2011年7月17日、紀伊半島彷徨2日目。時刻は13時37分。
紀伊半島深奥部から早い内に帰路につくという大人の判断(笑)の道すがら。が、シバくもんはシバく!
ということで、
ココは国道168号線小代下トンネル・北側坑口前。
記事タイトルでとっくにおわかりだろうが(笑)、視線を移しますと、
フルオープンな旧道が、「イラッシャーイ」と(笑)。
閉じられていないなら、当然
乗車したままで失礼しますよ。
あーでも、記事書いてる時点でまる5年前の情報(爆)なんで、現状はわかりかねますよ。ご注意を。うーん、有害ブログ(笑)。
さて、この旧道に隧道記号があることは、我が探索のお伴・県別マップルにさえ載っていて、それが大きな目的だったのだが、
最初のそれは、旧道進入からわずか2分で登場!
現れましたるは、年季の入ったコンクリートトンネル。
扁額も銘板もないが、我らがバイブル「平成16年度全国道路施設現況調査」(国道交通省)によると、名称は小代下1号隧道、昭和31年建造。
スペックは、延長27m、幅員3.8m、有効高5.9m。
「1号」ってことは、そう、この先にもまだ待ってるってこと。
昭和中期らしい、良く言えば質実剛健、悪く言えば殺風景な姿。
重要幹線道やのに、質の悪いコンクリートを使ったもんやなぁ…(笑)。
抜けて振り返り。
小代下1号隧道、南側坑門。うーん、ゴツい(笑)。
隧道を後にしてゆっくり走ること2分。
あっ…。
「この先 通行止」。
キテしまった。実は旧道南側にもこの表示があったために北側から攻めてみたわけなのだったが、ここで登場するか…。
しかるに、Aバリの脇はキレイに車一台分開けられて、なおも「イラッシャーイ」と(笑)。そして「進入禁止」とは書いてないし。
罠。コレは罠。わかってますって。
ちょっとしか逝きませんよ(爆)
いや、物理的に進めるところまでは突っ込みたいのが心情じゃございませんか~。ダメ?(笑)
当然のごとく路面は荒れ始めた。
そして、そっからはすぐだった。当たり前だが(笑)。
うむっ、無理!
さすがに通行止にウソはないな(←馬鹿)。山からざらっと土砂が流れて、路面を覆っている。オフ車なら越えられるのかもしれないが、我がノートさんにはもちろん無~理~。
というわけで。
ノートさんはここで待機。
たぶん旧道の半分くらいまでは来ていると思うので、残りは徒歩にて踏破する。
なにせ、
隧道はまだこの先にもあるんだから。
【2】に続く。