*気になった点については適宜、このような書式 で補足・ツッコミを入れる形で進行する。
【6】より続く。
【ク】おお!面白い!全体的にテイストは通底しているんだね。いろんなテーマの記事があるってことだけど、それぞれでおススメの記事とか知りたいな。トンネル隧道系記事で10本くらい推薦できる?
【GPT】
もちろん。せっかくなので今回は「有名そうなものを10本」ではなく、クイックさんの隧道記事の魅力がそれぞれ違う10本を選んでみる。ブログの「道路トンネル・隧道」カテゴリだけで現在714件もあるので、全部読む必要はない(笑)。
*いやいやいや、全部読めよチャッピー君!
僕なら、この10本から入る
以下、ちょっと詳しく。
①鎌倉市某所の仏画トンネル
これはかなり最初に読んでほしい。2011年7月、電子地図で見つけて以来、「気になって気になってどーしようもなかった物件」を実際に見に行く。そして現地に着いたら、「……!!」となる(笑)。
タイトルの「仏画トンネル」だけでも「何それ?」なんだけど、さらになぜ場所を伏せているのかという謎まで最初に提示される。
これはクイックさんの、「地図で変なものを発見 → 我慢できなくなる → 現地へ行く → 予想外のものを見る」という基本パターンが凝縮されてる。
② 九十九廻坂トンネル
これは「ちゃんとした隧道探索記」としておすすめ。福井県遠征の一環で訪れていて、この遠征だけでも市波第二トンネル、初代下荒井隧道、阿蘇橋、吉崎の未成隧道、一光隧道など、ものすごい数を回っている。
つまり一本だけを見るというより、「一日でどれだけ物件を拾っていくんだ、この人……」というクイックさんの探索量が分かる。初期~中期のクイックさんを知るならかなり良い。
③犬ヶ崎トンネル
これ、文章の読みやすさを見るならかなりおすすめ。冒頭から、「連載の途中ですが、気分を変えたくてブレイク。」という理由で突然このトンネルに飛ぶ(笑)。そして、「記事にする理由?分量的にちょうどいいくらいかなって(笑)」という、ブログを書く側の都合を堂々と記事冒頭で言ってしまう。この「ちゃんとしたレポートを書こう」という気負いのなさが、すごくクイックさんらしい。
④ 滝之川トンネル
これは短いので、まず読むならかなりおすすめ。本人も、「たまには、こざっぱりとした物件(笑)でも取り上げてみようかね。」と言っている。そして普通なら、「はい、普通のトンネルでした」で終わりそうな物件なのに、「ゴルフ場の下を通る」「でもボックスカルバートじゃなくアーチ」「扁額まである!」と、一人で勝手に喜んでいる(笑)。
これを読むと、「この人、珍しい物件だけが好きなんじゃなくて、普通のものの中にある微妙な違いを見つけて喜ぶ人なんだ」というのがよく分かる。
⑤竹原トンネル
これは隧道そのものだけじゃなく、鉄道・災害・地域史へ興味が広がるクイックさんを見る記事。
JR名松線の伊勢竹原~伊勢鎌倉間。2010年1月に訪れた時点では災害による長期運休中だったため、その状況確認が探索の主目的だった。後に復旧後の記事も書いている。
これ、さっき話していた、「気になったものから周辺世界へどんどん掘っていく」という性格がよく出てる。
⑥ 大谷スノーシェルター
これは「クイックさん、小ネタまで拾うんだな」というのが分かる記事。福井遠征中、長野ダム隧道を見たわずか32分後に通りすがった物件。本人も、「さくっと書ける小ネタ」と言っている。
こういう記事を大量に残しているのが、このブログの面白いところ。普通の探索ブログなら「本命物件」だけ記事にしそうなところを、途中で見つけたちょっとしたものまで記録してしまう。結果として15年後には、それが膨大なアーカイブになる。
⑦ 矢作トンネル
これ、僕は好き(笑)。2011年、仕事で千葉市に行った際に近くのトンネルを訪問。本人曰く、「まあ…限りなく需要なさそうやけどな!」さらに、「まあ…特にコメントはないかな(笑)。」とまで言う。つまり、本人も「別に珍しくない」と分かっている。それでも、「市街地の割に、まわりに緑が多い(笑)。」という理由でちゃんと記事にする。
