塚本駅【大阪府】(JR神戸線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
大阪府大阪市淀川区の南西端、淀川近くに広がる市街地に位置する東海道本線【JR神戸線】の駅で、JR宝塚線直通列車のうち、一部の普通列車が通過してしまう
塚本駅 (つかもとえき。Tsukamoto Station) です。
 
 
駅名
塚本駅 (JR神戸線:JR-A 48、JR宝塚線:JR-G 48)
 
所在地
大阪府大阪市淀川区 
 
乗車可能路線
JR西日本:東海道本線【愛称:JR神戸線】   
(※) 大阪~尼崎は【JR宝塚線】との重複区間です(「福知山線」は尼崎駅が起点)。  
 
隣の駅
大阪方・京都方・東京方………大阪駅  
神戸方・姫路方・篠山口方……尼崎駅 (兵庫県)  
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

 

塚本駅は築堤高架駅で、高架下に駅舎があります。
東西に出入口があり、駅舎の通路は東西自由通路を兼ねています。但し、自転車で通行する場合は降りて手で押さなければなりません。駅外と駅舎内の間に段差はありません。
 
写真は東口です。出入口の左には「吉野家」があります。
東口にはロータリーを有する駅前広場が整備されています。タクシー乗り場が設けられていますが、バス停留所はありません。
最寄りのバス停は、南約180mの姫島通沿いにあります。
写真は2枚とも概ね西を望む。
  
 

 

東口駅前の様子です。東を望む。後方に東口があります。
駅前は市街地で、商店街が形成されています。左側にはアーケード商店街「塚本駅前通」があり、東へ延びています。駅前から離れると住宅街が広がっています。
また、線路沿いに南(右)へ600mほど進むと淀川の河川敷に到達します。
そして、北東約1.7kmには阪急電鉄の三大本線が集結する十三駅があります。
 
 

こちらは西口です。東を望む。塚本駅の所在地は淀川区ですが、西口は西淀川区に位置します。
出入口の左にはコンビニ「セブンイレブン ハートイン」があります。
西口の手前は阪神高速11号池田線の高架橋に覆われています。
駅前広場は高架下にあり、出入口手前部分に歩行者用のスペースがあり、左側には小さなロータリーがあります。(タクシー乗り場併設)。
 
 

 

西口駅前の様子です。上写真は南を、下写真は西を望む。上写真の左側に西口があります。
こちらの西口駅前も多くの商店が立ち並んでいて、アーケード商店街「サンリバー柏里」が西へ延びています。
西口側も駅から離れると住宅街になります。
また、西約1.3kmにはJR東西線の御幣島駅(みてじまえき)と西淀川区役所があります。
 
 

 

高架下1階にある改札口です。上写真は東を、下写真は北を望む。
上写真前方(下写真右側)が東口で、上写真後方(下写真左側)が西口です。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番左が幅広通路です。そして左端の窓口に面して有人通路が設置されています。
通路を挟んで改札口の後方(上写真右側)には自動券売機と指定席券売機『みどりの券売機』、『みどりの窓口』があります。
そして2階にある各ホームとの間には階段、エレベーターが設置されていますが、階段は途中の踊り場で各ホームへと分かれます。
多機能トイレは改札を入って左側にあり、通常のトイレは踊り場にあります。
改札口の左手前(改札外。西口側)にはコンビニ「セブンイレブン ハートイン」があり、改札外東口前には「吉野家」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

下り2番のりばに設置されている吊下式駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
JR西日本の標準デザインで、下部にはJR神戸線のラインカラーかつJR西日本のコーポレートカラーである青が使用されています。
尚、この駅名標には塚本駅の駅ナンバリング (JR-A 48) が併記されていません。
JR西日本の駅ではメインの駅名標に駅番号が掲示されておらず、柱にある縦型の駅名標にのみ書かれていますが、分かりづらいです…。
また、右上には特定都区市内制度における「大阪市内」駅を示す「阪」マークがあります。西隣は兵庫県の尼崎駅です。
 
 

