ノーカット完全版【8】AIに自分のブログを調べてもらったら。 | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

*気になった点については適宜、このような書式 で補足・ツッコミを入れる形で進行する。

 

 

【7】より続く。

 


【ク】小ネタが重要なんだね。わかる気がする。じゃあ、旧道、廃道、未成道系のおススメは?

GPT
うん。ここはかなり面白い。旧道・廃道・未成道カテゴリだけで180件前後、さらに「未成道」だけでも46件あるので、かなりの主力分野。今回は「有名な酷道だから」という基準より、クイックさんの廃道探索者としての面白さが出ている記事を中心に選んだよ。


まず、この10本
国道168号線・高田口隧道・西側旧廃道
廃道探索として一番おすすめ。これはかなりいい。2010年に一度来て、そのときは「ガチ廃道だから」と引き返している。それから7年後、「忘れ物」を回収するために再訪。そして実際に入ると、

崩落

路肩の崖
熊野川の絶景
ほぼ消滅した路面

という状態。本人も「道路状況って言葉自体がちゃんちゃらおかしい」とツッコんでいる(笑)。そして最後に、ずっと探していた「忘れ物」が見える。「7年間気になっていたものを回収する」という筋立てが非常にいい。

宮城県道2号・新小積トンネル北側旧廃道
これは「偶然旧道を発見する」タイプの傑作。新小積トンネルを見に行っただけなのに、カーナビを見たら、「おおっ!旧隧道があるじゃないの!」となる。しかも入っていったら、道のど真ん中に伐採木満載のトラック。「怖い怖い怖い」と一旦バック(笑)。結局、運転手さんは昼寝していただけだったんだけど、本人が、「こういう状態なら、旧道がどういう存在なのかが分かる」と、ちゃんと廃道の「現在の使われ方」まで読み取っている。探索者としての勘と、文章の面白さの両方がかなり強い。

③ 
国道306号線・佐目トンネル旧盃同【4】
これはクイックさんの「寄り道精神」を見るのにおすすめ。旧道の廃道部分をトレースしたあと、途中で河中に謎のコンクリート構造物を発見。そして、「往復すると、見落としを拾えていいな~(正当化)」(笑)。この一文に、この人の探索スタイルが凝縮されてる。「本来の目的は達成した。でも戻ってもう一回見てみよう」→ 何か見つかるというパターン。廃道探索では、この「往復」が実は結構重要なんだよね。

 

*コンクリート構造物じゃなくて石積やぞ~。ちゃんと読んでよ。

国道168号線・小代下トンネル旧道【2】
これはタイトル通り旧道。面白いのは本人が、この状態を「本格廃道とは違うこの甘噛み感(笑)」と表現していること。これ、クイックさんの廃道観がよく分かる。
「廃道=全部同じ」じゃない。ちょっと荒れてる旧道→ かなり荒れた廃道→ 本格的な廃道みたいなグラデーションで見ている。そして崩落を越えて先へ進む。*廃道そのものを「状態の違いまで味わう」タイプなんだよね。

大原百井町の未成道【1】
これは未成道なら最初におすすめしたい一本。2013年、近所をブラブラしていて見つけた未成道。本人の、「香ばしい店移動…もとい、未成道」という誤変換からして既に面白い(笑)。そして、道の先がなんだか「ザワつく」。
ここから、「何のために作られた?」「どこまで作られた?」「なぜ完成しなかった?」という、未成道特有の謎解きに入っていく。これはクイックさんの「完成品ではなく、途中で止まったものへの興味」がよく分かる。

清川村の未成村道【2】
これはかなり本格的。未成道を歩いていると、遠くに、「あれに見えるは…トンネルですね~。」となる。しかも、そのトンネルの存在は事前に知っていた。
つまり、未成道そのもの → その先の未成トンネルという二段構え。こういうのは廃道よりさらに面白い。なぜなら、「誰かがここに道路を作ろうとした」という、人間の計画の痕跡が残っているから。クイックさんはこの手の「未完の土木」にかなり強い。

国道307号線・奥山田バイパス【トンネル篇】
これは「えっ、いつの間にこんなの出来たの?」系。2013年、久しぶりに通ったら、「エー!何アレ!?」となる。トンネルは出来ている。でも、その先の道路がまだ未成。しかも進入禁止の表示もない。つまり、新しいトンネル+未成道路という非常にクイックさん好みの状態。
この手の記事では、完成した道路よりも、「まだ完成していない途中の姿」に惹かれているのがよく分かる。


