![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/3b/11/j/o0550041214425306479.jpg?caw=800)
今回は、新大阪駅と大阪環状線の西九条駅を短絡する役割を持つ、旅客列車も走る貨物線、
梅田貨物線(正式には東海道本線と大阪環状線の貨物支線)を紹介します。
梅田貨物線(正式には東海道本線と大阪環状線の貨物支線)を紹介します。
尚、写真は2010年撮影と古く、梅田貨物駅が現役であったり、グランフロント大阪の開業前のものですが、
ご容赦願います。
また、新大阪方は東海道本線の吹田信号場までさかのぼって紹介していきます。ご了承願います。
ご容赦願います。
また、新大阪方は東海道本線の吹田信号場までさかのぼって紹介していきます。ご了承願います。
梅田貨物線を通る関空特急『はるか』の乗車記もUPしています⇒こちらへ。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/26/73/p/o0640048014425306502.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR西日本:(※1)梅田貨物線 | (※2)吹田~西九条 | (※3)11.1km | (※4) |
(※2)起点は吹田駅ですが、実際には茨木~千里丘で東海道本線から分岐しています。
(※3)吹田~福島(8.5km)の営業キロ設定なし。従って、運賃は大阪駅経由で算出します。
(※4)吹田~梅田信号場(7.6km)は複線区間で梅田信号場~西九条は単線。直流1,500V電化。
踏破達成時 | 2002年3月 |
撮影時 | 2010年2月ほか |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/5d/e8/j/o0550041214425306517.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/12/a4/j/o0550041214425306545.jpg?caw=800)
広大なヤード跡が収束して吹田駅を過ぎると城東貨物線が左へ分岐してJR京都線の複々線、梅田貨物線の複線、北方貨物線の複線が並走する4複線の状態で走りますが、その後しばらくして左側から建設中のおおさか東線が合流します。そして神崎川を渡ると大阪府吹田市から大阪市淀川区へと変わり、東淀川駅を見ながら減速していきます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/2a/5c/j/o0550041214425306566.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/41/79/j/o0550041214425306583.jpg?caw=800)
尚、梅田貨物線上にはホームがないので、旅客列車はJR京都線上り線特急ホームの外側・11番線へ入線します。梅田貨物線経由の旅客列車は11番のりばのみを使用していて、11番のりばは上下列車が共用しています。
新大阪を発車すると梅田貨物線の本線に合流し、北方貨物線(網干総合車両所宮原支所)と大阪駅を結ぶ連絡線をアンダーパスします。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/33/0e/j/o0550041214425306609.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/4b/93/j/o0550041214425306623.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/4d/24/j/o0550041214425306644.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/2e/4a/j/o0550041214425306678.jpg?caw=800)
梅田駅の跡地は再開発が行われる予定ですが、一部は先行して再開発が行われ、2013年に「グランフロント大阪」が街開きしました。
梅田信号場を境に、複線区間から単線区間へと変わります。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/ea/c2/j/o0550041214425306780.jpg?caw=800)
右へカーブしながら東海道本線【JR神戸線】をアンダーパスして、左側を走る大阪環状線の高架橋に寄り添います。そして、なにわ筋と踏切で交差しますが、この付近には大阪環状線の福島駅が高架線上にあります。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/b8/09/j/o0550041214425306800.jpg?caw=800)
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/d2/00/j/o0550041214425306818.jpg?caw=800)
野田駅は通過しますが、この付近では大阪市場駅への貨物線と三菱専用線が分岐していました。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/c2/96/j/o0447055014425306842.jpg?caw=800)
その後も大阪環状線と並走して終点の西九条駅へ至り、梅田貨物線はそのまま桜島線への連絡線へと続きますが、天王寺方面への旅客列車は西九条駅手前で左へ分岐して大阪環状線外回り線へ入った後に桜島線【JRゆめ咲線】の列車が使用する西九条駅の中線に入線します。そして西九条駅を発車or通過した後は環状線の内回り線へと合流します。また、新大阪方面への旅客列車は西九条駅で大阪環状線外回り線ホームに入線し、その後は渡り線を通って梅田貨物線へと入ります。
梅田貨物線を走る旅客列車は一部を除き特急列車ばかりです。関空特急『はるか』の全列車と一部の特急『くろしお』は、新大阪駅を越えて京都方面へ直通します。
また、関空特急『はるか』は全列車が西九条駅を通過、きのくに線特急『くろしお』は午前の新大阪方面と夕方以降の西九条方面が西九条駅に停車します。
また、関空特急『はるか』は全列車が西九条駅を通過、きのくに線特急『くろしお』は午前の新大阪方面と夕方以降の西九条方面が西九条駅に停車します。
関空特急『はるか』が毎時1~2往復、きのくに線特急『くろしお』が概ね毎時1往復の運転です。
ちなみに乗車券のみで乗れる列車は、早朝に和歌山発新大阪行きの快速と折り返し新大阪発紀伊田辺行きの快速、そして深夜の新大阪発御坊行きの快速、この3本のみです。深夜の御坊行き列車は、かつて新大阪→新宮で運転していた朝釣り客御用達の夜行普通列車(通称:太公望列車)の名残です。
特急の使用車両は、関空特急『はるか』は281系、特急『くろしお』は元スーパーくろしお編成の381系、元オーシャンアロー編成の283系、そして新型の287系です。
一方、普通列車の使用車両は223系と225系です。
一方、普通列車の使用車両は223系と225系です。
快速列車での新大阪~西九条の所要時間は、8分~9分です。
最後に、梅田貨物線は大阪駅を通りません! 乗り間違えにご注意下さい!!
乗換駅 | 乗換路線 |
新大阪駅 | JR西日本:東海道本線【JR京都線】、山陽新幹線、おおさか東線 |
新大阪駅 | JR東海:東海道新幹線。大阪市営地下鉄:御堂筋線 |
西九条駅 | JR西日本:大阪環状線、桜島線【JRゆめ咲線】 |
西九条駅 | 阪神電気鉄道:阪神なんば線 (大阪難波方面、尼崎方面) |
また、大阪駅(うめきたエリア)では以下の路線と乗換可能です。 JR西日本(大阪駅うめきたエリア):おおさか東線。 JR西日本(大阪駅):東海道本線(京都方面【JR京都線】) |
|
JR西日本(大阪駅):東海道本線(神戸方面【JR神戸線】) | |
JR西日本(大阪駅):大阪環状線(京橋方面、西九条方面) | |
JR西日本(大阪駅):(福知山線【JR宝塚線】)列車 | |
JR西日本(北新地駅):JR東西線。 | |
Osaka Metro:御堂筋線(梅田駅)、谷町線(東梅田駅)、四つ橋線(西梅田駅) | |
阪急電鉄(大阪梅田駅まで徒歩15分):神戸本線、宝塚本線、(京都本線列車) | |
阪神電気鉄道:本線(大阪梅田駅まで徒歩10分) |
(参考:Wikipedia)