ダイニングの本棚に並べられているお馴染み”Spectrum"シリーズ。実はこちら、娘が2歳の頃、母が意気込んで購入したものでした。今では表紙もリニューアル(ってもう何年も経ってますね^^;)。もうこのカラフルなシリーズを見つけることの方が困難なのかもしれません。
とにかく英語力を身に着けてほしいとすがるような想いで購入したこちらのシリーズ。けれども、娘が実際手を付けることはありませんでした。モンテッソーリ教育に傾倒するあまり、ワークブックを必要以上に排除してきた我が家。まさに120%インテリアと化していたこちらのシリーズ。
けれども最近・・・。自分からこれをやってみたいと言い始めました。ただでさえ時間がない中、果たして今の彼女にこれが必要なのか。よく分かりません。
しかし、我が家の7歳児。
最近あることを思い始めたようです。
「英語ができるようになりたい」
きっかけは保持教室の初めてのテスト。
自分の書いたストーリーを何度も読み返し、本番のプレゼンではクラスで笑いも取れ大満足だった様子。けれども、筆記の方は想像していた以上に難しかったようです。
曇った表情でスクールを出てきた彼女。
”The test was easier than I (had) expected."
クラスメートたちが口々にそんな感想をもらす中、力の差を感じている様子の娘。
悔しい気持ちを口にすることはなかったものの、あの日以来、彼女の英語に対する姿勢の変化が感じられるようになりました。ワークを自分から要求するようになった以外に、メニューとしては変わらないのですが、大きく変わったことと言えば
「丁寧に向き合い始めたこと」
辞書を引いてイマイチ意味が掴めなければ、別の辞書を引いてみる。
植物の名前などは辞書以外にも、画像検索をしてみる。
とにかく「自分が理解する」ということに重点が置かれ始めている印象を受けています。
がむしゃらに娘に英語を押し付けようと試みた幼児期。
小学生になったら時間がなくなるから、幼児期の貯金こそが大事だと疑わなかった日々。
けれども、小学生になると「自分の意志」というこれほどまでにパワフルなものが生まれるのだと当時は知る由もありませんでした。
こんな風に娘の英語を客観的に見えるようになったのもつい最近のこと。
母から離れ、どんどん自分の世界を作り出していこうとしている今だからこそ、少しだけ余裕を持てるようになったのかもしれません。
髪の毛を振り乱していたあの頃には全く見えなかった世界。
景色は日々変化するのだと改めて感じています。
娘に負けないよう、母も頑張りたいと思います^^;
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