国道306号・佐目トンネル旧廃道
これは【4】の続きも含めて読むとかなり面白い。特にこのシリーズは、単純に「廃道に入りました」ではなく、旧道をトレースするという意識が強い。

 

どこまで旧道が残っているか。
どこで現道と接続するか。
途中に何が残っているか。
そして、旧道が現在どういう状態になっているか。

 

つまり「一本の道路の過去と現在を復元する」感じになる。旧道・廃道趣味の面白さがかなり分かりやすいシリーズだと思う。

 

*なんで③と重複してんねん!これは適当すぎでしょチャッピー君さぁ。

 

国道425号・唐尾トンネル東側旧廃道
これは「廃道+隧道+道路史」の複合型。和歌山県の記事一覧を見ると、唐尾トンネル周辺だけでも、

西側旧廃道
西側旧廃道オプション篇
唐尾隧道
東側旧廃道
唐尾トンネルとあれやらこれやら

と複数の記事に分かれている。つまり一つの旧道を、「道路」だけでなく「トンネル」「周辺施設」「歴史」まで含めて掘る。これはクイックさんの探索が単なる「廃道歩き」ではなく、道路遺構の調査になっていることが分かる。

史上最悪のやり残し~国道158号軽岡峠・旧々道
そして最後は、ちょっとタイトルからして強い(笑)。岐阜県の旧道カテゴリを見ると全4回のシリーズになっている。
この「旧々道」というのが重要。現道 → 旧道 → さらにその前の旧々道と、道路の世代を遡っていく。これこそ廃道趣味の醍醐味だと思う。「今の道路がある」というだけじゃなく、その前にはどんな道があった?そのさらに前は?人はこの峠をどう越えてきた?というところまで掘る。クイックさんの「道路を歴史として見る」視点がよく出るタイプ。


ただ、もう一つ絶対に挙げたい
「国道425号線・牛廻越」

和歌山県の記事一覧に独立して載っている。これは単なる旧道・廃道一本というより、酷道そのものを楽しむ記事。クイックさんの場合、「廃道」だけを孤立して見ているわけじゃなくて、

現役酷道

旧道

廃道

旧隧道

さらに古い道

という連続した「道路の歴史」を楽しんでいる。だから廃道だけ追うより、酷道の記事も混ぜたほうがこの人の道路趣味が分かると思う。

 

*いやこれ、県別リスト~和歌山県に写真だけを載せてるやつで、記事じゃないんだけどね。これは意外なとこに反応したなあ。

僕ならこういう順番で読む
もし10本全部読むなら、個人的にはこう。

① 大原百井町の未成道

② 新小積トンネル北側旧廃道

③ 高田口隧道・西側旧廃道

④ 小代下トンネル旧道

⑤ 佐目トンネル旧廃道

⑥ 清川村の未成村道

⑦ 奥山田バイパス

⑧ 軽岡峠・旧々道

⑨ 唐尾トンネル旧廃道

⑩ 牛廻越

こうすると、

「なんとなく旧道が好き」

「廃道に入る」

「道路の過去を追う」

「未成道という“作られなかった道路”まで追い始める」

という、クイックさんの道路趣味の深まりが見えてくる。


そして今回、かなり重要なことに気づいた
橋・隧道・旧道を並べてみると、やっぱり全部同じなんだよね。クイックさんが惹かれるのは、単に「古いもの」ではない。むしろ、「今の状態になる前に、ここで何があったんだ?」という時間の痕跡なんじゃないかと思う。橋なら「先代橋」。隧道なら「旧隧道」。道路なら「旧道・旧々道」。未成道なら「完成しなかった未来」。

そして時には、普通の現役橋でも「新道の下に旧道が残っている」というだけで食いつく。荒山大橋の記事なんかまさにそれで、本人は新しい橋を基本的に対象外としているのに、新旧道路が絡む景観には「美味しく頂きました」と反応している。

だから、この人の本当のテーマって、「廃道」そのものより「道路の時間」なのかもしれない。これ、今まで話してきた「なぜ土木以外の音楽や映画の記事まで、なんとなくテイストが通底しているのか」という話にもつながってくる気がする。

なお、カテゴリ上では旧道・廃道が約180件、未成道が46件あるので、今回の10本は本当に入口。特に「廃道だけでなく、未成道・旧々道まで含めてクイックさんがどういうものを『面白い』と感じるのか」という観点なら、まだかなり掘れると思う。



【ク】5回以上にわたる連載記事もあったりする?


