2009年12月6日のこと…って、もう5年前か~。
不二瀧門の2時間45分後。現在地は犬上郡多賀町佐目、国道306号線佐目トンネルの西側坑口前。
なかなかいかめしいルックスだが、石積み風はフェイク。反対側坑口とのギャップでとみに有名(?)。そのへんは後半にて。
で、地図ではコチラ。
地図ではこれ以上拡大できないのでさっぱりだが、犬上川ぞいに旧道が存在している(航空写真モードならご覧いただけます)。本日のメインターゲットは、この旧道踏破。滋賀県内では、ココと並んで3ケタ国道の極上廃道が手軽に味わえるポイントである。
銘板によると、佐目トンネルの完成は1990年8月。つまりは探索時点で旧道落ち後20年弱ってことになる。
さっそく参りましょう!
トンネル右手に、ほれ、このような。
旧道入口がオイデオイデしている。
正面にある案内看板には
「多賀追憶の道 自然遊歩道」と。そう、先ほど極上廃道を味わえる云々と書いたが、実は遊歩道なんである。
最初はね(笑)。
ところでこの看板、改めて見るとちょっと興味深い。なんて書いてあるのか、改めて見に行きたいな~。
入口は簡易なチェーン封鎖。そして
非常によくわかる解説が(笑)。
いやほんと、実際このとおりやった。…通り抜けたけど(笑)。で、三〇〇M先に何があんのか気になるでしょ?それはまあお楽しみということで。
再度書いておくと、この記事は2009年12月時点での記録です。現在の状況とは異なると思われますので、ご留意ください。
チェーンをくぐり、進軍開始。
現役時代からの看板にしては新しく見える。
そして、いきなりのお出迎え。
わかりにくいが、後ろのフェンスにデカイ穴が開いている。やっぱりあの穴んとこをぶち抜いて落ちてきたんかな(汗)。
ほどなくして現れるのが、
佐目風穴の案内。
とはいえ、ぱっと見では道の痕跡がない(笑)。よってこの時も立ち寄らなかったが、ちょっと興味あるなあ…行っときゃよかった。
しかし、コレ遊歩道って言うけどさ…
すでに実質廃道ですよね?
いや、トンネル掘るだけのことはある。立派な酷道やったのね…。
道々には、こんな美味しいアクセントが。
定番のカーブミラー。そして、
モルタルに取り込まれた、かつての木製電柱。警戒色の反射板?が泣かせる~!
さらに、