日建学院、資格総合学院ともに総評が出ていますね。

 

ソース元

日建学院

 

 

 

資格総合学院

 

 

 

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日建学院

 

建築一般知識においては、一部に新傾向の問題もあり、また苦手意識の高い受験生も多いことから、やや難解という印象を受けた方もいたようです。

一方、建築法規や建築設備においては、過去問題の出題が多く、難易度としては普通という印象を持たれたようです。

 

新傾向の問題もありましたが、過去問題の出題も多かったです。全体的な難易度としては「例年並み」といえます。

また、新型コロナウイルスの感染予防対策も個人や事業者の判断が基本となり、受験生においてもマスクの着用が人それぞれだったのが印象的でした。

 

 

(1)建築一般知識

〔建築計画・建築設備:18問、建築構造:5問、建築施工:4問〕

 

 建築計画や環境設備は、概ね一級建築士レベル、建築構造、建築施工は、概ね二級建築士レベルの問題でした。

 

特徴的な問題

 建築物衛生法における一酸化炭素濃度の基準値に関する問題(№13)が挙げられます。令和4年施行の法改正の内容がさっそく出題された形となり、間違ってしまった受験生もいたのではないかと分析しています。

 

(2)建築法規

〔建築基準法:12問、その他の法令:6問〕

 

 建築設備以外の分野については、概ね二級建築士レベルの問題でしたが、建築設備については、設備関係の法令や告示を根拠とした専門性の高い問題も出題されました。

 

特徴的な問題

 面積、高さ、階数に関する問題(№2)の「蓄電池設置部分の扱い」が挙げられます。この種の設問は毎年のように出題がありますが、内容的には毎回違うものを対象としており、法令集を引くことに慣れていない受験生は、時間がかかってしまったのではないかと分析しています。

 

(3)建築設備

〔機械設備:30問、電気設備:24問、施工管理:6問〕

 

図・計算問題に関しては、11問でした。

 

特徴的な問題

 便所における瞬時最大給水流量を求める計算問題(№19)が挙げられます。このような具体的な図や条件をもとに求める計算問題は、過去においても出題されたことがなく、戸惑った受験生も多かったのではないかと分析しています。また、新傾向の設問もところどころに出題されており、解答を絞りにくく感じた受験生もいたのではないかと分析しています。

 

第二次試験への対策

 令和2年度から試験方法が変更され、今年で3回目を迎えます。

建築設備基本計画、建築設備基本設計製図ともに、過去に出題された内容をベースに新しい視点での学習も必要になると考えられます。

 

 例年の事になりますが、一次試験 合格発表を待っていては、二次試験受験の準備に大きく遅れてしまいます。解答速報などを利用し、合格基準点を超えている受験生には、一日でも早く二次試験への対策をお勧めします。

 

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総合資格学院HPより引用

 

全体総評

令和5年度の建築設備士学科試験は、令和4年度と同様の出題構成で、近年の災害対策や環境性能・規準改定・法改正も含めた内容が出題されました。

 

科目別に見ると、建築一般知識では、初出題の内容が散見され、また、環境計画の計算問題では、令和4年度の出題を発展させた難度の高い問題もありました。

 

建築法規では、建築基準法の建築設備関連について告示を引かなければならない問題があり、関係法令では電気事業法や電気設備に関する技術基準を定める省令からの内容が出題され、解答に時間を要する問題が増加しています。

 

建築設備では、計算問題が空気調和設備で2問、給排水衛生設備で3問、電気設備で3問の計8問出題されました。

 

これは、昨年の同範囲における計算問題の出題数(計 10 問)と比較すると、2問減少したものの3問が初出題の内容でした。

 

その他の文章問題では、実務的な知識や算出式の理解が問われる問題、過去問を発展させた内容等も出題されました。

 

建築一般知識

肢択一式・出題数 27 問で、令和4年度と同様に建築計画・防災計画からの出題は8問、環境計画からの出題は 10 問、建築構造・建築材料からの出題は5問、建築施工からの出題は4問でした。

 

建築計画・防災計画No.1~8)

建築計画について、No.1-1のボイラーの設置距離、No.1-2の発電機室、サーバー室の配置、No.2の官庁施設の建築設備等の災害対策、No.4-4のオープンループ方式など、初出題が多く見られました。

 

環境計画(No.9~18)

令和4年度と同様、計算問題がNo.11、12で出題され、No.11の内装材とコンクリ ートの境界温度を求める計算問題は初出題でした。

 

この問題については、定常状態である場合に、壁のどの部位でも、熱流が一定であることから式を立てて計算しなければならず、難度が高かった令和4年度の熱伝導率の計算問題の発展形といえる問題でした。

 