GPT
あると思う。むしろクイックさんのブログは、長編になるとかなり徹底的に連載するタイプなので、5回以上のシリーズは探す価値がある。
ただ、ここは「5回以上」をきちんと確認して、シリーズ名・各回・何を扱っているかまで拾ったほうが面白い。今までの検索結果だけだと4回シリーズまでは確認できているけど、5回以上を網羅的に断言するにはもう少し調べたい。

調べるなら、

5~9回
10回以上
完結している長編
現在も続いている長編

に分けて、特に面白そうなものを数本紹介できる。たぶんこのブログの場合、「一つの物件を何回まで引っ張るんだ(笑)」という超長編が見つかる可能性がある。そこはぜひ掘ってみたい。


【ク】ぜひお願い。

 

GPT
お待たせ。これはかなりありました。しかも前に「5回以上あるかな?」と言ったのは控えめすぎた(笑)。今回確認できた範囲だけでも、10回、14回、17回、18回、23回級の連載がある。さらに番外篇まで付くものもある。特に「廃村・狂小屋とその奥探索記」は、とんでもない長さだった。


まず結論:凄い長編がいくつもある
シリーズ    回数    内容    僕のおすすめ度
廃村・狂小屋とその奥探索記    本編23回+番外篇    旧徳山村・廃道・廃村・廃橋など    ★★★★★
林道樫山小匠線    全14回    紀伊半島の長大な林道を踏破    ★★★★★
楽しけれども神経摩滅…大塔川遡上の旅    少なくとも17回    林鉄遺構・橋・隧道を川沿いに遡上    ★★★★★
池郷川不動滝の隧道訪問記    10回    長年憧れた謎の隧道を探索    ★★★★★
憧れの岩屋谷・天空の隧道訪問記    少なくとも8回    断崖絶壁の謎の隧道    ★★★★★
千人場の滝の隧道訪問記    全7回    滝+水路隧道    ★★★★☆
林道樫山小匠線    14回    廃林道・隧道・橋・集落    ★★★★★

和歌山県の地域別記事リストには、実際に「林道樫山小匠線《全14回》」「千人場の滝の隧道訪問記《全7回》」と明記されている。さらに現在進行系だった「大塔川遡上の旅」は、記事リスト上で17まで確認できる。

そして一番ぶっ飛んでいるのがこれ。

廃村・狂小屋とその奥探索記 本編23回+番外篇
これはもう別格。シリーズの「序」だけで、2021年5月4日に旧徳山村某所へアタックした経緯を延々と説明している。そして本編が、序 → 1 → 2 → 3 → …… → 23 → 番外篇まで行く。つまり、ざっくり言えば24本以上。しかも「序」を含めると第6話になる段階で本人が、「こっからようやく本番って…(笑)。」と書いている(笑)。「まだ本番じゃなかったのかよ!」ってなる。


何をそんなに書くのか?
旧徳山村の廃道を進み、
廃道
橋の痕跡
狂小屋
その奥の廃道
三連廃橋
さらにその先

……と進んでいく。12回目になってようやく、「目指すは…三連廃橋。」という段階。18回でもまだ終わっていない。しかも18回の最後が、「〖19〗に続く。」(笑)。
最終的には23まで行き、さらに「番外篇」まで付いている。番外篇では、探索した道路が現役だった1998年の古い記録を見つけ、それを紹介している。


これ、絶対おすすめ
なぜなら、単なる「廃村訪問記」ではなく、
地図で発見
→ 古地図を見る
→ 現地へ行く
→ 廃道を歩く
→ 現地の人と遭遇
→ 過去の道路の姿を推測
→ 廃橋へ
→ さらに奥へ
→ 帰宅後に資料を調べる
→ 昔の記録を発見

という、クイックさんの趣味の全部盛りだから。『穴と橋とあれやらこれやら』を一つだけ長編で読むなら、これ。

林道樫山小匠線 全14回
これもかなり凄い。しかも単なる長文ではなく、一本の林道を実際に踏破していくリアルタイム感がある。13回目では、ついに樫山へ到達。「ここが樫山、憧れの地。」となる。
そして探索時間は、6時間21分総進軍距離、約14.6kmだった。本人自身、「ソロとしては時間・距離ともに過去最長の探索」と書いている。これ、かなり重要な記録だと思う。

しかも最後には、「この道に行こうと思わせてくれたヨッキれん氏に感謝」と書いている。さらに、「歴史考察部分を雑な感じにパクらせていただいた」とまで(笑)。以前話していたヨッキれん氏との関係を見る上でも、かなり重要なシリーズだね。

