アカデミックな語彙の身に付け方《モンテッソーリの動物クイズ》 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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先週より保持教室の新年度の対面クラスが始まり、今週からはオンラインクラスの方もスタートしました。
 
初日の授業で、イギリス出身の先生よりアメリカのどこで育ったかという質問を受けている娘(笑)。
自己紹介くらいであれば、それなりに聞こえるのかもしれません^^;
 
スピーキングに関しては、同年代の英語ネイティブの子たちとある程度対等に話すことが出来ても、彼女が圧倒的に不足しているのは『アカデミックな語彙』母語で考えても分かるように、話し言葉は日常から吸収することができても、こういった語彙はやはり学校の「教科」の中で学んでくる部分が大きいと感じています。英語となれば、ますます意識をしないと身に付かないこれらの語彙。
 
一時は娘のリクエストで親子英語家庭には馴染み深い“Spectrum”シリーズを取り入れた時期もありました。けれども、ワーク自体ほとんど行った経験がないため、やはり数ページやっただけでもうお腹いっぱいになってしまった様子。モンテッソーリのおしごとのような、時間を忘れて向き合うような姿勢は、残念ながら見られませんでした。
 
だったらと…。
 
最近敢えて取り入れているのは低学年の頃取り組んできたモンテッソーリのおしごとを、語彙習得目的で行うこと。
 
こちらは、動物学のおしごと「動物クイズ」です。
“I Spyゲーム”に続くおしごととして、動物の生活様式を知る手がかりとなる情報が説明カードに書かれています。
※我が家はMontessori for Everyoneのこちらのカードにお世話になっています。
 
例えば、カンガルーであれば…。
 
わたしはオーストラリア生まれの大きな動物。
「有袋類」という種類の哺乳類です。
赤ちゃんが一人で暮らせるようになるまではお腹のポーチに入れて運びます。
さて、私は誰でしょう?
 
モンテッソーリの生物学ではこれらの情報を整理していく「分類」が非常に重視されています。
その初期段階のおしごとのこの動物クイズ。
ゲーム性がありながらも、「有袋類」「哺乳類」といったアカデミックな語彙も頻出し、英語はもちろん日本語でも初めて聞くような言葉がたくさんでてきます。
 
これらを絵カード(写真)、名称カード、説明カードをマッチングさせていくこのおしごと。
 

 

動物の分類だけでなく、類推力、語彙力、時にはクリティカルシンキングなどに繋がります。

 

娘も何となく語彙としては知っていても、英語と日本語がマッチしていない部分もあり、おしごとが終わった後にはワークジャーナルに書き込んでいました。

 

 

 

語彙の習得方法はたくさんありますが、幼児期からモンテッソーリの絵カードにたくさん親しんできた娘には、これが一番しっくりくる様子。何度もカードを読んで、手を使って操作をして、ああでもないこうでもないと話をして(笑)、時には辞書の出番があったりして…。

 

こんな笑いがたくさん詰まった時間の中で触れた語彙は、やはり定着率はワークで書いて覚えたものよりも良さそうです^^

 

◆◆

 

彼女の語彙の基礎を築いてくれたOxford Read and Discoverシリーズ。

今でも、おしごとの分野に合わせてレファレンスとして活躍してくれています。

 

 

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