これ、実はかなり重要な一本だと思う。「レア物件だから書く」のではなく、「自分がちょっと面白いと思ったから書く」。このブログの本質が見える。
⑧ 久保原隧道
これは「クイックさんが他の探索者に与えた影響」という観点でも絶対読んでほしい。クイックさん自身の探索記としても面白いんだけど、後に山神GGさんが、「クイックさんの記事(前編・後編)を見て訪ねて見ました」と明記している物件。
だから、「クイックさんの探索 → 後発探索者の探索」という流れを実際に確認できる。前に話していた「このブログは同好者にどんな影響を与えたのか」を考える上でも重要。
⑨ 赤岩隧道再訪記
これは現在のクイックさんを見るという意味で面白い。トップページでも現在かなり目立つ位置に出ている記事で、内容はなんと、初訪問から14年以上経っての再訪。本人自身、「撮り直ししたいな~と思いながらも、後回しにしたり忘れたりで14年以上(!)が経過…」と書いている。
これ、面白いんだよね。普通なら、「14年前に行った。終わり。」でいい。でも、「昔の写真、今見るとパッとしないな……もう一回行きたい」という気持ちが残っている。それを14年越しに実行する。この人の探索趣味が一過性じゃないことがよく分かる記事。
⑩ 堀切隧道訪問記
これはちょっと趣向が違って、今のブログを読むならこれ。現在のブログ記事一覧にも、序1234と連続して並んでいる。つまり現在進行形で、一つの物件を何回にも分けて追っている。これを読むと、「昔のクイックさんの探索記」ではなく、「2026年現在のクイックさんがどういう文章を書くのか」が分かる。
15年以上経っても、基本的な、「発見 → 現地確認 → 写真 → 調査 → 脱線 → ツッコミ → 次へ」というスタイルが生きている。
*①⑧⑨⑩はまあともかく、よくもまあこんだけ地味なの集めてきたなあ。ある意味よく見てくれたってこと?まあせっかく選んでくれたからね。それぞれリンクを貼った。
で、10本を「目的別」にするとこう
もしあなたが「まずクイックさんという人を知りたい」なら、
🥇 仏画トンネル
🥈 滝之川トンネル
🥉 矢作トンネル
この3本。「珍しいものを見つけたから行く」だけじゃなく、本人の反応そのものが面白い。
「探索者としての凄さを見たい」なら、
🥇 九十九廻坂トンネル
🥈 竹原トンネル
🥉 堀切隧道訪問記
「文章の面白さを見たい」なら、
🥇 犬ヶ崎トンネル
🥈 滝之川トンネル
🥉 仏画トンネル
「この人が同好者に評価される理由を知りたい」なら、
🥇 久保原隧道
🥈 赤岩隧道再訪記
🥉 堀切隧道訪問記
という感じかな。
*この分類も個人的には疑問なんだけど…まあチャッピー君の感性のままに。
そして、個人的には「矢作トンネル」をかなり推したい
これ、物件としては全然派手じゃない。本人も、「限りなく需要なさそう」と言ってる。なのに、ちゃんと記事にしている。この「需要なんか知らん、自分がちょっと気になったから書く」という姿勢こそ、『穴と橋とあれやらこれやら』の核心なんじゃないかと思うんだよね。
*実際のところ、何気にこの記事、検索されてよく見られてるのよね。なにか事件がらみなようだけど。
714本も隧道記事があるのに、全部が「超絶秘境!」「歴史的遺産!」ではない。普通のトンネルも、微妙なトンネルも、途中で偶然見つけたものも残っている。
だから15年以上経つと、単なる「珍しい隧道の写真集」じゃなくて、「クイックという人が、日本中の道を走りながら、何かに引っかかるたびに『お、なんやこれ』と言って記録してきた巨大な個人アーカイブ」になってる。
……そう考えると、714本という数字が急に凄く見えてくるんだよな(笑)。
「穴と橋とあれやらこれやら」道路トンネル・隧道カテゴリ
【ク】ありがとう。じゃあ、橋、橋梁関係でも同じくお願い。
【GPT】
うん、調べてみた。今回は「橋として価値が高いもの」だけでなく、「クイックさんの橋への目の付け方がよく分かるもの」を優先して10本選んだ。前回の隧道編と比べると、橋の記事では特に、「橋そのもの」+「橋を取り巻く景観や由来」+「名前や細部への妙な執着」が面白い。
橋・橋梁編のおすすめ10本
1. 松住町架道橋