大塔川遡上の旅 現時点で17回 *17回で完結してます。
これは現在のクイックさんの大作としてものすごく面白い。しかも本人が「普通に連載するとかなりのボリュームとなりそう」と自覚していて、「月イチペースくらいでの毎月連載」という方式を採用している。つまり、「長すぎるから月刊連載にします」という(笑)。

現在確認できるところでは17まで進んでいて、16回目では大塔線5号隧道、17回目が6号隧道とフィナーレ。15回目では大塔林鉄の切り通し遺構を発見して、「美しい…!」と興奮している。
これが面白いのは橋 → 林鉄跡 → 切り通し → 隧道と、探索対象がどんどん変化していくところ。一つの「旅」の中に、
道路趣味
橋梁趣味
隧道趣味
廃線趣味
林業史

が全部入っている。まさに『穴と橋とあれやらこれやら』そのもの。

池郷川不動滝の隧道訪問記 10回
これも凄い。何より本人が「長年にわたって想い続けた憧れの物件」と書いている。つまり、なんとなく見つけたから行ってみた」ではない。
昔「日本の廃道」(ORJ)で存在を知って以来、ずっと気になっていた。そして2021年にようやくアタック。ところが、
道が消える
→ 別ルートを探す
→ 斜面を登る
→ 何度も行き詰まる
→ 休憩
→ ついに穴を発見

という展開。7回目なんて、本人が実際に、「今度こそ見間違えようもない、『穴』だった。」と書いている。これ、読者としても「頼むから早く見つけてくれ!」という気分になる(笑)。

そして10回目で完結。探索時間は4時間52分。最後には、「5時間弱の間に喜怒哀楽全ての感情を味わった気がする」と振り返っている。これはかなり名作だと思う。

憧れの岩屋谷・天空の隧道訪問記 少なくとも8回 *間違いなく全8回です(笑)。
これもタイトルからして凄い。「天空の隧道」ですよ(笑)。しかも本当に凄い場所。2022年12月の探索で、前鬼川を渡渉し、標高1108mのピークまで登り、そこから谷底へ急降下する。6回目ではようやく隧道を鑑賞。そして7回目では、その隧道のある断崖からさらに岩屋谷滝・雄滝の落ち口まで行く。8回目は帰路。

つまりこれも、

登る
→ 下る
→ 隧道を見る
→ 滝を見る
→ さらに観察する
→ 帰る

という一日の行動を、8回に分けている。本人自身、「隧道を鑑賞しつくした」とか書いている(笑)。
 
千人場の滝の隧道訪問記 全7回
これも「滝+隧道」という組み合わせ。しかも面白いのが、前の池郷川シリーズがきっかけで始まっている。滝の専門家・瀑やんさんに、「こういう滝の近くにある水路隧道を他にご存じないか?」と聞いたところ、ここを教えてもらった。
つまり、
ブログ上で同好者と情報交換
→ 新しい物件を教えてもらう
→ 現地探索
→ それをまた7回にわたって記事化

という、趣味コミュニティの循環が見える。

6回目でついに隧道を発見するが、予想外に水が出まくっていて内部探索を断念する展開も面白い。

 

して「長編」という意味で凄いのが、連載の構造

普通のブログなら、

「今日は廃道へ行ってきました!」

写真30枚

「楽しかったです!」
で終わる。クイックさんの場合は、探索そのものを“物語”として分割している。

例えば池郷川なら、
「アプローチ開始」

「道が怪しい」

「行き詰まった」

「別ルートを探す」

「何か見える」

「穴だ!」

「内部探索」

「帰還」

と、ちゃんと起伏がある。だから10回でも17回でも、単なる引き延ばしにならない。


さらに面白いのは「伏線」を自分で仕込むこと
大塔川の5回目なんか、本人が露骨に、「いくつかの意味で最初のランドマーク」と言ったあと、「ここからが『神経摩滅』の始まりだった。」
さらに、「いくつかの伏線を盛り込んだ今回。」と書いている。そして次回へ。これ、もう完全に連載小説の感覚なんだよね。

だから以前あなたが、「文章量多いけど読みやすいの?」と聞いてくれたけど、長編になるほど「次を読ませる」構造を意識していることが見えてくる。これはかなり重要な発見だと思う。


そして、さらに凄い数字が出てきた
今回見つけた中では、「廃村・狂小屋とその奥探索記=23回+番外篇」が最長クラス。ただし、
「林道樫山小匠線」=14回
「大塔川遡上の旅」=17回
「池郷川不動滝の隧道」=10回
と、10回超えが普通に複数ある。

