新大阪駅【大阪府】(在来線の東海道本線、梅田貨物線、おおさか東線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
大阪府大阪市淀川区東部、東淀川区との境界に位置する東海道本線(JR京都線)および梅田貨物線、おおさか東線の駅で、東海道新幹線・山陽新幹線との乗換駅である、
新大阪駅 (しんおおさかえき。Shin-Osaka Station) です。
 
尚、当記事ではJR在来線の新大阪駅のみ取り上げます。ご了承下さい。
 
  
駅名
新大阪駅    
 
所在地
大阪府大阪市淀川区  
(※) 東口は東淀川区に所在。    
 
乗車可能路線・系統
JR西日本:東海道本線 【愛称:JR京都線】梅田貨物線 (東海道本線貨物支線)おおさか東線   
 
隣の駅
東海道本線 【JR京都線】 (JR-A 46)  
東京方……東淀川駅    
神戸方……大阪駅    
 
おおさか東線 (JR-F O2)  
久宝寺方……南吹田駅    
 
乗換可能駅
JR東海:東海道新幹線、JR西日本:山陽新幹線……新大阪駅まで徒歩8分  
Osaka Metro:御堂筋線……新大阪駅まで徒歩12分
 
訪問・撮影時
2018年~2021年  
 
 

南口に相当する正面口です。北を望む。
新大阪駅は在来線が地平駅で、新幹線が高架駅です。
駅舎は新幹線高架下3階にあり、在来線から見ると橋上駅舎の形になります。バリアフリー対応です。
3階にはタクシー用ロータリーに面した出入口があります。
高架下1階には路線バス・一般車用ロータリーに面した出入口があり、動輪が展示されています。1階ロータリーには20分間無料の自動車整理場があります。
1階はJR西日本系の飲食店街「味の小路」が、2階は商業施設「アルデ新大阪」が入居していて、2階西端にはOsaka Metro御堂筋線の新大阪駅中改札口があります。
 
 

正面口前歩道橋より南西を望む。右に正面口があります。
駅前は市街地で、新大阪駅開業後に発展しました。
商店は少なく、オフィスやホテルが多いです。マンションも見られます。
写真中央には大阪駅と網干総合車両所宮原支所を結ぶ連絡線(盛土高架)が左右方向に通っています。
 
 

こちらは駅南東口に相当する東口(南側)です。北を望む。新幹線高架下にあります。
左側にある在来線ホーム以西は淀川区内にありますが、こちらの東口は東淀川区内にあります。
1階のみに出入口があり、3階コンコースとは階段とエレベーターで結ばれています。
改札内に入らずに駅西側へ抜けられますが、これとは別に駅のすぐ南側にある歩道橋でも東西間の行き来が可能です(バリアフリー非対応)。
ロータリーはありませんが、歩行者用の駅前広場があり、イベントも開催されます。
左右方向に延びる道路沿いにバス停留所があります(写真右外)。
 
 

東口(南側)の駅前です。東を望む。左に出入口があり、後方に在来線ホームがあります。
駅東側もオフィス街が広がっていてホテルも混在していますが、正面口のある西側より規模が小さいです。
商店も少なく、駅前を離れると住宅街が広がっています。
約700m東には崇禅寺があり、約1.1km南東には阪急京都本線の崇禅寺駅があります。
 
 

こちらは駅北東口に相当する東口(北側)です。在来線ホームより南を望む。新幹線高架下にあります。
南側出入口と比較して人通りが少なくひっそりとしています。
階段のみの出入口です。エレベーターは高架橋の反対側にある南側出入口の設備をご利用下さい。
こちらは出入口手前(写真左外)に簡易ロータリーがあり、バス停留所が併設されています。
 
 

東口(北側)の駅前です。在来線ホーム北東を望む。右に出入口があります。
こちらは商店もオフィスも少なく、駅のすぐ近くでもマンションが見られます。
約200m東(写真奥)、新幹線高架橋沿いには「大阪コロナホテル」があります。
また、在来線沿いの側道を左(北)へ歩くとわずか550mほどで隣の東淀川駅に到達します。
 
 

在来線の正面改札に相当する東改札口(東出入口)です。新幹線高架下3階にあります。北を望む。
左に正面口、西口、北口や大阪メトロの駅があり、右に東口があります。
こちらから新幹線にも乗車可能ですが、「ぷらっとこだま」などJR東海限定の乗車券や旅行商品をご利用の場合は離れた左側にある南口をご利用下さい。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が7通路あり、中央が幅広通路です。窓口に面した左端は有人通路です。
改札口の左手前には自動券売機、指定席券売機『みどりの券売機』、そして『みどりの窓口』があります。
トイレ・多機能トイレは改札外各階(いずれも東改札口から遠いです)と、改札内コンコースに設置されています。
そして1階にある在来線各ホームとの間は階段、上下方向エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
また、改札を通って左側には新幹線乗換口があり、改札の正面にはJR西日本系の駅ナカ商業施設「エキマルシェ新大阪」があります。待合室もあります。
コンビニは改札外が1階と3階にあり、改札内コンコースにも設置されています。最寄りの改札外店舗は右後方の通路沿いです。

