「ワークプラン」か「ワークジャーナル」か…数年悩んだ結果 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

母のおしごと観察ノートは殴り書きでいっぱい(笑)
 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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モンテッソーリのエレメンタリー課程では「Work Plan(ワークプラン)」もしくは「Work Journal(ワークジャーナル)」が取り入れられています。

 

果たしてこの2つ、何が違うのでしょう。

 

●Work Plan(ワークプラン)⇒おしごとの前に、おしごとの予定を書き入れたもの

●Work Journal(ワークジャーナル)⇒おしごとの後に、行ったおしごとについて書き入れたもの

 

日本語に当てはめるなら、「計画」「振り返り」といったところでしょうか。

 

娘も小学校ではこの両者を取り入れています。毎日予定を書き、一日の終わりには振り返りを行う形が定着しています。

 

しかし母は、このプラクティスに意義を見失うことがたまにあるのです。特に休校がまだ続いている我が家では、娘にとってはこの計画表は時にはプレッシャーとなり、時には終わらせることが目的となってしまう気がしたからです。毎日の振り返りも、成長材料の1つとなればいいのですが、今では習慣化しているが故に、その行為自体にどれほど意味があるのか分からなくなる時が定期的にやってきます。

 

そんな日頃の学校生活の経験もあり、我が家では娘によるホームモンテッソーリの「ワークプラン」と「ワークジャーナル」は取り入れずに今まで来ました。しかし、この休校中、おしごと時間も増えていることから、そろそろこのツールを取り入れることを考え始めました。

 

「ワークプラン」か「ワークジャーナル」か決まらない

 

このワークプランとワークジャーナルに関しては、モンテッソーリアンの間でも非常に議論の的となるトピック。何年にも渡り、SNS上で繰り広げられるディスカッションを見ては、自分なりに考えてきました。しかし、結局母の中で行き着いた結論は、正解はないということ。究極、子どもの数だけ手法はあるのではないかということでした。

 

今回まず初めに考えたのは、どうして娘にワークプランもしくはワークジャーナルを付けることを提案したいのか。この「どうして」という部分が、第2の発達段階にいる子どもたちには非常に重要。幼児期のように「お母さんが言ったから」ではもう通じなくなるこの時期。

 

「幼児期にはきちんとできたことが、小学生なるとだらしなくなってくる」

 

と以前モンテッソーリアンの恩師に漏らしたことがあった母。

 

「どうして、きちんとして欲しいか話し合ったことはある?」

 

と聞かれ、はっとしたことを覚えています。

小学生なんだから当然分かるだろうと思っていることが、実はこの「どうして」の部分が抜け落ちているが故に、上手くいかなくなることがあることを知った瞬間でした

 

話が逸れましたが、この「ワークプラン」と「ワークジャーナル」。

我が家は、ホームスクール家庭ではないため、プランと呼べるほどのおしごと量はこなせていません。だから、ここは今まで通り母がある程度のロードマップを把握しておけば良し。しかし、「ワークジャーナル」に関しては、母の観察ノート以外にも、娘自身が綴るツールを一つ用意しても良いのではないかと考えました。

 

我が家の「ワークジャーナル」の目的とは

 

ただの「日課」とするのではなく、ゆっくりとじっくりと振り返ることを目的としたこの「ワークジャーナル」。どんな発見があって、どこが楽しくて、どこが難しかったか。大切にしていきたい部分があったか。などなど。まずはWeeklyで振り返ることを目安に、後は娘の気の向くままに、いつか読み返した時に、母と過ごしたホームモンテッソーリの思い出として、彼女の心にいつまでも残ってくれたらいいなと思っています。

 

モンテッソーリスクールで渡されるような上等なジャーナルでは決してないですが、今回娘に渡そうと用意したのは、このノート。きっと彼女のことだから、イラスト付きのジャーナルが出来上がるのではないかと、5色の無地のノートにしました♡

 

 

数年悩み続けた「ワークプラン」か「ワークジャーナル」か…。

母からの提案に娘は大興奮♡

 

果たして、長年悩んだ結果のこの「ワークジャーナル」。

思い描いているような形となるでしょうか^^;

 

★★

 

本日のモンテッソーリアンによるおススメ本は、小学生以降のモンテッソーリ教育を知りたい方のバイブル本。

 

 

子ども達が自らの疑問を解決するためのスキルや、責任感を持ちながら自由を管理する方法など、小学生以降の子ども達を紐解く一冊。

 

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