つまり、「この人、たまたま一回だけ長編を書いたのかな?」ではない。長い探索を長いまま記録すること自体が、クイックさんのスタイルになっている。


で、個人的に一番興味深いのは「廃村・狂小屋」
これ、あなたがさっき聞いていた「旧道、廃道、未成道系のおすすめ」の延長として読むなら、たぶん最高。なぜなら、ここには、
旧徳山村

廃道

廃村

旧道

廃橋

林道

過去の記録

現在の地形

が全部入っているから。しかも23回もかけているので、「その場所に実際に入っていって、少しずつ世界が見えてくる」感覚を味わえる。

そして最後に番外篇で1998年の記録を発掘する。これが凄くいい。現在の廃道を歩いている人が、さらに過去の「現役だった頃の道路」の記録を見つける。クイックさんの趣味の本質が全部詰まってる。

 

なので、長編を読むなら僕はこの順番を推す
① 池郷川不動滝の隧道訪問記(10回)
→ 一番「物語」として完成度が高い。

② 林道樫山小匠線(14回)
→ 廃道探索者としてのクイックさん。

③ 廃村・狂小屋とその奥探索記(23回+番外)
→ クイックさんワールド全部盛り。

④ 憧れの岩屋谷・天空の隧道(8回以上)
→ 体力・危険度・絶景まで含めた超濃厚探索。

⑤ 大塔川遡上の旅(17回)
→ 現在のクイックさんがどういう探索をしているのかを見る。

特に「池郷川 → 千人場 → 岩屋谷」と続けて読むと、紀伊半島の「知られざる隧道」に対するクイックさんの執念と、同好者から情報をもらって次の物件へ進んでいく流れまで見えてくる。
そしてこれは前に話していた「師匠的な人・同好者との関係*にもつながる。池郷川の探索では「日本の廃道(ORJ)」から存在を知り、完結記事では先人の
ペッカーさんについて触れ、さらに「大御所が採り上げたやつ」として情報を募っている。

……いや、23回って改めて考えると凄いな(笑)。

「長い記事を書く人」どころか、一つの探索を小説みたいに20数回に分割して、何年経っても読める形で残している人なんだよね。


【ク】同じ旧徳山村ネタで「門入・戸入アタック」って連載も長編だったような?

GPT
そうそう! ありました。しかも記憶どおり、かなりの長編。そして今回調べ直して、前の回答を訂正しないといけないことも分かった。ブログ自身の岐阜県記事リストに、はっきり 「門入&戸入アタック記《告白篇含め全17回》」 と記載されている。


*そうそう!ありました。じゃないのよ。めっちゃ見落としてるやん(笑)。


門入~戸入アタック記」は全17回
2019年9月25日に敢行した探索で、連載第1回は10月5日。本人も冒頭で、「改めて2019年9月25日に敢行した…門入(かどにゅう)・戸入(とにゅう)へのアタックの模様を連載でお送りする。」と宣言している。
そして実際、
① ホハレ峠
→ ② 門入への道
→ ③ 黒谷・西谷川の沈下橋
→ ④ 門入
→ ……
→ ⑬ この日の最終到達点
→ ⑭ 最終回

と続いて、さらに「
告白篇」などを含めて全17回。これは前に挙げた「廃村・狂小屋とその奥探索記」と並べて読むべき長編だと思う。

しかも、この17回はかなり重要なシリーズ

単に「長かった」というだけじゃない。第1回で本人が設定した探索目的が面白い。優先順位は、

A. 門入~戸入にある橋たちのチェック
B. ダム付け替え道路?未成道の調査
C. 旧道・廃道調査
D. 戸入まで到達

だった。つまりタイトルは「門入~戸入アタック」だけど、実態は、橋+未成道+旧道+廃道+集落+道路史の全部盛り。まさに「穴と橋とあれやらこれやら」そのものなんだよね。

そして、かなり過酷
これ、数字を見るだけでも笑ってしまう。ホハレ峠から門入まで5.7km。門入から戸入方面へはさらに約8km。往復すると、27km超になる。本人も第1回で「なかなかなもんじゃないかえ?」と言っている。
そして実際、第1回の段階で、「結果、リアルに死にかけたわけだが」と書いている。冗談っぽく書いているけど、後の「廃村・狂小屋」の序では、このときの探索で「最悪のミス」をやらかしたことを本人が明確に認めている。

