建築設備士試験における製図道具について

 

これまた建築士試験については、いろんな合格者の製図道具・持ち込み品おすすめ情報およびあると便利情報があるのですが、こと建築設備士試験においてはほぼありません。

 

建築士試験を参考にいろいろと道具をそろえましたが、そもそも専門外の出身のため建築士試験のバリバリの建築専門教育を受けてきた人たちの評価を真に受けて使うと使えない。だって、自分は製図ほとんどしたことない。電気工事士で単線結線図、消防設備士で1類なり4類なりで消防設備の製図はしたが、そもそも建築に関する製図の本格的な試験はこれが人生においてはじめて、高校大学と授業を受けたこともないというこんな人間が試してみると、とくに製図用のオススメ筆記具などは描いていると痛くて使えない。笑

 

一次試験終了して、個々の持ち込み品を見たときは、初めて聞く道具も多々あり。。。使い方わからないのもままありました。

 

ということで、自分なりにいろいろ調べて、試してみて、令和3年度はこれで戦うと決めた建築設備士試験の製図試験持ち込み可能アイテムである製図道具を取り扱ってみます。

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今回は筆記具・消しゴム・蛍光ペン・筆箱 関連を取り扱います。
 
 
 
 

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①芯の太さ
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シャーペンについては、芯の太さはいろいろ言われていますが、専門外なのですべての太さをそろえて書きながらやっていこうかなと思いました。

なので、0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm、1.3mm、2.0mmのラインナップです。

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②シャーペン
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専門外の自分が試して思うことは、製図用の持ち手部分が金属・プラスチックすべり止めのモノは痛くて、5時間30分の長丁場の試験でもたない。たかだか30分程度の配管平面図を書くだけで痛くなり、次の平面図を書く気が失せるぐらいの痛さです。正直、こんな痛いシャーペン使って世の中の建築系の設計者は手書きをするのですかと思います。

自分は、職業設計者を目指していないので、建築受験界のセオリーや掟に縛られないので、とりあえず自分が書きやすいと思う筆記具にすることにしました。(軽く書いているけど、悩みましたよ。なんか、ネットの合格体験記ではさも製図用のシャーペンじゃなきゃダメ的な意見ばかりあふれています。本当に専門外の自分がセオリー外して合格できるのかなとか。)

最終的にはこれらに決まりました。
●0.3mmシャープ

 

 


●0.5mmシャープ

 

 

●0.7mmシャープ

 

 

●0.9mmシャープ

 

 

●1.3mmシャープ

 

 

●2.0mmシャープ

 

 

基本すべて製図用ではなく、持ち手がラバーで長時間書き続けることが可能なという視点での選択です。

とくに0.5mmのクルトガは限定モデルですが、製図も基本計画の長文も自分的にはイケる優れモノです!ラバーも程よい柔らかさ。また集中力がアップする特別なグリップとのふれこみです。というのもあって選びました。

後日取り上げるつもりですが、テンプレートや定規との取り合わせが悪いと感じることもないので、基本的にこれで直前まで図面を書き続け、不具合を感じればまた換えるということになるのでしょうが、今のところこれでよいと思っているのでこのままだと思います。

※ステッドラーの2.0mmシャープのみ、ラバータイプではなく金属メッシュタイプです。これは2.0mmが選択肢がほぼなく、基本的に自分の活用を想定している状況が、平面配管図での排水管のみです。このため5時間30分のうちの数分程度である

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③消しゴム
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●ただの100円程度の消しゴム

というか、メーカーすら忘れた学生時代から使っている消しゴムが減らないのでそのまま使っている代物です。一応、モノを紹介しておきます。本当にどれでもいいと思います。

 

 


●MONOのスティック型消しゴム(丸形)

 

 

結構、丸形は建築士試験の合格者サイトではボロクソに書かれています。

・芯が柔らかく、消すと動くのでダメ

・芯が細くて折れやすい

 

ということで、平型だという理論のようです。

 

丸形のほうが、個人的にはちょっとしたところを消すのに重宝します。排水管を書いていて、通気管の接続させようとしたときにすでに書いている排水管を少し消すとか。系統図で少し込み合っているけど、字消し版まで使いたくない程度の消しであるときなど。

 

がっつり、きちんと消すのであれば当然ながら字消し板と消しゴムですが、ほんの字消し板を使う手間が惜しいくらいの消しに重宝します。

 

芯が柔らかいとか細くて折れやすいと言われていますが、ワンノック分だけ出せばそんなことはありません。ホールドされてきっちとけしたい個所をきちんと消せます。そしてほかの場所を消すことなく!

 

自分は平型のほうが消しゴムが大きくて、使いにくいと思いました。

 

まあ、素人の自分が建築系試験のセオリーに真っ向から反論しているようになっていますが、すくなくとも平型ありきで丸型全否定ではないと自分は思います。

 

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④字消し板

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とくにこだわりなく、ステンレス製のメッシュで選んでいます。

 

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⑤蛍光ペン

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基本的にはフリクションで考えています。間違えたときに、あとから考え直したときに自分のルールと違う色であると間違えるもとだと思いますので消せる必要がある。

 

とくにこだわりなく、ド定番のパイロットフリクションです。

 

 

 

 

 

 



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⑤3色ボールペン

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蛍光ペンではなく、赤色か青色で強調したい場合に、フリクションボールペンも用意しています。

 

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⑦筆箱

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建築士試験の製図道具のおすすめでペン立てとなるペンケースが紹介され、使いやすいとのことでした。ということで購入。職場の昼休みなどで休憩室でコンパクトに製図をしなといけない状況になるのですが、場所も取らず整列して入れられるのでけっこうよいです。

 

ということで、このペン立てになるペンケースはおすすめです。

 

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