阪神なんば線(その1・尼崎~西九条) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、2009年3月に全線開業した阪神なんば線のうち、かつては西大阪線と呼ばれていた区間である
尼崎~西九条を紹介します。

  

なお、以前にUPした阪神西大阪線の記事はこちらへ。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ    備考  
阪神電気鉄道:阪神なんば線  尼崎~大阪難波(10.1km)  全線複線・直流1,500V電化  
  
  
今回紹介の区間  
区間   営業キロ  備考  
尼崎~西九条  6.3km   2009年3月19日までは「西大阪線」   
  
  
踏破達成時   1999年10月  
撮影時   2009年3月ほか  

   

   

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尼崎駅は、以前は阪神本線と西大阪線の線路別の配線でしたが、阪神なんば線開通に備えて、方向別の配線になりました。

  
  

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尼崎駅西側では折り返しの列車などが留置されています。
近鉄電車が休んでいることも多いです。

  
  

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尼崎を出発すると、阪神本線の上下線に挟まれて進みますがすぐに本線の下り線をアンダーパスし、線路別の複々線になります。この間、車窓右手には車両基地があります。
写真手前で乗り越す道路は、大物駅西側で交差する尼崎港線の廃線跡です。
手前が大物駅です。写真は尼崎方を望む。

  
  

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大物駅で本線が左に別れると、すぐ右へカーブし、左門殿川を渡ると兵庫県尼崎市から大阪府大阪市に入ります。

  
  

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さらに神崎川を渡ると出来島、さらに進み、ホームの前後を踏切に挟まれた福を過ぎると、いよいよ淀川を渡ります。

  
  

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淀川の橋は堤防より低い位置に架けられているので、増水時は鉄扉で線路が遮断され不通になります。
なお、この西大阪線の新淀川橋梁が、鉄道橋としては淀川の最下流に架けられた橋です。

  

淀川を渡り終えるとすぐに伝法、正連寺川を渡り千鳥橋、六軒家川を渡り、JR線が近づいてくると西九条に到着です。

  
  

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西九条駅は、難波延伸にともないホームが近鉄車10両編成対応に延長されました。
近鉄電車も普通にやって来ます。

  
  

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JR西九条駅のホームにて撮影。
難波延伸開業にともない、東口が新設されました。

  

  

  

乗り鉄の注意点  

阪神なんば線開業に伴い、旧・西大阪線区間も大きく変貌を遂げました。
と言っても、尼崎~西九条の各駅に限って見れば、別に本数が増えたわけではありません(データイム毎時6本)。平日データイムの快速急行は各駅に停まりますが、土休日は尼崎~西九条がノンストップになってしまいます。
ただ、盲腸線だった西大阪線が難波直結、さらに近鉄奈良線と直通運転、また快速急行は三宮にも足を伸ばし、乗り換えなしで行ける範囲が格段に広がったことは確かです。

  

ちなみに、休日運転の西大阪線区間通過の快速急行では尼崎(6分)西九条(9分)大阪難波
普通では尼崎(11分)西九条(9分)大阪難波  …以上は所要時間です。

  

最後に、阪神なんば線では、阪神の3扉車と近鉄の4扉車が混在しているので、乗車時はご注意下さい!

  
  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
尼崎駅   阪神電気鉄道:本線  
大物駅   阪神電気鉄道:本線  
西九条駅   阪神電気鉄道:阪神なんば線(大阪難波方面)  
西九条駅   JR西日本:大阪環状線桜島線【JRゆめ咲線】、<梅田貨物線>  
  
(参考:Wikipedia)