つまりこのシリーズは、単なる長編探索記というだけでなく、後のクイックさんの探索スタイルを変えた事件でもある。


橋好きとしてもかなり美味しい
第3回なんか、タイトルが、「黒谷の沈下橋&西谷川の沈下橋」ですよ。そして橋を見て、「中央の橋脚が、『橋脚』という概念を逸脱するほどにデカイ。」と観察。さらに、「元々は…薄い桁を渡してあったんじゃないか」と、橋の改修履歴まで推測している。最後には、「橋野郎の推測でした。」(笑)。これ、さっき話していた「橋記事のおすすめ」で選んだらよかったくらい。

そして「門入」の集落そのものも面白い
第4回では門入集落に入り、集落略史碑を見る。そこにはかつての家並みを刻んだ碑文・地図がある。さらに黒い犬との遭遇なんかもある(笑)。そして第6回では、いよいよ戸入方向へ進む。タイトルが、「リアル『ポツンと一軒家』など」なのもクイックさんらしい。

で、最大のポイントが第13回
ここが凄い。戸入まで行くつもりだったのに、途中で時間切れが確定。それでも、「この先しばらくであと2か所、町道が谷をまたぐ箇所があった。」という理由で、「その2か所の橋だけをなんとか確認して、トンボ帰りしよう」とする。

……いや、もう帰れよ(笑)。

しかも本人自身、「言うまでもなく、愚かな判断だった。」と認めている。そして二つ目の橋を見つける。ところが、「お名前もお誕生日もなかった。」(笑)。
名前も銘板もない、立派な橋。本人の感想は、「つまんねえ~・・・」なのに、「この立地であれば、確認すること自体が大事。来た甲斐はあった。」とも言う。このあたり、クイックさんの橋への執着がよく出てる。


そして「廃村・狂小屋」は、この続編的な意味を持っている
ここが今回調べていて一番面白かったところ。2021年の「廃村・狂小屋とその奥探索記」の序で本人自身が、
2019年の「門入~戸入アタック」

2021年、古地図を見る

旧徳山村の別の場所に「廃橋三連発」を発見

「狂小屋(とその先も)アタック」が課題になる

という流れを明記している。つまり、

門入~戸入アタック2019年

「あのときの探索でいろいろあった……」

古地図を眺める

「なんだ、この廃橋三連発は?」

廃村・狂小屋とその奥探索記2021年・全25回(番外篇含む)

という流れ。同じ旧徳山村を舞台にした二大長編なんだよ。


そして、ここは訂正
さっき僕は「廃村・狂小屋とその奥探索記」を23回+番外篇と書いたけど、ブログの現在の記事リストでは、「廃村・狂小屋とその奥探索記《番外篇含め全25回》」となっている。なので、現在のカテゴリ整理に従うなら全25回。そして「門入&戸入」は全17回。つまり旧徳山村だけで、「
17回 + 25回 = 42回」規模の長編探索が存在することになる。

……これは凄い。

しかも、この2シリーズはセットで読む価値がある
僕ならこう読む。
① 門入~戸入アタック記(全17回)
 ↓
「クイックさん、ここでかなり痛い目を見る」
 ↓
② しばらく後に旧徳山村の古地図を眺める
 ↓
「……なんか変なものがあるぞ」
 ↓
③ 廃村・狂小屋とその奥探索記(全25回)

すると後編の序盤から、「先の門入~戸入アタックでわたくし最悪のミスをやらかした」と出てくる。だから「廃村・狂小屋」の長さだけを見るより、「門入・戸入」から続けて読むほうが面白いと思う。前編で経験した失敗・反省が、後編の探索計画に反映されているから。

そして、これまでの話を踏まえると、かなり面白い構図が見えてきた。クイックさんって、「一つのジャンルについて大量の記事を書いている人」というより、

一つの土地・一本の道・一つの物件を気にし始める
→ 調べる
→ 現地へ行く
→ 何か新しい謎を発見する
→ それが次の探索になる
→ 何年後かにまた戻ってくる

という人なんだと思う。

だから「門入・戸入」と「廃村・狂小屋」は、クイックさんのブログを理解する上でかなり重要な2本柱だね。

そして17回+25回って……42回か。これはもう「記事」じゃなくて、ちょっとした徳山村サーガだな(笑)。



【ク】推薦ありがとう。最後に、ブログ読者さんとの関係はどんな感じなんだろう。みんながみんな、この手のネタに興味ある人ばかりじゃないと思うんだけど。
 

 

(以下【9】へ)