2010年10月23日、第一次福井県遠征。この日のネタで記事にしているのは、雄島隧道、大内隧道、二代目・下荒井隧道、谷戸口トンネル、長野ダム隧道。
本日ご紹介するのは、長野ダム隧道の32分後に通りすがった、さくっと書ける小ネタであります。
いきなり、ドン。
国道158号を東進中、地図にないトンネルが現れた!?と思ったら…違ったこれ。場所はこちら。
通り過ぎての振り返り。
見た目はほぼトンネルなんだけども、異様な土被りの薄さは明らか。
そう、これは
「大谷スノーシェルター」。
思えば大野市界隈のR158にあるスノーシェッドたちは、おしなべて「~シェルター」という名称のものが多い。その中でも「見た目ほぼトンネル」なコンクリート製のものはこれだけだったと思うが、お名前はいずれも「シェルター」。
「シェルター」となると、「シェッド」よりも一歩踏み込んだ施設なイメージがある(個人的見解)が、何か名称の使い分けとかあるんだろうか?あるいは「シェッド」を使う方が特殊?
これがいつできたものか不明だが、九頭竜ダム建設に伴い道路が付け替えられた結果、この近辺のトンネルや橋梁はだいたい1967(昭和42)年~翌年にかけてのものが多く、このシェルターもほぼ同時期かその後数年以内、ってとこだと思われる。
ちなみに、本記事公開時点で当地最新のストビューは2023年6月のものだが、化粧直しもされてないようで、良くも悪くも(?)ほぼこの時のままだ。
以上。