「成績の良い子を育てたいですか」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

先日、娘の通う子どもの家小学部の保護者会がありました。1学期の活動内容を詳しく聞くことのできる貴重な時間です。普段であれば、誰かに話すことが阻まれる内容も、園長先生がしっかりと話を聞いてアドバイスをくださいます。

実は、最近ちょっとモヤモヤしていたことがありました。

それは娘の学期末テスト前日のこと。仲良しのお友だちがノートを学校に置いてきてしまったということで、娘のノート20ページほどを写真に収め、お友だちママに送信。

数日後。

テストが返却されると娘よりお友だちの方が高得点(笑)。

感謝してくれるお友達ママとは対照的に、複雑な面持ちの娘。

先生の板書がほとんどなくなっている2年生の授業では、自分でノートを作り上げることが必須で、彼女には愛着のあったオリジナルノート。お友だちが困っていること知った時は、自分も当たり前のように手を差し伸べたものの、結果を知ると、そんな気持ちが薄れてしまったようなのです。

娘の幼さに少し残念な気持ちを抱いてしまった母。正しいことを行ったと分かっていても、娘が傷付いていることも事実。

すると、園長先生からこんな言葉が投げかけられました。

「成績の良い子を育てたいですか。それとも、人としての心を育てたいですか。」

人よりも良い成績を取ることと、困った時に助けてあげる心を育てること。

どちらが子育てにおいて大切か・・・。

そんな先生からの問いかけに、一気にモヤモヤは吹き飛びました。

日頃、与えてもらうばかりの我が親子。
与えることの喜びを感じられる人に成長したいと心から感じる日々です♡

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