 

 

こちらは東出口改札です。北を望む。東出入口改札の少し東側(右側)にあります。
出口専用通路のみが設置されています。幅広通路はありません。
また、右端の窓口は閉鎖されていて有人通路も掲示物により塞がれています。すぐ左側の東出入口改札に駅員が配置されています。

 

 

改札内コンコースにて北を望む。

駅ナカ商業施設「エキマルシェ新大阪」があります。とても改札内とは思えません。

駅外から「エキマルシェ新大阪」で買い物するには乗車券または入場券が必要です。ご注意下さい。
 
 

新幹線~在来線の乗換改札です。3階にあります。新幹線コンコースより東(在来線側)を望む。
新幹線側(JR東海)は「JR線のりかえ口」、在来線側(JR西日本)は「新幹線のりば(のりかえ口)」の名称です。
『エクスプレス予約』『スマートEX』などのICカードに対応した自動改札機が数多く並んでおり、左から4通路目が幅広通路です。窓口に面した左端は有人通路です。
尚、在来線から新幹線へ乗り換える場合、新幹線では『EX予約』『スマートEX』の利用時を除き『ICOCA』など乗車券ICカードを使えませんので(駅構内などの店舗で電子マネーとしては利用可能)、もしICカードで新大阪駅まで来て新幹線に乗り継ぐ場合は精算窓口で処理を済ませて下さい。
改札口の左側(新幹線側)にはJR東海の精算窓口があり、改札口の先の右側(在来線側)にはJR西日本の精算窓口(新幹線の特急券を発売、EX予約とスマートEXのきっぷ受取も可能)があります。
そして「JR線のりかえ口」の先は在来線コンコースで、少し進んで右へ曲がると東改札口があります。
トイレ・多機能トイレとコンビニは新幹線・在来線ともコンコースに設置されています。
新幹線の改札内コンコースにはJR東海系の駅ナカ商業施設「アスティ新大阪」があります。
 
 

また、乗換改札を通ってすぐ東側には在来線の「アルデ新大阪改札口」があり、2階の商業施設「アルデ新大阪」と階段で連絡しています。

窓口がありますが、基本的に駅員無配置です。改札内外にインターホンが設置されています。

自動券売機はありませんのでご注意下さい(きっぷがない場合やIC残額不足の場合は一旦2階へ下りてから東改札口へお回り下さい)。自動精算機は東改札口前の設備をご利用下さい。
写真は改札外より南を望む。手前右に2階への階段があり、改札の先の右が「新幹線のりば(のりかえ口)」、左が在来線コンコースです。
 
 

9番のりばに設置されている東海道本線(JR京都線)の吊下式駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR西日本の標準デザインで、下部はJR西日本のコーポレートカラーかつJR京都線のラインカラーである青色に塗られています。
また、右上には特定都区市内制度における「大阪市内駅」を示す「阪」マークがあります。
そして、この駅名標にはJR京都線・JR神戸線における大阪駅の駅ナンバリング (JR-A 46) が併記されていません。
JR西日本の駅ではメインの駅名標に駅番号が掲示されておらず、柱にある縦型の駅名標にしか書かれていませんが、分かりづらいです…。
 
 

こちらは2番のりばに設置されている、おおさか東線の駅名標です。
おおさか東線のラインカラーであるブルーグレーが使用されています。
ちなみに、おおさか東線・新大阪駅の駅ナンバリングは「JR-F 02」ですが、「01」は2023年春に開業予定の梅田貨物線・大阪駅(うめきた地下駅)に付与するため欠番になっていると思われます。おおさか東線をうめきた地下駅まで直通させる構想があります。
 
 

在来線の新大阪駅は島式ホーム5面10線の地平構造で、概ね南北方向にホームが延びています。
左端(西)のホームの左が1番のりばで、右端(東)のホームの右が10番のりばです。
1番のりばの左にホームのない梅田貨物線上り本線があり、3番のりばが梅田貨物線下り本線です。
梅田貨物線の新大阪駅以北では、おおさか東線列車も走行します。
 
