川津大橋の2時間14分後。予告篇でお見せしたような道を下っていくと見える光景。
それがコレ。
ある意味、いきなりクライマックス(笑)。
道路と橋、そして斜面に広がる集落。すべてが調和して、素晴らしい風景を作り出していた。古くからのお客様は見覚えがあるかもね!場所はコチラ。
こんなとこに何しに来た?みたいな場所だが、まあいろいろあるのよこのへんにも(笑)。ただ、この橋のことはもちろん知らなかった。素晴らしきかな、予期せぬ出逢い。
さっそく接近。
もちろんこれ、車は通れない。
さっきの地図をよく見ていただくとわかるが、100mほど上流側に車道の橋が架けられている。
よく見ると、ささやかな親柱がある。
向かって右、
「内原橋」。
ちなみに内原は「ないはら」と読む。
そして向かって左、
「内原川」。
小ぶりながらも、なかなか立派な親柱じゃあございませんか。
では、渡るとする。
ローアングルで、橋とその先の内原集落を。
ええやん…(笑)
そうそう、この欄干…っつうか柵(笑)、これなかなか珍しくないですか?見たことあるようで、実はここでしか見たことないかも…。
見下ろす内原川の流れ。
こうして見るとわかりにくいけど、最初の写真のとおりけっこう高い。
渡りきって、
残念ながら、お誕生日が不明だった。くっそう(笑)。
改めて、集落側より…とか冷静に書きつつ、思わずニヤける(笑)。
めっちゃ良くないかねコレ~。
ストライクやわ~、どストライクやわ~、最高やわ~コレ(笑)。
特に、コレよ。
見事!美事!!みごと!!!
これは…野面積み?しかも空積み!?
野面積みとは、あまり加工していない自然石で積むこと、そして空積みとは、モルタルやコンクリートを用いずに積むこと。
空積みかどうかは断言できないが、いずれ見事な石積みである。
そしてまたこの、
大仰なる橋脚の調べよ!(意味不明
いや、こりゃイイね、最高だ!
個人的評価では、「なかなかお目にかかれないレベルのステキ橋」。
A級認定!
関係ないけど、もひとつついでに~!
駒止が…ステキすぎる~。ハアハア
コレが車道で、向こうに見えている赤い鋼橋が、先述の車道橋。この道も橋も、そこそこ古そうに見える。
その車道橋から望む、内原橋。
うむ、オーラあるよやっぱり。
この車道橋のお名前や竣工年をチェックし忘れてるあたりが、あの頃のおのれの未熟さよ…。名前はたぶん(新)内原橋だろうが、竣工年は重要な手がかりになり得たのに(泣)。
いつかは再訪したい、紀伊半島奥深くの超マイナー橋でございました。
最後に…
拙ブログの前身である、スポットノート版「穴と橋とあれやらこれやら」。
そのトップ画面に使っていたのが、内原橋をバックに撮ったノートさんの写真だった。
当時からず~っとやりそびれていたけど、今回ようやく記事にできて、嬉しい。
以上、完結。