No.9-3で外皮平均熱貫流率(UA値)、No.9-4で熱損失係数(Q値)が対比される形式で出題されました。

 

No.13-1では、ビル衛生管理法の基準改正後の一酸化炭素濃度である6ppm以下が出題されました。

 

No.15-4では、建築物の緯度と隣棟間隔との関係が出題され、発展問題や初出題の選択肢が多く見られました。

 

建築構造・建築材料(No.19~23)

No.19 の構造力学では、平成29年度以来となる曲げモーメント図の問題が出題されました。

 

また、No.21?2の圧縮材の細長比や、No.22-3の鋼材の比重は初出題の正答肢でした。

 

建築施工(No.24~27)

No.24-1の質問回答書や、No.26?4のトルシア形高力ボルトの締付け後の検査などが初出題でした。その他の各部工事については、過去問からの出題でした。

 

建築法規

4肢択一式・出題数 18 問で、令和4年度と同様に建築基準法から 12 問、関係法令から6問が出題されました。

 

建築基準法(No.1~12)

「用語の定義」「面積・高さ等の算定方法」「制度規定」「一般構造」「耐火・防火」「避難施設等」がNo.1からNo.6で出題されました。「構造強度」は令和2年度を最後に今回も出題されませんでした。

 

建築設備系は、令和4年度と同様にNo.7からNo.12で出題され、ほぼ隔年交互に出題されてきた「非常用の照明装置」と「排煙設備」は、今回は「排煙設備」が出題されました。

 

建築基準法や施行令の範囲で解ける問題と、告示まで調べなければならない問題が混在していたため、細かい確認が必要でした。

 

関係法令(No.13~18)

「消防法」2問、「建築士法」「電気事業法」各1問は例年通りで、近年隔年交互に出題されている「電気設備に関する技術基準を定める省令」と「電気設備関係法令」は、「電気設備に関する技術基準を定める省令」が出題されました。

 

近年の改正事項として、建築基準法から「防火壁又は防火床による区画」がNo.5-1で出題され、電気事業法からは、新たに新設された「配電事業」がNo.16-1「自家用電気工作物の定義」で出題されました。

 

建築設備

4肢択一式・出題数 60 問で、令和4年度と同様、空気調和設備及び給排水衛生設備からの出題はそれぞれ 15 問、電気設備からの出題は 24 問、設備工事からの出題は6問でした。

 

空気調和設備(No.1~15)

計算問題については、No.5、No.10の2問が出題されました。いずれも過去に出題された計算問題とほぼ同じ内容で、計算量は多いものの、手順通りに計算できれば、正答を導き出せる内容でした。

 

文章問題については、過去出題された内容が中心でしたが、No.13のエアハンドリングユニット については、全肢が初出題で、ユニット型番やコイル列数、また、病院の手術室等における風量制御方式が問われるなど実務的な知識が求められました。

 

給排水衛生設備(No.16~30)

計算問題については、No.19、No.20、No.23 の3問が出題されました。

 

No.23は過去問の演習により、手順に沿って計算できれば、正答を導き出せる内容でした。

 

No.19、No.20は初出題で、No.19は男性用便所における給水管の系統において瞬時最大給水流量を求める問題、No.20はシャワー室においての給湯流量を求める問題で、どちらも基本となる解法を理解していないと正答を導けませんでした。

 

No.16は、流体に関する問題でした。各選択肢の算出式を覚えていなければ対応できない難しい問題でした。

 

電気設備(No.31~54)

計算問題については、No.33、No.37、No.40の3問が出題されました。令和2年度に行われた試験制度の変更以降、電気設備からは4問の計算問題が出題されていましたが、今回は1問少なくなりました。

 

計算問題の内容は、No.40の照明設備の問題が、これまで出題されなかった「室指数」を求める内容でした。

 

文章問題については、過去問中心の出題でしたが、No.34の選択肢3「非常用照明の設置の緩和規定」は近年、法改正された内容からの初出題でした。

 

また、No.42の選択肢1「(三相かご形誘導電動機における定格銘板に表示すべき事項としての)短絡インピーダンス」やNo.49 の選択肢4「単相3線式のケーブルの許容電流を求める場合の線心数」などは、過去に出題された内容を発展させた初出題の問題でした。

 

設備工事(No.55~60)

空調・給排水衛生・電気設備の各工事に加えて、申請・届出、施工管理及び建設業法に関して出題されました。いずれも問題文を正しく読み取れば正答できる内容でした。

 

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受験をしていないので、問題を見てみないと何とも言えませんが。

 

日建さんは例年並みとの評価。

 

大手予備校さんの総評で判断するとというところですが、過去問演習をベースにしているとある程度対応ができたという感じは受けます。

 

総合資格さんは難しさを煽っている感はありますね。なので、予備校でやらないと合格できないようなという含みを感じるのは自分だけでしょうか?

