海道本線(JR神戸線)・JR宝塚線の神戸方・篠山口方を望む。
 
 

こちらは左ホームの左から5番のりば(JR神戸線下り新快速・快速。平日ラッシュ時は変更有)、6番のりば(JR神戸線下り普通。JR宝塚線直通を含む)の順、右ホームの左から7番のりば(JR京都線上り普通)、8番のりば(JR京都線上り新快速・快速。平日ラッシュ時は変更があり、JR宝塚線の当駅止まり列車が入線)の順です。
5番のりばの左に1~4番のりば、8番のりばの右に9~11番のりばがあります。
5・8番のりばには異なる扉数に対応の昇降式ホーム柵が、6・7番のりばは4扉車専用のホームドアが設置されています。
 
写真は大阪環状線・西九条方、東海道本線(JR神戸線)・JR宝塚線の神戸方・篠山口方を望む。
 
 

こちらは右から9番のりば・10番のりばの順でJR宝塚線の当駅終着列車(平日朝ラッシュ時は8番のりば)、山陽本線・福知山線からの特急(びわこエクスプレスを含む。サンライズ出雲・サンライズ瀬戸を除く。こうのとりの平日朝ラッシュ時は8番のりば着)、平日朝ラッシュ時の本線新快速・快速と平日17時以降の新快速が使用します。
そして左の単式ホームは11番のりばで、北陸特急『サンダーバード』、高山本線特急『ひだ』、そして寝台特急『サンライズ出雲・サンライズ瀬戸』が発着します。
9番のりばの右側には8番~1番のりばがあります。
 
写真は11番のりばより大阪環状線・京橋方、東海道本線(JR京都線)の京都方・東京方、JR宝塚線の終端方を望む。
 
 
ホーム有効長は環状線の1・2番のりばが8両分ですが、3~11番のりばは12両編成に対応しています(6・7番のりばはホームドアがあるため4扉車7両編成のみ客扱い可能)。また、上り『サンライズ出雲・サンライズ瀬戸』が発着する11番のりばは14両編成に対応しています(下りは通過)。
ホーム幅は全ホームとも広いです。屋根は全ホームとも全長にわたり設置されていますが、中央部は大屋根で、両端部は上屋です。雨の降り込みに対応するため、各ホームとも上屋は大屋根下の大半に設置されています。
各ホームともベンチ、飲料自動販売機が設置されています。11番のりばには空調完備の待合室とコンビニ「セブンイレブン ハートイン」があり、1・2番のりばと11番のりばにはキヨスクがあります。
 
 

4番のりばより東海道本線(JR京都線)の京都方・東京方を望む。
草津駅まで方向別複々線が続きます。外側線が急行線、内側線が緩行線です。右端には大阪環状線が並行しています。
 
東海道本線はこの先、高架区間のまま左手に阪急の大阪梅田駅ビルを見て市街地を北東へ走り、右手に阪急HEP FIVEの観覧車が見えてくると左へカーブして大阪環状線が右へ分かれます。その後は新御堂筋をアンダーパスしてから市街地や住宅街の中を北へ走り、左に梅田貨物線が寄り添うと淀川を渡って淀川区に入ります。淀川を渡り終えると阪急京都本線をオーバークロスしてから地平区間になり、網干総合車両所宮原支所への回送線が左へ分かれると正面に東海道新幹線の駅が接近し、新幹線駅の下にホームがある新大阪駅へと至ります。東海道・山陽新幹線、おおさか東線と乗換可能です。
 
 

こちらは3番のりばより大阪環状線・京橋方を望む。
大阪環状線を写しています。左側には東海道本線が並行しています。
 
大阪環状線はこの先、阪急HEP FIVEの観覧車前で東海道本線と分かれ、新御堂筋をアンダーパスしてからも高架区間のまま市街地を北東へ走ります。その後、右へカーブして都島通をオーバーパスして進路を東に変えますが、この付近の都島通地下にはOsaka Metro谷町線の中崎町駅があります。しばらく東へ走るとやがて右へカーブして、進路を南東に変えて天神橋筋をオーバーパスすると天満駅へと至ります。近くにOsaka Metro堺筋線の扇町駅がありますが、改札外連絡となります。
 
 

 

11番のりばより東海道本線(JR神戸線・JR宝塚線)の神戸方・篠山口方、大阪環状線の西九条方を望む。
梅田貨物線の地下駅建設工事に関連して、ホーム西端部は連絡通路設置などの工事中です。
左(南)の2線が大阪環状線、残りの線路が東海道本線です。

 

 

2023年撮影。

うめきた地下ホームにも通じる西口コンコースが完成したため、

現在、各ホームの西端部には西口へ下る階段・上下ES・EVが設置されています。

写真は7・8番のりばにて撮影。

  

 
東海道本線神戸方ですが、神戸駅を越えて山陽本線の西明石駅まで複々線が続きます。途中の兵庫駅までが方向別複々線で、外側線が急行線、内側線が緩行線です。兵庫駅より先は線路配置が変わり、左(海側)2線が緩行線、右(山側)2線が急行線になります。
この先、高架で南西へ走り、阪神高速11号池田線の梅田出入口の道路をアンダーパスすると右へカーブして福島区に入ると大阪環状線と分かれます。この地点で梅田貨物線をオーバークロスします。その後は左手に阪神高速11号池田線が並走するようになって市街地を西北西に走り、やがて右へカーブして進路を北西に変えると淀川を渡ります。橋梁の中央で淀川区に変わり、橋を渡り終えて住宅街の中を引き続き高架区間で走ると塚本駅へと至ります。内側線でしか客扱いができず、しかも普通しか停車しません(快速は通過)。外側線を走る列車は普通であっても当駅を通過します(尼崎駅には外側線にホームがあります)。
 

 


こちらは大阪環状線1・2番のりばより西九条方を望む。

内回り線(左)と外回り線の間に引上線が1本あり、京橋方面からの当駅折り返し電車が使用します。

外回り線の右側には東海道本線が並走します。

 

この先、大阪環状線は右側に東海道本線が並走する形で高層ビルが並ぶ中を南西へ走り、阪神高速・梅田出入口をアンダーパスして福島区に入ると東海道本線が右へ分かれます。こちらは直進を続け、阪神高速11号池田線をアンダーパスすると高架駅である福島駅へと至ります。ホームから東海道本線が見えます(逆に東海道本線から福島駅ホームが見えます)。また、ホーム北側の低い位置を梅田貨物線が並走しています。
 
 
あとがき
私が大阪駅で下車(乗車)したのは1990年以降何度もあります。用事、乗り鉄とも回数が多いです。中でも2018年は兵庫県の全駅を訪問する目的に関連して、兵庫県に近い駅なので下車しました。広い構内を有しており、また南北に大きな駅ビルがあります。乗降客も多く、西日本で唯一、東京のターミナル駅に対抗できる駅ですww。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線下り神戸方面、新快速以下の電車に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です(最大滞在時間:12時間半程度)。
一方、難波からですと大阪メトロ御堂筋線で梅田まで、あるいは大阪メトロ四つ橋線で西梅田駅まで行き、下車すぐの場所に大阪駅があります。余裕で日訪問可能です(最大滞在時間:18時間程度)。
  
食料・飲料について、駅構内に複数のコンビニがあり、駅前にも複数あります。飲食店も多いですが、意外とすぐ近くにチェーン店が少ないです(徒歩圏内に多数あります)。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
東京からの到達難易度もさほど高くありません。東海道本線、大阪環状線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は大阪駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、改札画像.net、Google地図、Wikipedia)