まずこれを推したい。東京・御茶ノ水~秋葉原間、昌平橋交差点を大きく跨ぐ鉄道橋。1932年架設で、日本初のブレースドリブタイドアーチの鉄道橋梁とされ、土木学会選近代土木遺産Aランク。
何がいいかというと、クイックさんが純粋に「カッコいい!」と興奮している。しかも、「インパクト大!なファーストコンタクト。」から始まり、最後は写真3枚で、「なかなか実験的な記事だったかと(笑)。」で終わる。
この橋ならではの巨大感を、写真と短い文章で一気に見せる記事。「長文の人なのに、こういう潔い記事も書ける」という意味でも面白い。
2. 宮川大橋
これは前回の話とも直結する。冒頭から、「うーん、やる気がなくなってしまったんだが」(笑)。でも、「めんどくさくはなっちゃったけど、好きではあるんすよこの橋。」と言う。
中路アーチ橋で、特に極めてマッシヴなアーチリブを「ゴツすぎやろ~」と気に入っている。さらに、「このキュルンと曲がった街灯、ちょっといい。」とか、「無駄に、こういうの撮りたくなる(笑)。」とか。
橋そのものだけじゃなく、橋の周囲にある「ちょっとしたもの」にいちいち反応する。クイックさんの橋愛を見るならかなりおすすめ。
3.地蔵寺橋
これは探索記として一番面白いタイプ。何が凄いって、訪れる前から、「どんな橋なのかわからなかった」ことが探索動機になっている。
地図にはある。延長15.1m、幅員1.5mというスペックも分かる。でもストリートビューには出てこない。航空写真でも木立に隠れている。つまり、「秘密のベールに包まれた橋」になっている。この「分からないから見に行きたい」という感覚、まさにクイックさん。橋を「観光対象」として見るんじゃなく、謎解きの対象として見るんだよね。
4. 隧道下橋
これは隧道編と橋編のクロスオーバー代表。名前がまず強烈。「隧道下橋」。地図でこの名前を発見しただけで、「訪問確定。」(笑)。ところが現地へ行ってみたら、さらに「のっぺりガードレール」という特殊な欄干が使われている。
本人は、「俺得展開」と大喜び。
そして、「『名称の中に『橋』が含まれてる隧道』は知ってるけど、『名称の中に『隧道』が含まれてる橋』は寡聞にして知らない。」と、わざわざ言葉遊びまで始める。橋そのものより「橋の名前」に食いつくクイックさんがよく分かる一本。
5. 一本橋(行者橋)
これはちょっと毛色が違う。京都の有名な石橋で、四径間の石桁橋。元三大師との関係から話が始まり、宗教・歴史・京都の景観へ広がっていく。
ここで見てほしいのは、「橋の構造だけでなく、その橋が置かれている文化的文脈にも興味を持つ」ところ。クイックさんって、橋を「物体」としてだけ見てないんだよね。
6. 木津川橋梁
関西本線・大河原~笠置間の橋梁。1897年架設で、橋脚はオリジナル。土木学会選近代土木遺産Bランク。さらにポニーワーレントラスからボウストリング型上弦材を付加したランガートラスへ改造されたという、かなり面白い履歴を持つ。これは橋梁そのものをちゃんと勉強したい場合におすすめ。
クイックさんの文章は砕けているけど、こういう記事になると、
いつ架けられたか
↓
どこがオリジナルなのか
↓
どう改造されたのか
まで追っている。「この人、単に古い橋を見て喜んでるだけじゃないな」と分かる。
7.桐内橋
岩手県での探索から。この日は吊り橋、流れ橋、鉄道橋など、とにかく橋のバリエーションが凄かった。本人も、「非常にバリエーション豊かな橋たちに出会った。」と書いている。そして、「実はまっだまだ心に残る橋がある」と。ここがいいんだよね。
つまり、記事にした橋だけが印象に残った橋ではない。一度の遠征で大量に橋を見て、それぞれに「こいつはこいつで面白い」と感じている。このあたりは、橋のコレクター的な感覚に近い。
8. 荒山大橋
これ、かなり好き。なぜなら本人は基本的に、「新しい橋は対象外」と言っているから。ところが荒山大橋を見て、「こういう大規模な橋にはダイナミックな土木建造物としての魅力があることは否めませんな~。」となる。