塚本駅は島式ホーム2面4線の築堤高架構造で、南南東~北北西方向にホームが延びています。ホームは若干カーブしています。
 
左ホーム(西)は左から1番のりば(下り外側線。停車列車なし)・2番のりば(下り内側線。JR神戸線下り神戸・西明石方面、JR宝塚線下り宝塚・新三田方面)の順で、右ホーム(東)は左から3番のりば(上り内側線。JR京都線上り京都方面)・4番のりば(上り外側線。停車列車なし)の順です。
塚本駅では内側線のみに列車が発着します。外側線の1番・4番のりばには安全柵(非常時に備えて可動部あり)が設置されているため、外側線を走る大阪始発・終着のJR宝塚線列車は普通列車であっても塚本駅を通過しますので注意が必要です。
 
ホーム有効長は8両分ですが、現在は7両編成の電車しか発着しません。内側線にホームドアは未設置です。ホーム幅はまあまあ広いです。
上屋は神戸方の約6両分に設置されています。雨天時に塚本駅で下車される場合は神戸寄りの車両にご乗車になって下さい。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷水器が設置されていて、ベンチは外側線向きに設置されています(外側線の手前に安全柵があります)。
写真は3番のりばより神戸方・姫路方・篠山口方を望む。
 
 

3番のりばより大阪方・東京方を望む。
右から下り外側線、下り内側線、上り内側線、上り外側線の順です。
この先、右側を通る阪神高速道路11号池田線と並走状態で市街地を南南東へ走ると淀川を渡り福島区に入ります。淀川を渡り終えると左へカーブしながら市街地を南東へ走り、やがてもう一度左へカーブすると阪神高速と離れ、代わりに右から大阪環状線が寄り添い、北区に入ります。この付近で右手に環状線の福島駅が見え、真下を梅田貨物線がアンダークロスします。その後は環状線と並走状態で市街地の高架区間を北東へ走り、左手に工事中の「うめきた」地区を見て走ると程なくして大阪駅へと至ります。
 
 

3番のりばより神戸方・姫路方・篠山口方を望む。
左から下り外側線、下り内側線、上り内側線、上り外側線の順です。
この先、左側を通る阪神高速11号池田線と並走して住宅街の中を北北東へ走ると阪神高速が左へ離れて地平区間になり、北方貨物線への連絡線が右へ分岐し、JR神戸線は左へカーブします。その後は左手に江崎グリコの工場を見ながら北西へ走ると北方貨物線が右から合流し、阪神高速11号池田線をアンダーパスします。この時、右手には一瞬だけ山陽新幹線の高架橋が近づきますが、すぐに遠ざかります。その後は左へカーブしながら住宅や工場の中を走りますが、この付近の地下にJR東西線の加島駅があります(出入口を確認できます)。そして上下線の内側線と外側線の間にJR東西線が地下から姿を現し、やがてJR神戸線と同じレベルの高さに並びます。その後は三複線状態で神崎川を渡って兵庫県尼崎市に入り、工場が立ち並ぶ中を西へ走るとやがて市街地に入り、JR神戸線・JR宝塚線・JR東西線が集まるターミナル駅である尼崎駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が塚本駅で下車(乗車)したのは少なくとも2018年の1度きりです。何度も通過しているのですが、初めての下車はつい最近ですw 兵庫県の全駅を訪問する目的に関連して、兵庫県に近い駅なので下車しました。高架駅で見通しが良く、ホーム端には撮り鉄の人をよく見かけます。また駅前は東西にアーケード商店街があり、賑やかな感じでした。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新大阪駅まで行き、JR神戸線・JR宝塚線方面の普通電車に乗り換えて当駅下車です(新快速・快速は不可)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、梅田からですと大阪駅からJR神戸線・JR宝塚線方面の普通電車に乗り当駅下車です(新快速・快速は不可)。但し、JR宝塚線方面の普通列車は6番のりばから発車する電車にご乗車下さい。3・4番のりばから発車する列車は塚本駅を通過しますので要注意です。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、コンビニは駅構内にあり、駅前にも複数あります。一方、飲食店も多数あり、チェーン店は「マクドナルド」「ケンタッキーフライドチキン」「吉野家」「餃子の王将」「宮本むなし」があります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、JR神戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は塚本駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、Google地図、Wikipedia)