【1】より続く。
現れた物理的障壁。
徒歩にてこの崩落を越え、先を目指す。
こうして見ると、オフ車でも相当な技量がないと難しそうな(汗)。
崩落を越えると、
再び平穏を取り戻した旧道。
もちろん荒れてはいるが、やはり本格廃道とは違うこの甘噛み感(笑)。いや~、このくらいの絶妙なコンディションの道って、案外少ないですよね。ましてや国道旧道となると、かなり貴重な気がする。
いやいや、
相当好みだわ~。
おそらくは廃への緩やかな下り坂を下り始めたばかりのこの旧道。この段階で味わうことができたのは非常に良かった。現在の姿はもっとエグイことになってるだろう、きっと。
あそこから道路右側路肩の植生が途切れ、明るくなっている。
そこは、
猿谷貯水池。この天の川の約2km下流にある猿谷ダムのダム湖である。
コレは振り返っての撮影。今でこそ快走路の続くR168だが、往年の酷道っぷりが偲ばれるなぁ…。
お約束のように
こういうパートもありで、
こんなイイ感じのアクセントもありで、
派手さはないものの、実に味わい深い道が続く。
で、あの右コーナーをクリアした先に、
通行止め再登場。
コレは振り返っての撮影なので、旧道南側からの進入車に向けたもの。【1】で書いたとおり旧道入り口にも設置されていたが、ここでもダメ押しってことか。
でも、それなら何故中央を開ける?(笑)
やっぱり罠やないかい。
ところで、この付近のガードレールが、特にねぇ…
イイわ~(笑)。
旧道や廃道にあるこういうガードレール、大好物なんすよ~。出汁の出尽くした昆布みたいなさぁ(笑)。
みんなも好きだろ?(爆)
通行止め表示から程なく、
このような祠が現れる。
供えられた物の状態からして、ここしばらくは訪れた人はいないようだった。わたくしはいつもどおり少しのお賽銭を納め、帰路の無事を祈っておいた。…どんな神様にも同じ(笑)。
扁額を撮り忘れたが、「●河龍王」と書かれているようだ。
で、実はもう、
見えてるのだった。
あはーん、と。
【3】に続く。