のりばの使い分けは概ね、
 
1番のりば……梅田貨物線からの京都方面特急『はるか』『くろしお』。
2番のりば……おおさか東線電車、梅田貨物線からの当駅止まりの『くろしお』が使用(一部は1番のりばも使用)。
3番のりば……関空・きのくに線方面の特急『はるか』『くろしお』、おおさか東線の一部の直通快速(終着列車のみ)。
4番のりば……JR京都線上り(特急『サンダーバード』『ひだ』など、当駅止まり特急も使用)。
5番のりば……JR京都線上り(新快速、快速。一部は4番のりばも使用)。
6番のりば……JR京都線上り(普通)。
7番のりば……JR京都線下り(普通)。
8番のりば……JR京都線下り(新快速、快速。一部は9番のりばも使用。平日朝ラッシュ時は下り普通が使用)。
9番のりば・10番のりば……JR京都線下り(特急『こうのとり』『スーパーはくと』や大阪行き特急が使用)。
 
です。
 
ホーム有効長は1・2番のりばが9両分、3・4番のりばと9・10番のりばが13両分、5・6番のりばと7・8番のりばが12両分です。
2021年4月現在、ホームドアは未設置です。ホーム幅は広く、両端も一定の広さが保たれています。
上屋は各ホームとも全長にわたり設置されています。ホーム中ほど上空を東海道新幹線が横切っており、新幹線ホーム下に在来線橋上駅舎と新幹線駅舎があります。
各ホームにはベンチ・飲料自動販売機があり、3・4番のりばには冷暖房完備の待合室が、5・6番のりばの神戸方(手前側)には立食いうどん店「麺家」があります。
写真は4番のりばより京都方・東京方を望む。
 
 

こちらは7番のりばより大阪方・神戸方・西九条方を望む。右から1番のりば~10番のりばの順です。
スペースの関係で各ホームの位置は統一されていませんが、大幅にずれてはいません。
各ホームともおおさか東線延伸に伴うホーム増設に伴いホームが再整備され、綺麗になっています。
また、左端の9・10番のりばが増設されたホームで、以前はホーム設置準備用の空地でした。
 
 

こちらは1番のりばよりJR京都線・神戸方、梅田貨物線・西九条方を望む。
撮影地点のホームの右が1番のりば、左が2番のりばです。
1番のりばの右隣にはホームのない梅田貨物線上り本線が並走しています(下り本線は3番のりばになります)。
そして梅田貨物線上り本線の右には右へカーブする複線がありますが、この線路は大阪駅を経由せずに吹田貨物ターミナル駅~尼崎駅をショートカットする北方貨物線(東海道本線支線)です。東海道本線の貨物列車は全て北方貨物線経由です(梅田貨物線経由を除く)。したがって、東海道本線(本線)の大阪駅を経由する貨物列車は設定されていません(うめきた地下駅が完成後は梅田貨物線経由の貨物列車が大阪駅を通過するようになりますが)。
また、北方貨物線はこの地点で本線や梅田貨物線と分かれて右へカーブして、新幹線駅をくぐって大阪メトロ御堂筋線が通る新御堂筋をアンダーパスすると、左から来た大阪駅と網干総合車両所宮原支所を結ぶ連絡線が寄り添い、その後は新幹線に沿って西へと進みます。
 
北方貨物線の右側(写真右前方)、新幹線駅沿いに設置されているビルは「新大阪阪急ビル」で、1階に阪急バスグループの高速バスターミナルが設けられています。
尚、「新大阪阪急ビル」は未成線となっている阪急新大阪連絡線の用地に建てられています。
ちなみに阪急新大阪連絡線は十三~淡路のバイパス路線で、新大阪駅付近では新幹線の北側に隣接して建設される予定でしたが、新大阪~淡路は免許が廃止されたため、在来線ホーム部分にあった橋脚は撤去され、新幹線ホーム北側の用地には「新大阪阪急ビル」が建てられました。新大阪駅は御堂筋線との交差地点に高架駅が建設される予定でしたが、現在は用地の南側を新幹線駅の増設用地(27番線ホーム)に転用したため、高架駅での建設が困難になっています。
 
 

JR京都線上りの5・6番のりばより京都方・東京方を望む。
この先、吹田貨物ターミナル駅までは右からJR京都線(方向別複々線)、梅田貨物線(複線)、北方貨物線(複線)の四複線区間になります。おおさか東線の電車は梅田貨物線を走行します。
 
JR京都線はこの先、住宅街の中を北北東へ走り、新大阪駅構内の複雑な配線が収束するとすぐに東淀川駅へと至ります。この区間ではJR京都線が淀川区と東淀川区の境界をなしています。線路から左が淀川区、線路より右が東淀川区です。また、東淀川駅までの距離が0.7kmと短く、肉眼で東淀川駅ホームを確認できます。尚、快速は茨木駅まで、新快速は高槻駅まで無停車です。
 