 

独学で過去問収集と過去問分析、そして過去問分析を踏まえての自己の合格レベルまでの差を評価できる受験生であれば問題なく合格になるとは思うのですが、それが難しいということであれば予備校にということだと思います。

 

大金はたいて予備校一択はどうなの?

 

テキストない、参考書ない、どうすればいいの?という受験生は予備校どうぞとなるのかと。

 

過去問集めて分析して、勉強すれば合格しますよと思いますが。

 

その中でも

 

ビル管法のCOは基準改正になったのですね・・・。施設管理屋としてお恥ずかしい。知りませんでした。

 

初出題が一定数あるようですが、過去問演習をきちんとして穴がないようにしていれば合格ラインは超えるようになっているはずなので、どれだけ過去問を潰せたかというところかと。

 

とにかく、一次試験お疲れさまでした。ですが、二次製図試験の日数もありませんので、引き続き頑張るしかないですね。

 

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○令和4年建築設備士試験独学製図対策

6020令和4年度 建築設備士試験第2次試験(製図)市民センターに関する大手予備校解説についてhttps://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12743995288.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その1市民センター過去問分析と予想(過去出題分析)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12744201017.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その2-1市民センター過去問分析と予想(基本計画編)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12744728887.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その2-2市民センター過去問分析と予想(基本計画編)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12745219566.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その2-3市民センター過去問分析と予想(基本計画編)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12745380046.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その3-1市民センター過去問分析と予想(衛生系統図)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12747730339.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その3-2市民センター過去問分析と予想(衛生系統図)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12748123622.html

6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その3-3市民センター過去問分析と予想(衛生平面図)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12747774544.html

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6020令和4年建築設備士試験独学製図対策その4-1市民センター過去問分析と予想(空調平面図)https://ameblo.jp/q-gaku-chipapa/entry-12747775861.html

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〇製図関係過去ブログ一覧

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・まとめ記事製図関係

6 製図対策(講習会)6020-6

7 製図対策(独学勉強方法と過去問演習)6020-7 

8 製図対策(テキスト・参考書)6020-8

9 製図対策(各論:基本計画)6020-9

10製図対策(各論:衛生計算問題)6020-10

11製図対策(各論:衛生選択)6020-11

13製図対策(試験における時間配分)6020-13

14製図対策(おすすめ建築設備士製図道具)6020-14

15製図対策(フリーハンド製図)6020-15

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・予備校総評記事

6020令和3年建築設備士最終合格発表における大手予備校総評

6020令和3年度建築設備士2次製図試験大手予備校総評&個人総評その1基本計画編

6020令和3年度建築設備士2次製図試験大手予備校総評&個人総評その2製図編

 

・製図試験時間配分

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分考察その1(とりあえずの時間配分)

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分考察その2(最終時間配分)

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分最終実績

 

・製図過去問演習の勧め

6020 建築設備士2次製図試験で自分の出題直前予想が2問ほどあたりました(過去問演習の勧め)

6020 建築設備士2次製図試験配点および採点基準考察(令和2年度試験変更対応)

 

・製図試験の基本計画を侮るものは落ちる

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策 基本計画ハードル上げてきてます・・・。

 

・製図講習会

6020令和3年度建築設備士 第二次試験準備講習会(いわゆる製図講習会)を受講しての所感

 

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6020令和3年度建築設備士2次製図試験対策 衛生系統図の書き方は大手予備校が・・・。

 

・その他

6020 建築設備士2次製図試験におけるフリーハンドをどこまでするか

6020令和3年度建築設備士2次製図試験 機器表でかなりの確率で引っかかる・・・。

 

・製図道具

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具1(持っていけるもの)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具2(筆記具・消しゴム・蛍光ペン・筆箱)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具3(電卓・直定規・コンパス・テンプレート)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具4(三角定規、三角スケール、分度器、はけ等)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具5(製図セット)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具6(バンコテンプレートプラス)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具7(15cm三角定規)

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○令和3年建築設備士試験独学製図対策

1基本方針

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その1ホテル過去問分析と予想(過去出題分析)

2各論(基本計画)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その2-1ホテル過去問分析と予想(基本計画編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その2-2ホテル過去問分析と予想(基本計画編2)

3各論(衛生選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-1ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-2ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編2)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-3ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編3)

4各論(共通問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-1ホテル過去問分析と予想(共通問題編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-2ホテル過去問分析と予想(共通問題編2)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-3ホテル過去問分析と予想(共通問題編3)

5各論(空調選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その5ホテル過去問分析と予想(空調設備編)

6各論(電気選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その6ホテル過去問分析と予想(電気設備編)

7衛生最終方針

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その7ホテル過去問分析と予想(衛生に関する最終方針)

 

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