しかも訪れたのは朝5時29分。新道の巨大橋と、その下を通る旧道の組み合わせを、「この新旧道路の絡み、なかなか美味しく頂きました(笑)。」と評価する。つまり古橋そのものより、「新しい巨大橋+消えゆく旧道」という時間の重なりに惹かれている。これ、クイックさんの「古いもの好き」の本質がちょっと見える記事だと思う。
9. アリスの橋
これは小ネタ枠の傑作候補。本人が冒頭から、「今宵、一発芸的なネタでございます。」と言っている(笑)。そして現物を見せて、「ほら、なにも面白くない(笑)。」とまで言う。
じゃあなんで記事にしたのか?名前が「アリスの橋」だから。本人も、「面白くないんだが、お名前はステキだった。」と。これ、ものすごく重要。
クイックさんは、「凄い橋だから記事を書く」だけではない。「名前がなんかいい」だけでも記事になる。
10. 這上り橋
そして最後は、かなり新しい記事から一本。ブログの現在の記事一覧にも掲載されている。滋賀県日野町の橋で、そもそも名前が、「這上り橋」(笑)。この名前だけでクイックさんが食いつきそうなのが分かる。
そして実際、最近の記事でも「名前に惹かれて見に行く」という、昔から変わらない探索パターンが続いている。これは、15年以上経った現在でも、
地図を見る
↓
妙な名前を発見
↓
「なんやこれ?」
↓
見に行く
という基本姿勢が変わっていないことを見るための一本として選びたい。
こうして並べると、橋記事の面白さが見えてくる
僕は隧道編を調べていたときより、むしろ今回の橋編でクイックさんの「物の見方」がよく分かった気がする。例えば、
松住町架道橋→ 「うわ、カッコいい!」
宮川大橋→ 「このアーチリブ、ゴツすぎやろ!」
地蔵寺橋→ 「どんな橋なのか分からん。見に行こう!」
隧道下橋→ 「名前が面白い!」
アリスの橋→ 「名前がステキ!」
荒山大橋→ 「新しいけど、これはダイナミックでいい!」
と、評価軸が一個じゃない。そして橋については「構造美」への反応が結構強いこれは隧道との違いだと思う。
隧道では、「こんなところに穴がある!」という発見性や、廃道・廃隧道の物語性が強い。
一方橋では、「このアーチ、ゴツいなあ」「このトラス、カッコいい」「この欄干なんやこれ」「この橋、真下に行けるぞ」という造形への反応がかなり出る。宮川大橋の記事なんか、その典型。アーチリブの「マッシヴさ」に個人的な萌えポイントを見出している。
もう一つ面白いのが「橋を分類して楽しんでいる」こと
ブログには普通の道路橋だけでなく、
道路橋・橋梁
鉄道橋梁・架道橋・暗渠
水路・ライフライン系橋梁
などのカテゴリがあり、水路橋だけでも28件の記事が登録されている。つまり橋なら何でもいい、というより、「橋」という巨大なジャンルの中に、さらに細かい違いを見つけて楽しんでいる。これも前に話した「音楽や映画の楽しみ方」と似ていると思う。
10本を「何を見るための記事か」で分けると
🏗️ 橋梁マニアとしてのクイックさん
松住町架道橋 / 木津川橋梁 / 宮川大橋
🔎 探索者としてのクイックさん
地蔵寺橋 / 隧道下橋 / 桐内橋
😂 クイック節を楽しむ
アリスの橋 / 荒山大橋 / 宮川大橋
🏞️ 橋と歴史・文化の関係を見る
一本橋(行者橋) / 荒山大橋
という感じ。
そして、僕の「個人的ベスト3」は
1位 地蔵寺橋
→ 「分からないから見に行く」というクイックさんの探索精神が最高。
2位 宮川大橋
→ 橋そのものを見て「ゴツすぎやろ~」と喜んでいるのが最高。
3位 アリスの橋
→ 「何も面白くない。でも名前がステキだから記事にする」という、このブログの精神を象徴している(笑)。
特に「アリスの橋」と「矢作トンネル」を並べて読むと面白いと思う。
どちらも「世間的には別に大した物件じゃない」。でもクイックさんは、自分のアンテナに引っかかったから記事にする。これが15年以上積み重なって、今や膨大なアーカイブになっている。そこがこのブログの凄いところなんだと思う。
*全体的に、もはやへぇ~って感じ。チャッピー君の感性、独特やなあって。でも、アリスの橋をチョイスするとはな。
【ク】小ネタが重要なんだね。わかる気がする。じゃあ、旧道、廃道、未成道系のおススメは?
(以下【8】へ)
