幼児期に気付けなかったこと | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

お受験前日、Trick-or-Treatingに興じるYuzy(笑)(4歳2ヶ月)

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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このブログを開始して7年半。

 

気付いたら記事も1600を超えていました。

 

誤字脱字も多く、無駄に長いのが特徴のこのブログ(笑)。

一度記事を上げてしまうと、読み返すことはほぼありません^^;

 

ただ、幼児期のお子さんをお持ちのお母さん方からメッセージをいただく中で、少しずつ過去の自分の記事を読み返すことがでてきました。

 

母親10年目となった今、感じることは、当時気付けなかったことがいかに多いか。

 

本日のタイトル「幼児期に気付けなかったこと」です。

 

 

子どもは常にメッセージを送っている

 

モンテッソーリ教育を取り入れてきた我が家では、娘が2歳半を過ぎた頃から「おしごと」と呼ばれるモンテッソーリの活動を繰り返してきました。このブログで記録に残しているのは多分全体の2~3割ほど。そう思うと、かなりのおしごと量になります。

 

当時はおしごとは多ければ多い方がいいと信じて疑わなかった母。

逆におしごとをしない日は、罪悪感すら感じたものでした。

 

娘が集中していないと、「ほら、よく見ててね」と声がけ。

細部を見落としていると、「ほら、ここも見て」と声がけ。

 

自分からメッセージを発信するばかりで、子どもからのメッセージは受け取ることをしなかった当時。

 

けれども、今考えると、この集中力と注意力の欠如は

 

「このおしごとは自分の成長には貢献していないよ」

 

という娘からのメッセージだったのだと読み取れます。

 

モンテッソーリの活動は、「子どもの発達に見合った活動か」ということがまず最初に問われます。

見合っていないのなら、活動していないのと同じ。

もしくは、害にしかならなない場合もあるからです。

 

 

子どもからのメッセージが隠れているさまざまな「形」

 

逆に、子どもからプラスのメッセージが送られ続けている場合もあります。

 

3歳の頃に何度も楽しんだ「ビーズ落とし」のおしごと。

 

 

 

この記事を読み返すと、

 

●落とすために用意してあったホワイトビーズはあっという間に終了。

●もっと落としたくて自分でピンクビーズを用意。

●ビーズの混ざり合う音に大喜び。

 

まさにおしごとへの情熱がひしひしと感じられて、娘自身がプラスのメッセージを送ってくれていることに気付きます。小学生となった今でも、このプラスのメッセージは、時には質問の形であったり、新たなおしごとの追加で合ったり、様々な形で現れる日々。

 

当時はこのプラスのメッセージもマイナスのメッセージも上手く受け取ることが出来ずに、ただただ受け流してきた母。母親10年目となり、子どもから発信される貴重なメッセージにこそ、大きな鍵があったのだと、やっと気付いた気がします。

 

--

 

まだまだお喋りも発展途上だった幼児期。

自分の心の内を上手く表現することが出来なかったあの頃。

 

モンテッソーリのおしごとに限らず、受け取るべきメッセージがいかに多かったか。

気付けなかったことが悔やまれます。

 

もし、お子さんとのおしごと時間、上手くいかないと感じているなら…。

 

ぜひ、自分の想いを伝えることよりも、まずはお子さんからのメッセージは何だろうと立ち止まってみてください。

 

そうすると、また違った景色が見えてくるかもしれません。

 

 ご訪問、誠にありがとうございますハート