真の学びの場所 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

残念なことに、日々の生活の中で、モンテッソーリ教育から離れていくと感じることがあります。特に2年生に進級してからは学校の宿題や保持教室の宿題に追われ、幼児期のように好きな時に好きなだけとはいかなくなってきたホームモンテッソーリ。

けれども、モンテッソーリ教育の素晴らしさを確認できる場所があります。

 

それは「子どもの家」

 

我が家においては、「真の学びの場所」とも言えるとても大切な場所です。

 

この1か月ほど、娘がとっても意欲的に取り組んでいたおしごとがありました。

そして完成形がこちら。

 

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織り機を使って編んだ世界に一つだけのポシェット。

 

この何とも言えない優しい色合いは、自分たちで作り上げたもの。

 

公園で見つけた松ぼっくり。

デザートに食べたブドウ。

カレーを作った際に出た玉ねぎの皮。

 

それらを子どもの家へと持っていき、材料を煮て草木染めをしたものです。

 

実はこれ、宇宙教育の5つのグレートレッスンからすべてつながっています。

この1学期の間に宇宙がどのように始まり、光や星はどのように出現し、そして生物がどのように生まれたのか。こんなストーリーが毎週展開され、その中で出てきた「植物」という存在。

 

動き回る動物とは違い、そこに存在する気候のもとで育つ植物。

そんな草木を身近に感じるために、費やしたのがこのポシェット作りでした。

 

今後、理科という授業の枠の中で学ぶ時間も始まりますが、それとはまた違った切り口でこれらの自然に感謝する時間が用意されている子どもの家。

 

娘にとっては学校同様、かけがえのない場所であるようです。

 

3年生となると下校時刻が遅くなることで、今年最後となってしまうであろう子どもの家。

どこかこのエッセンスを何とかホームモンテッソーリに散りばめたい!!

そう願いながら、試行錯誤を繰り返す母^^;

 

第二の学びの場所となれるよう、精進あるのみです。

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート