小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
「モンテッソーリ教育は、学校の成績に繋がりますか」
こんなご質問をいただくことがあります。
塾、公文、そろばん、通信教育…などなど。
沢山の「学びの場」がある中で、モンテッソーリ教育とは果たしてどういう位置付けなのか。
気になるところですよね(笑)。
母も、モンテッソーリ教育を学び始めたころ、幼稚園でかけ算のおしごとをするお子さんの姿に、ワクワクしました。
「モンテッソーリ教育ってすごい!!天才を育てる教育法!!」
目を輝かせながら、夫に伝えたことを覚えています(笑)。
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あれから8年。
結論から言うと…。
残念ながら我が子は、天才には育っていません(笑)。
塾や公文などで先取りをしてきているお友達と比べると、持ち合わせる知識量も断然少ないでしょう。
我が家のホームモンテッソーリは、あくまでも彼女の興味がベースとなっているため、学校のテストにも成績にも直結するものではありません。
ただ、モンテッソーリ教育を取り入れてきて恩恵を受けていると感じる部分は多くあります。
それらは、ハードスキルというよりソフトスキル。
話を聞く姿勢
小さいころから「提示」を見ることで自分が出来るようになることを知っているため聞くときは真剣。
字を書くことが好き
書く敏感期をサポートしてきたことで、字を書くことが好き。ノートが友達たちの間で好評(笑)。
お手伝いが好き
「役に立っている」ことに幸せを感じるタイプ。学級会のまとめなど、仕事をよく持ち帰ります(笑)。
などなど…。
決して直結ではなくとも、これらは娘の学校生活において確実にプラスのスキル。
先生の話をよく聞いて、しっかりノートにまとめる。
これだけのことでも、小学校生活の基礎が固まると感じています。
深草こどもの家の卒園生(出版当時は大学生)の方は、書籍の中でこのように述べています。
深草こどもの家で私が学んだのは、倫理的に大切なことー仲間を大切にしたり、やさしくしたりすること、順番を抜かさない、約束は守るーなど、自由の中でも守らなければならないこと、人との関わり方の基礎です。(「自分で考え、自分を育てるモンテッソーリ教育」、赤羽惠子、友好学園「深草こどもの家」講演会議、2013、93頁)
人としての根幹を育てるモンテッソーリ教育。
アカデミックの部分だけではなく、親も子も、人としてどう生きるかを提示してくれる教育法だと思います。
モンテッソーリ教育が学校の成績に繋がるとは言えなくても、学校生活においても大切なツールを与えてくれることは確実。
やはり我が家にはあって良かったと、心から感じます♡