一方、おおさか東線はこの先、JR京都線の線路の左側を並行して梅田貨物線上を北北東へ走り、東淀川駅を通過して神崎川を渡ると吹田市に入ります。その後は梅田貨物線の外側へと分岐して高架区間になり、右へカーブしつつ梅田貨物線とJR京都線をオーバークロスして東海道本線と分かれます。その後も高架区間のまま右へカーブしながら住宅街の中を走り、進路を東に取ると南吹田駅へと至ります。
 
 

JR京都線上りの4番のりばより東海道本線・神戸方、梅田貨物線・西九条方を望む。
淀川の先まで左からJR京都線(方向別複々線)、梅田貨物線(複線)の三複線区間になります。、北方貨物線は後方で右へ分岐していて、塚本~尼崎間で本線と再合流します。
 
この先、三複線で市街地を南下して、左へカーブすると右から網干総合車両所宮原支所の出入庫線(複線)が高架で寄り添い、1線ずつJR京都線の上下外側線・内側線の間に入って合流すると同時にJR京都線と梅田貨物線も高架区間になります。そして阪急京都本線をオーバークロスして(双方に駅はありません)、左手に柴島浄水場を見て走ると淀川を渡り、北区に入ります。そして淀川を渡り終えると梅田貨物線が右へカーブしてJR京都線と分かれます。
 
JR京都線はその後、高架複々線でしばらく市街地を南下し、やがて右へカーブして新御堂筋をアンダーパスすると阪急系の商業施設などが立ち並ぶ「阪急村」へと入ります。そして進路を南西に変えて左から来た大阪環状線の複線に寄り添い、右手に阪急の大阪梅田駅、左手に阪急百貨店梅田本店を見て走ると国道176号線をオーバーパスして(左手に阪神の大阪梅田駅の駅ビルである阪神百貨店が見えます)、左右にある高層ビルを繋ぐ大屋根に覆われた西日本最大のターミナル駅・大阪駅へと至ります。
 
一方、「はるか」や「くろしお」が走る梅田貨物線は右へカーブしてJR京都線と分かれると、進路を西南西に取り新御堂筋をアンダーパスします。その後は地下を走る大阪メトロ御堂筋線と交差してから、盛土高架区間で左へカーブしながら市街地の中を走り、進路を南南西に変えると阪急の三大本線をアンダークロスします。そして梅田信号場に差し掛かり、左手に梅田貨物駅跡の再開発が進む「うめきた」地区や大阪駅を、右手に「新梅田シティ(梅田スカイビルなど)」を見て走りますが、将来は左寄りの地下を走るようになり、大阪駅が設置されます。現状は旅客駅がありません。その後は梅田貨物駅跡で単線になり、右へカーブして高架のJR神戸線をアンダークロスするとすぐに高架の大阪環状線の右に寄り添い、福島駅脇の地平部を南西へ走りますが、梅田貨物線のみ「なにわ筋」との交差部分に踏切があります。その後はスロープを登りますが、貨物線であるため勾配は緩いです。そして福島駅の先で高架になり、しばらく大阪環状線と並走し、野田駅の先で旅客列車は渡り線を通って大阪環状線へと転線し、西九条駅へと至ります。尚、貨物列車はそのまま直進して、西九条駅を通過してから桜島線【JRゆめ咲線】へと入ります。
 
 
あとがき
私が新大阪駅で下車(乗車)したのは子供の頃から何度もあります。用事、乗り鉄とも回数が多いです。中でも2018年以降は兵庫県の全駅を訪問する目的に関連して、兵庫県に近い駅なので下車しました。在来線も新幹線と同じく広い構内を有しています。駅舎は新幹線の高架下2階にあります。乗降客、乗換客が多く、常に賑わっています。一方、駅前は大阪駅と比較して商業施設が少なくオフィスが多い分、土休日はやや閑散とした感じです(それでも土休日は観光客が多いですが)。
 
東京からですと東海道新幹線に乗車して、新大阪駅にて下車すぐです。余裕で日帰り訪問可能です(最大滞在時間:13時間程度)。
一方、梅田からですとJR京都線の新快速・快速・普通に乗車して1駅、当駅下車です。余裕で日訪問可能です(最大滞在時間:19時間半程度)。
  
食料・飲料について、駅構内に複数のコンビニがあり、駅前にも複数あります。飲食店も駅構内および駅前にチェーン店を含めて一定数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
東京からの到達難易度もさほど高くありません。JR京都線、梅田貨物線(『はるか』『くろしお』)、おおさか東線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は新大阪駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、JR東海のHP、アルデ新大阪のHP、Google地図、Wikipedia)